こんにちは、火中にいます、wishigrowです。
火中のワラクリです。

2015年9月3日、”学生祭典in伏見”の運営チームとの意見交換会が寺田屋前のピアーズンピアーズにて実施され、出席しました。
意見交換会とやんわり表現しましたが、明らかに僕が”学生祭典in伏見”をディスったことに端を発するものであり、『意見があるなら直接言えや!』という趣旨の会だと解釈しています。
だからほとんど被告人のポジションっす。

というわけで、”寺田屋騒動2015”が起こるかもしれないと恐怖におののきつつ出かけて行ったのです。

あらすじ

8月上旬、大学生数名と商店街理事(F7)からイベント時の出店協力を承りました。
8月22日、”京都学生祭典 世界への挑戦in伏見”が行われました。当方は生ビールブースを出店しました。しかし集客が思わしくなく売れませんでした。
23日深夜、『地域活性化イベントってどうなん?』っていう思いもありつつこの記事を投稿しました。
驚愕の自己満足イベントだった”学生祭典のプレイベントin伏見”
投稿した2時間後には、ちょっとスパイス強すぎたかなぁって思ったのですが、消すのも良くないし、反省文を書こうと決意。
26日、この記事を書きました。
学生をディスったのは間違いでした。京都学生祭典のプレイベント記事の反省

ブログを投稿した後、コメント欄に様々なご意見を頂いたし、Facebookでも賛否色々なコメントがあり、反響は拡がり、関係者はもどかしさを抱えたままとなりました。
そこで、F7の1人である伏見まちづくりのトップランナーが今回の会議を招集されたのです。

※F7(エフセブン)とは、FushimiのFと、7つの商店街の7を意味しています。
7つの商店街の若手店主が集まったまちづくりグループです。

とにかく謝罪から始まる

今回の出席者は”学生祭典のコーディネーター”と”そでふれ踊り担当の大学生”、F7からは3名、ピアーズンピアーズのオーナーとオブザーバー3名、そしてwishigrow、以上10名。
とにかく、僕の目の前には僕がブログでディスった相手が鎮座しているのです。
とーぜん、居心地はものすごく悪いっす。
運営チームから怒号が飛んでくるのではないかと震え上がっていました。

学生祭典in伏見意見交換会

とは言え、僕自身も当ブログで書いている通り、反省もしているし謝罪の気持ちはありますので、開口一番謝罪から始まります。
「申し訳ありませんでした。」って。
あとは、全部ブログに書いてしまっているので、言うことは無いのです。

しかし、知っておくべきことは自分が書いた記事がどんな風に悪影響を及ぼしたのかという点です。

拡がる悪影響とその責任問題

まず、批判記事は当事者である学生たちにめっちゃ拡がっているそうです。
当初は「批判的な意見もあるけど、それを今後の糧に頑張っていこう!」っていう前向きな文脈でリツイートされていたらしいのです。
しかし、途中から記事だけで拡がってしまい、そでふれを踊った学生の一部には『ほんとうにやって良かったのかな?』という動揺があるらしいです。

これに関しては、本当に申し訳ないと思います。
学生の皆さん、”自分が儲けたいおっさん”が批判しているだけなので、スルーしてください。

商店街関係における悪影響は、”学生祭典などの団体が伏見でイベントをしなくなる”とか、”商店街関係者のイメージダウン”などが心配されています。
そして、「この責任をどうとるんじゃ、wishigrow!」って詰められました。

wishigrow「そんなん、僕には関係のないことや。」
●●氏「周りの影響も考えず、批判記事を書くなんて、ありえへやろ、どうなっとんねん。」
wishigrow「自分の思ったことをそのまま表現しただけやろうが。そう思わしたやつがいるんやから、しゃあないやんけ。」
●●氏「そういうスタンスを守るんやったら、今後、お前、どうなるかわかっとるやろな!」

