先急ぎ衝動を有効利用したいなぁ

本日運転免許証の更新に行ってきた。
残念ながら、違反運転者にエントリーされている。
おそらく、原付で一旦停止をしたのに、そう見られなかったあの時のせいだ。
というわけで、120分の講習が課せられた。

14時頃~16時頃の時間帯だったので、めっちゃ眠くなったらどうしよう、と心配していたのだが、けっこう勉強になった。
特に「先急ぎ衝動」の解説は面白かった。

先急ぎ衝動とは?

生物が生き残るためには、ほかの生物より早くエサにありつかなければならない。
だから速く動くことが求められる。
逆を言うと、速いやつほど生き残こる、そして遺伝子を残せる。
家で飼っている金魚もそうだ、エサにガンガン食らいついて、よく食べる金魚が一番でかくて元気だ。

また、弱肉強食の世界では食べる方も速くなければ逃げられてしまうし、逃げる方も早くなければ、食べられてしまう。
だから、「速く動く」=「生存競争で勝つ」ということが言える。
そうやって生き残ってきた人類も「人より速く動きたい」という本能があり、それを「先急ぎ衝動」と言うらしい。

交通における先急ぎ衝動

先急ぎ衝動は交通において、色々な問題となって現れる。
「信号無視」「合流拒否」「追い越し」などなど、人より速く進もうとすると、事故の危険性が高まるのだ。
だから先に行きたいという本能を、理性によって抑えようね。という話だった。

日常でもある先急ぎ衝動

確かに、急ぐ必要はないのに、人より速く進みたくなる時がある。
例えば、通勤電車が目的の駅に到着した時、1番に改札を出れるかどうか、どんな人に負けたのかを気にしてしまう。
例えば、歩道で信号待ちをしている時、他の人が信号無視をすると、なんだか損した気分になってしまう。
例えば、自分の並んだレジの列は他の列より進まないような気がしてしまう。

専門家ではないので、すべてが当てはまっているかは分からんが、急いでないのに、先を越されるとソワソワしてしまうのは、水戸黄門のテーマ曲のせいではなく、先急ぎ衝動のせいだと考えられる。

先急ぎ衝動を活かせないのか?

交通では、デメリットの多い先急ぎ衝動であるが、グータラな自分には、先急ぎ衝動がもっとあった方がいいのではないかと思う。
例えば、眠たい朝に先急ぎ衝動が発動されると、パッと起きれそうだ。
例えば、締切の迫っていない仕事はのんびり取り掛かってしまう時、先急ぎ衝動のスイッチを押したい。

そういえば、受験勉強の時に、勉強に身が入らなくなったら、「自分が遊んでいる時に、他の人たちは勉強していると思え」って、誰かが言ってた。
これは自分で先急ぎ衝動のスイッチを押す手法ではなかろうか。

結論は出ませんが、とにかくしばらくは実験をしてみます。
やっといた方がいい目標や作業などがある時は、そこに行列が出来そうな状況を想像して、一番前に行くために動く。がんばる。

実はこの投稿も、「早く書かなければ、先に誰かが書いてしまうかもしれない。」
そう想像して、急いで書きました。

・・・ウソです。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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