こんにちは、冷え性で寒がりだったwishigrowです。

さて、思い出の品って捨てられますか?

思い出の品を捨てる

捨てようと思えば捨てられるけど、なんか寂しいですよね。

そのモノ自体は不要だが、思い出自体を捨てるような気分になってしまう。
また、思い出すきっかけがなくなるのも、とても寂しい。
経験や思い出は人生において、お金よりもダンゼン大事なものやしね。

しかし、そうも言っていられない。
使わないものを置いておくと、動きが鈍る。
整理するのも面倒だ。

だから、捨てにくい品たちの思い出をブログに書いておけばいいんじゃないか。
捨てても思い出が、残せるんじゃないかと思いました。

というわけで、思い出の品お焚き上げシリーズをはじめたいと思います。

ハラマキを捨てる

今回捨てたいものはハラマキです。

ハラマキ

ハラマキとの出会いはズバリ、ほぼ日刊イトイ新聞です。
ほぼ日刊イトイ新聞のハラマキ

ほぼ日刊イトイ新聞とは、インターネットのメディアです。
コピーライターとして有名な糸井重里氏が立ち上げました。
wishigrowが20歳の時からすでにあった。
ほぼ日(ほぼにち)と一般的に略します。

ほぼ日のハラマキ

wishigrowはほぼ日の信者だった。
最近は読む機会が減ってしまったけど、以前は更新を毎日チェックしていた。
「ほぼ日手帳」を使っていた時もあった。

そんなほぼ日が「ハラマキ」を売るのだ、欲しくなる。
3500円くらいする。それでも頑張って買った。
2枚買ったら7千円ですよね。それでも買った。

着ると、
ぬくもりを感じる。
姿勢も少し良くなる。
少し抱きしめられている感覚をもてる。
そして、『俺はほぼ日』という信者的感覚でもいられる。

冬でも夏でも着けていました。

ハラマキってセクハラ?

wishigrowが25歳だった時にさかのぼる。
自宅で飲み会をした時のこと。
(タカるーむ時代というのがあった)

20代の男女が集まってて、8人程度だったかな?
鍋か焼肉かをみんなで食べていた。

その中に、友達が連れてきたあまり知らない女の子がいた。
伏見区内の大学に通うアヤコ(仮)だ。
黒髪で色白、ひかえめな感じ。

宴もたけなわになり、「今度はいつ遊ぶー?」とかって話していると、アヤコは手帳を取り出した。
その手帳は、ほぼ日手帳!
ここにも、信者がいたか!ってシンパシーを感じた。

すぐさま、自分も信者であるあかしをアヤコに見せた。
シャツをヒラリとめくり、ハラマキを見せたのだ。
その瞬間、

「キャー!」

アヤコは叫んだ。

wishigrow「え?」

アヤコにとってハラマキは下着の感覚だったようだ。
突如パンツを見せられたと同じシチュエーション。
完全にヘンタイだ。

かたやwishigrowにとっては、信者の証であり、一番のおしゃれポイント。
何度か見せようと試みたが、その度にアヤコは目を覆って逃げるのでした。

その後、アヤコはwishigrowを遠ざけるようになりました。

ハラマキを見せてはいけない女子がいることと、
手帳は使ってはいるものの、ほぼ日の読者ではない人がいることをその時初めて知りました。

という、アヤコとの思い出も、お焚き上げ。

CN728のグッズとしてのハラマキ

これは、2016年の話になる。
伏見には毎年恒例の”夏の夜市”という商店街イベントがある。
上記に出てきた”タカるーむ”の仲間たちみんなで夜店に出店して、まちを盛り上げようとしたのだ。
「俺たちが一番目立ってやろう、この夜を乗っ取ろう」っていう意気込みがあった。
だから、秘密作戦っぽく、
コードネームで→CN
7月28日開催なので→728
”CN728”というタイトルをつけた。

焼鳥やら、カキ氷やらで出店しようという話になっていたが、共通のTシャツをつくりたいという仲間がいた。
そいつをシマと呼ぼう。
しかも、デザイン選手権とかいって、何人かにデザイン案を募集するという念の入れよう。

数点のデザイン案から最終デザインを決めるのも、みんなの投票で決める。
シマのデザインが一番多くの票を集めた。
シマにそういう知識があったようで、シルクスクリーンでのTシャツプリントをすることになった。
個人的にハラマキにも転写させてもらった。

無事完成して、みんなで共通のTシャツを着て、夜市を盛り上げた。
そのTシャツも販売したりした。
楽しかったり、疲れたり、イライラしたり、ワクワクしたりだったと思う。

夜店では、そのシマが意味不明な赤字を出しやがった。
素人が商売するとダメだ。

この一連の流れ、みんなでワイワイやってたなぁ。
Tシャツのデザイン募集→みんなに投票してもらう→Tシャツをつくる→Tシャツを着て夜店を出店。
若かりし頃って感じがする。学園祭のノリだった。

この頃の青春度合いはハンパない。
恋愛関連のドタバタも書いておきたいが、また機会があれば・・・。

という、CN728の思い出もお焚き上げ。

まとめ

かなり、ノスタルジックな気分です。
みんなでワイワイやっとくと、確実に思い出が残って良いなぁと思うところ。

近ごろはチームで動くのを避けてるところがある。
事業は利益を出しながらやらないとダメだと思っていて、人を巻き込むとその分、利益を多くしないといけなくなるから。

でも、馬鹿やっとかないとダメだ。
周りが大人になっても、いつまでも馬鹿をやり続けないと。
25・26歳の自分に負けてる気がしてくる。

思い出のハラマキたち、ありがとう。
一緒に思い出を作ってくれたみんなもありがとう。
主力の連絡手段だったメーリングリストもありがとう。

ハラマキ

もう二度と手に入らないだろうけど・・・、
『いつまでも馬鹿をやろう』っていう決意とともに、ハラマキたちを捨てます。
さようなら。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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