こんにちは、毎日違う風に稼いで生きていきたいと思ってる男wishigrowです。
僕の理想の働き方は、7足の草鞋の1週間です。

それはなぜか?

飽き性という面もあるだろうし、仕事を楽しみたいということでもあると思う。
どんな仕事でも、毎日やるのと、1週間に1回だけやるのとでは娯楽性が違う。
この先同じことの繰り返しか~って思いながら働ける人は本当にエライと思うけど、自分には無理だ。

自分は社会のメインストリームから、とうの昔にはじかれておりますので、就職したとしても、時間を切り売りするような働き方しか望めないし、そんな働き方で今後も食っていける保証もない。
ならば今、別の働き方を模索せねばならない。
分業体制が基本である世の中でもあるし、専門性が問われる世の中であるのだが、どうにか同じ仕事ばかりせずに生きていけないだろうか。

そう思っているのは僕だけではない

大手旅行会社のIさんは、wishigrowみたいに色んな仕事をするのには憧れるって言っていた。大手企業に勤める人もそんな風に思うのかと驚いた。
また、市役所職員のKさんは、僕に”ナリワイをつくる”という本を勧めてくれた。公務員として安定している人も別の生き方を考えるんだなぁって思った。

こんな自分でも誰かが生きれなかった人生を生きていると思うと、ちょっとピリっとするし、誰かにはできない実験をやってみようという気になってくる。
で、今日は”ナリワイをつくる”のまとめと書評を書いて、今後の働き方の参考にしたいと思います。

”ナリワイをつくる”の要約・まとめ

生きていくための支出を減らす。
すると色々と身の回りのものを自分でつくることになって、それが稼ぎ口の下地になる。
健康でいられる働き方も大事で、競争しないことも大事。
競争しないということは、非常にニッチな市場を相手にすることになるし、そういう市場は大きくは儲からない。
だから、そういう月1万円~8万円くらいの稼ぎ口を複数持てばいい。新しく稼ぎ口を見つける視点としては、”未来”と”日常の違和感”を見つめておくこと。
こうなったらいいなぁ、こういうものがあったらいいなぁというものに対して自分なりのアプローチをして、稼ぎ口を見つける。
そういうものが見つかったら、周りの人に商品やサービスを提供してみる。
それでうまくいけば値段をつけて売ってみる。

以上

というわけで、この本は実用書っぽいけど、思想の本でもあるので、要約すると本の良さが伝わりにくいなぁと思います。
さらさら読んで何か一つでも実践すべきだと思う。

”ナリワイをつくる”の書評・感想

言葉が分かりやすくてさらさら読めます。
今すぐ田舎暮らしを始めたいという衝動に駆られます。

でも、働き方に関することを読み解くと、起業の心得とさほどは変わりません。

まず、自分のやりたいことをやるためには、時間があることがとても大事です。
空いてる時間が無ければ、やりたい仕事でも引き受けられませんからね。
その時間をとるためにも、生活コストを下げておくというのはすごく大事。
それか、貯金があることですね。

”健康でいられる”というのが、他の起業本にはないコンセプトですね。

ニッチな市場で勝負しようとか、実績をつくるためにタダでもいいからやってみようというのは、他の起業本にも出てきます。

ナリワイ的生き方は楽しいけど楽ではない

ナリワイ的生き方をすると、きっと楽しいんだろうなぁって思います。毎日同じ電車で通勤して、同じような仕事を繰り返さなくていいのだから。
また、用意された仕事をこなすのではなく、自分の考えで工夫して成長していける。
仕事を通して仲間が増えていくとも書いてある。

ただ、楽な生き方ではないですよね。
自ら頭も体も動かして生きていかなければならない、誰かに言われるがまま働いて一定の給与をもらった方が楽だったりする。

ですので、今後も安定した収入が得られそうな人は、ナリワイ的な生き方はしない方がいいと思いますよ。
でもね、僕みたいにメインストリームから外れた人間や、ブラック企業に使い倒されてうつ病になってる人、ひきこもっている人にとっては、優れた生き方戦略だなぁと思います。

あとねぇ、まちづくりや地域の活性化もこっちにあると思うんですよね。
大企業の本社や工場がバーンって地方に移転しても、機械化されてたり、海外にアウトソーシングされてたりするので、地域は活性化しないって藻谷浩介先生も言っていた(と思う)。
若者たちがナリワイ的ビジネスを地域内でまわすと、そこは魅力的なまちになると思うんですよねぇ。
だから、自分が先行者になんなきゃなぁという思いもあります。

この記事を書くのはストレスでした

ちゃんと平均的な収入を得ていない自分が、働き方の記事を書くのはストレスでした。
しょぼい自分を認めながら書かなければならないからです。
しかも、この本は2年くらい前に読んで、今の僕ですよ。
だから今、ぐったりしていますよ。

ふぅ、
あと一歩だけ前に進もう。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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