こんにちは、Webプログラマーのwishigrowです。

2016年5月1日、滋賀県比良山系の釈迦岳に登ってきました。
色々なルートがあるそうなのですが、今回はワンゲル道。
なんだよワンゲル道って!

行ってみたら、死ねるレベルの道だった!

Webの先生と山登り

Webプログラミングを教えてくれた先生は登山が趣味。
たまに同期の生徒とともに誘ってくれる。

今回はシャクナゲの花が咲いているから比良山に行こうって。

誘われて嬉しいのだが、前日は人狼文化祭の打ち上げで終電まで飲む予定だった。
『起きて、朝9時にJR湖西線の比良駅ってところに行けるのか?』
と思っていたので、返答をうやむやにしていた。

実際に人狼文化祭を終えて、梅田での打ち上げで終電まで飲む。
帰って寝ると深夜2時近くになる。

が、起きれたのだ。
むしろ5時台に起きて、しっかり朝風呂。

というわけで、山に登るにはさほど良くないコンディションで参戦を決めた。

ワンゲル道

比良駅には9時に着けた。
(トイレが混んでて、改札を出るのは少し遅れる)
バスで”イン谷口”までショートカット。
そこから登山開始。

ワンゲル道

ワンゲル道という謎の道が今回のルートらしい。
ワンゲル?
ワンギリ?
なんだそれは?危険な匂いしかしないぞ!

ワンゲルとは?

ワンダーフォーゲルの略。

山野を徒歩旅行し、自然のなかで自主的生活を営みつつ、心身を鍛練し、語り合うことを目的とする青年運動の一つ。ワンダーフォーゲルはドイツ語で「渡り鳥」の意。 19世紀末ドイツの高校生や大学生を中心に始められた運動で、ユースホステル活動と結び盛んに行われるようになった。

とのこと。
登山は山を登ることだけを指す言葉だとすると、山にも上るけどキャンプとかはんごうすいさんみたいなのもひっくるめて、みんなでやる活動がワンダーフォーゲルっていうニュアンスかなぁ。

wishigrowも渡り鳥系ではありますが、いっつも1人なのでワンゲルではないな。

wandervogel ってスペルらしい。
wanderって最近出てきたなぁ。
あっ、wanderlustや!
あやしい彼女の主題歌がいいやんって思ったら、ああそうかぁ・・・『帰り道』anderlust

参戦を後悔する

先生と僕ともう1人の男子、3名での登山です。
花を見に行こうって誘われけど、メンバーに華がない!

さらに男子のみのチームになったもんやから、先生はハードな道を選択したらしい。
事前の情報と目指す場所が変わっている!

釈迦岳に至る道

前日の疲れも残っているし、眠いし、華がないし、木ばかりやし、上り坂やし、
歩き出して7分くらいで参加したことを後悔した。
しかも、ギャグを言っても2人とも相手にしてくれない。

『何を目指してるんだオレは、とりあえず人狼文化祭のブログを書きたいぞ』って思いながら足を動かしていた。

シャクナゲの花

先生は「山はいいだろ~、こんな風にいいだろ~。」って言うんやけど、
僕は『いや、もっとゲーム性が欲しいです。』って心の中でつぶやく。

殺す気かー!

先生が、「このコースはいいんだよ~、岩を登ったり、ジャングルジムみたいで楽しいぞ。」って言うのです。
それが、こんな感じ。

釈迦岳に至る道2

こんなのは、人間の通る道じゃない!
サルの道だ!

釈迦岳に至る道3

一歩でも踏み外すと、死ぬか病院送りか、とんでもないことになる。
殺す気かー!

フォーゲル道のくせに、呆けてたら死んでしまう。
釈迦岳山頂を目指してたら、自分の人生がおしゃかになるかもしれんわ。

釈迦岳、到着

そんなこんなでネガティブな感情を保ったままですが、ハーフマラソンを完走できるくらいの体力はありますので、頂上に到着。
1060mくらいの標高だそうです。

釈迦岳頂上

しかし、ここは景色が開けてない。
達成感がないじゃないか!

11:30くらいになったので、お昼ごはんと休憩。
コンビニのおにぎりしか用意できなかった。
う~む、手作りのものが食べたかった。

北比良峠

さらにしばし歩くと、スキー場の跡地のような場所に出る。
そして、北比良峠という場所に出ると、ズバッと視界が開ける。

琵琶湖が望める。
対岸にあるのは沖島、そして近江八幡のあたりだそうだ。

風も流れる、景色もいい。
ふとこれからの人生について、考えたくなる時間が流れる。

しかし、ここは自撮りだ!

北比良峠で自撮り

下山

ここからは下山、ところどころ他の登山者で渋滞していたけど、とても軽快に降りれました。
無口になれるスピード。

急に元気そうな爺さんに話しかけられた。
一方的だったので、あまり理解できなかったが適当に返事しといた。

爺さん「冬になると雪が積もってここはもっと歩きやすい。」
wishigrow「へー、どのくらい積もるんですか?」(←さほど興味はない)
爺さん「かなり積もるで。」
wishigrow「へー、何cmくらいですか?」(←あいまいな返答だったことに興味がわいた)
爺さん「けっこう積もる。」
wishigrow「へー。」(←質問に対する答えになってないのでセンチメンタルな気持ちになった)

まぁ、そんなこんなで、午後3時には下山できた。

振り返ると、さっき登った山。

比良駅から釈迦岳を望む

僕は思った。
『無駄な時間を過ごしたな』って。

下山後はビール

まず、比良駅の駅前で1杯。
そして山科駅で降りて、7杯。

山科酒場ってところが、1周年記念だそうで生中100円だったのです。
いけるまで飲んじゃう価格ですよ!

午後4時から7時半くらいまで飲んでた。

飲めばすべて解決だ!

まとめ

というわけで、wanderの意味についてよく理解できた日になりました。

(あてもなく)歩き回る、さまよう、放浪する、ぶらつく、きょろきょろ見回す、迷う、迷い込む、それる、横道にそれる、邪道に踏み迷う

という意味なのです。
(驚きとか不思議とかのwonderとは違うんですよね。)

無駄な時間。
wanderでいいやん。
これからの人生はwanderで行こう。

文中に出てきたかな?のリンク

大変だ、関西の人狼愛好家たちが集結!人狼文化祭2016

夢のマイ ホームレス生活は難しそうだ

あやしい彼女の主題歌がいいやんって思ったら、ああそうかぁ・・・『帰り道』anderlust

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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