思っていることを書いておこう、安保法案衆院通過はしゃあねぇ

「だから、選挙の時にもっと頑張っとかなあかんねんて。」

こんにちは、wishigrowです。
2015年7月16日、歴代政権が憲法9条の元で禁じてきた集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案が衆院を通過しました。
国民の一人として意思表示しておきたいなぁって思います。

前提としては、自民党政権自体に不支持ですので、ムチャしよったなぁって思っています。
とは言え、こんな風になるであろうことは、前回(2014年)の衆議院選挙結果が出た時点で分かっていたことなので、ワイワイ騒ぐ気にはなりません。
「だから、選挙が大事なんやって!」っていうのが一番の主張です。

安保法案が成立するとどうなるの?

集団的自衛権の行使が可能になる。
他国軍の後方支援が積極的にできる。
など。

とにかく、嫌な感じは拭えませんね。
敵が増えそうです。
殺し殺される関係の拡張って感じがします。

なんでこの法案が必要なん?

「積極的平和主義」とかって言ってはるけど、すっごく逆行している感じがしますよねぇ。
この法案の必要性ってモヤっとしてるんですよね。

政府は明言を避けているけど、対中国という意識が働いていると想像します。
中国が南シナ海でムチャしてる時に、傍観しているだけじゃヤバいよーっていうのがあると思う。
中国との対立を避けるために、そこを隠しながら説明しようとするから、ホルムズ海峡ってどこやねん!という話になるんやと思います。

「中国が軍拡して、ムチャムチャしとるんやけど、アメリカの影響力も低下してるし、日米同盟を強化しとかなヤバいねん。」
っていう法案ですよね。

憲法違反

さらには、「集団的自衛権は憲法違反やん」っていう話。
「時の権力者が憲法違反な法案を無理矢理成立させるなや!」って怒っている人もいます。
野党は概ねそういう考えです。
僕もムチャしよるなぁと思います。

だから議論が深まらない

法案の本質を隠し、さらには憲法を違反しちゃってるので、国会でも議論が深まらないんですよね。
国民にも中身が伝わりません。

しかし、前回の選挙の自民党は多数を占めているので強引に決めれるのです。

野党議員はできることが限られていて、「カメラに向かってプラカードを提示するパフォーマンスをするな!」っていう人もいるけど、採決に反対して、国民に向かってアピールするしかないのが現実です。
国会のない日は一生懸命に街頭演説をしてはります。
それが、少数野党の現実です。

デモが盛り上がってるけど

この状況を受け、各地でデモが行われています。
学生が主体の団体も立ち上がってがんばってくれています。

しかし、このデモによっては、何も変わらないと思います。
変わらないという現実を目の当たりにした時にガッカリしないように気を付けてねって言いたいです。

選挙の時に頑張らないといけないんですよ。
特定の候補者を応援して、周りの人に投票依頼をすべきなのです。
自民党が危ないなぁと思ったら、対立候補を当選させるしかないのです。
対立候補もショボイと思うなら、自ら育てる努力をしましょう。

これはデモに参加するよりも勇気のいることです。

今回のデモがどれだけ盛り上がっても、自民党議員・公明党議員は安心できる状況にあると思います。
なぜなら、このデモが自らを落選させうる力にならないもんねぇ。

民主主義をあきらめないでいよう

今回の法案通過はかなり強引に見えるけど、ある意味では選挙で多数を占めてる政党がやってるのだから民主主義なんですよね。
それ以外に民意のはかりようがないしさぁ。

衆議院選挙は一番長くても4年に1回あります。
2018年か、もう少し近くなるか。

その時までに、信頼できる政治家を見つけておくか、新たに育てておくか、みんな頑張ってください。
民主主義をあきらめないでいよう。

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です