というようなやり取りを、もっとマイルドな表現で伝え合いました。
(ほとんどフィクションです。またスパイシーにしすぎました。すいません、ちょっと盛り上げたくって。)

要するに4行で済むような話ではなく、僕が批判記事を書いたことによるマイナス影響は懸念されています。

僕も責任は感じているのですが、人が生きて活動する上では周りに対する悪影響もあるが、良い影響の方を伸ばしていくしかないと思っています。
今回の件によって、様々な人が地域活性化イベントを深く考えたり、まちが潤うイベントを考えたり、その結果新しい方法が見つかれば良いではないかと思います。

運営チームの思い、商業に対する同じ気持ち

運営者側にも落ち度はあったと言っておられます。
色々な状況が重なり、最初に思っていたことがどんどんできなくなっていったそうです。
今回のイベントの経緯や、経過、ギネス取得の難しさや、協賛金集めに走った学生がいることなどなどを聞くと、色々な人が苦労してイベントを作り上げていったのだなぁと理解しました。
それを横から批判する自分の矮小さが身に沁みる。

F7のメンバーもまちを潤わせることを念頭に活動しているということを聞き、同じ考えで実際に活動してるんだなぁと気づきました。
それをバッシングする自分の矮小さが身に沁みすぎて、小人みたいになっていました。

というわけで、みんなが一生懸命にちょっとづつ先を見据えながら動いているのに、単に刹那的に生きている自分がここにいますよ。
消えてなくなりそうでした。

まさかの展開

「これからの話をしないといけませんね」という段階になりました。

突如、学生祭典のコーディネーターさんが、
「wishigrowさん、協力してくださいよ。」
って、おっしゃったのです。

その瞬間、心に爽やかな風が吹き抜けたのです。

一生懸命つくったイベントをディスった憎むべき対象であるはずの僕に、協力を依頼するなんて、すごい!
そして、面白い!

もちろんやります!
そして固く握手!

握手
(左からwishigrow、大手筋の竹中さん、京炎そでふれの吉本さん、コーディネーター中本さん。wishigrowの後ろにいる人は略)

お互いに憎み合っていた相手が協力し合うのって、日本史にあったよな。
坂本龍馬が活躍したことで有名な、
さ、
”薩長同盟”やん。
くしくも、寺田屋の前でこんなことがあろうとは。

日本の夜明けぜよ。

京炎そでふれのチームが困っていること

今回600人以上踊り、ギネス世界記録に認定された”京炎そでふれ”ですが、踊りの練習場所確保に困っているそうです。
集まる時は1度に200人で練習するそうなので、そこいらの公園では収容しきれないし、きちんと許可をとった上でやらないといけないので、その場所に困っているそう。

まずは、練習場所確保に協力いただけないかとのことでした。

2・3か所は思いつくので、約束通り動いてみます。
良い情報があれば、ご連絡くださいませ。

伏見ってすごい

普通だったら、商店街の反乱因子としてそのまま村八分になっている状況ですが、こんな風に席を設けて下さりました。
伏見の商店街は風通しがいいなぁって思います。

みんなそれぞれ伏見が好きで、それぞれの想いで動いているんですよね。
今回の出席者の話が聞けて『みんなそんな風に伏見のことが好きなのか~。』って嬉しくなりました。

僕自身は今後も”儲けられる個人商店”を模索するし、”地域が潤うイベント”をちゃんと考えていきたいと思っています。
思ったことを思ったままに書くのもやめない。
批判もするけど、もっと上手にやります。

同時に、まちづくりの話ももっとしたくなった!

まちづくりなどに関するご意見があれば沢山下さい。
コメント欄やお問い合せフォームで、あるいは石黒酒場で飲みながら語るのも良いですよ。

というわけで、まだ波乱はあるのかな?
伏見の活性化はこれからどうなっていくのか?
今後の京炎そでふれとwishigrowとの関係はどうなっていくのか?
楽しみにしていて下さい。

それでは、またよろしくお願いします。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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