「大冒険の物語です。ノンフィクション。」

こんにちは、あまり計画を立てずに行動して、よく痛い目にあうwishigrowです。
5月と言えば気候が良いのでアウドドアでのレジャーをしたくなりますよね。
ということで、先日行けなかった行者ヶ森(記事)への山道をリベンジしたところ、楽しかったり、心地よかったりもしつつ、山道で迷ったり、遭難の危機を迎えたりという話です。

岩屋神社から石山寺

まず、山をなめてはいけません。
綿密に計画を立てるか、経験者に同行してもらうべきです。
遭難のニュースを耳にすると『あほやなぁ、遭難するくらいなら町でおとなしくしとけ。』と思っていたのですが、そう言う自分自身が遭難しかけましたよー。

修行のような気分でいたり、森林浴で癒されたり、痛い目にあったり、冒険心が満たされたり、そして泣きそうな気分になったりしました。

修行のような気分で椥辻駅を出発

スタート地点は京都市営地下鉄東西線の椥辻駅です。
(午前9:35)
ここからまず岩屋神社を目指します。

これは1人旅です、1人で山を目指すなんて修行としか思えません。
俗世への執着を捨てるために、山へ登るのだと思いました。

岩屋神社

岩屋神社鳥居

おみくじで大吉

わーい。

大吉

”今までは苦しかったやろうけど、今からは立身出世”やって。

念願の行者ヶ森にて森林浴で癒される

岩屋神社から行者ヶ森への道はやはり急坂で険しい。
でも、先日登ったので、それは承知の上です。
鹿がいましたよ。すぐ逃げちゃったけど。

行者ヶ森

行者ヶ森

ここは特に何にもないんやけど、山の上の台地になっていて、名前の通り”森”を満喫できます。
住みたくなるくらいでした。
大きく深呼吸して、森の空気をたくさん吸いました。
街中のおしゃれCafeなんかよりずっと癒し空間です。
自然の力を借りるような感覚になります。
(午前10:54)

牛尾観音に行こうと思ったら道を間違えて遭難の危機

やってしまいました。
分かれ道を見落としていた。

すれ違う人が「醍醐山から来た。」って言うのです。
『この道を行くと醍醐山に出ちゃうのかー、ウゲー。』って思いました。

ここで引き返せばよかったのですが、『他にもルートがあるんちゃう?』なんて思って、変な脇道にチャレンジしました。
それが運のつきでした。

しばらくは道が続いていたのですが、途中で道が分からなくなりました。
またもやここで引き返せばよかったのですが、『ちょっと下ったところが明るくなってるやん。』って思って、道なき林の中をガンガン下って行ったのです。

そして、ミニ滑落。
地面がズルって滑ったり、しっかりしていると思っていた木が簡単に折れたりするのです。

滑落した沢

滑落した地点は道のない沢
(午前11:50)

これで状況のヤバさに気づいて、とにかく登って元の道に戻ることにしました。
山で遭難した時は下ってはいけないそうです。
Webプログラミングの先生の教えに救われた~。(何を教えてもらっとんね~ん。)

這うように登り、無事に元の道に戻れました。

ジーパンには泥が付き、軽傷でしたがケガをしました。

軽傷

冒険心を満たす登山ルート

正式ルートには他の登山者もいて、すごく歩きやすい道でした。
どこでミスったかもちゃんと把握できました。(自分のアホさも)

冒険橋

冒険心も満たしてくれる山道です。

桜の馬場

バーベキューの香りがただよってきたかと思うと、そこは桜の馬場と呼ばれる場所でした。
車でアクセスできて、バーベキューをする人もちらほら。

桜の馬場

でも、

ゴミ

「こういう場所にゴミを置きっぱなしにする奴らは、呪われろ。」

牛尾観音

牛尾観音

修験道の修行の場所。
wishigrowは自然信仰やし修験道は向いていると思う。
修行しようかなぁと思いました。
(午後1:00)

牛尾観音大杉

パワーのある大杉

牛尾観音の鐘

そして、ここからはルートが格段に分かりやすくなり登山の楽しさを感じることになります。

音羽山山頂の絶景

しばらく歩くと、音羽山の山頂になります。
標高は593m
山科と京都、そして大津と琵琶湖を一度に眺めることができます。
(午後1:45)

音羽山パノラマ

天気が良くて気持ちがいい。
誰か連れて来てやらないとなぁって思いました。

音羽山自撮り

眩しいくらいの天気だったのでちょっとしかめっ面。疲れていたせいもある。

石山寺への距離感がバカになってた

『おっしゃー、いい景色も見れたし、もう下山やー。』っていう気分でいたのです。
石山寺はこちらっていう風に標識が立っていました。
『じゃあ、石山寺行くかぁー。』って思いました。

しかし、歩いても歩いても着きそうになくて、景色で見えた街にどんどん近づいて行くのかと思ってたらどんどん見えなくなる。
何てことはない、音羽山から石山寺まで7㎞くらいあるのです。
ちゃんと標識を見ていたのに、距離感がバカになってた。

面白い一本道

膝が笑い出した、そして心が泣きそうになった。

しかもまためっちゃ道が険しくなった

東海自然歩道っていう標識があったので安心はしていたのですが、途中からそれがなくなって、道がめっちゃ険しくなった。
(途中で違う道に進んでいたようです。)

険しい道

来た道を振り返ると急斜面。こんなに険しいのか!

ただ今回は赤い印が等間隔にあったので、険しいけれども、どこかには通じている感じはありました。

民家が見えた時は、めっちゃ安心した

民家が見えた

俗世ってすごく安心。
執着は捨てれません。

石山寺

疲れ果てて、判断力もなくなって、また迷ってしまって余計に歩く羽目になったのですが、意地で石山寺まで行きました。
(午後4:30)
遅くなったので参拝もできず、写真を撮るだけのために。

石山寺

旅の終わり

石山寺からバスに乗り、JR石山駅へ。
とりあえずビール。

石山駅でビール

あとは、電車に乗って帰りましたとさ。

人生について学んだ

たくさんの教訓がありました。
●計画の必要性。
●先達の必要性。
●情報収集も大事。
●間違いに気づいたら元の道に戻ろう。
●目的地が明確ならちゃんと着ける。

wishigrowは人生に滑落してますが、上を目指して登っていきます~。

そして、一緒に冒険してくれる人、募集中で~す。
って、この記事の後じゃ、いないか・・・。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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