こんにちは、地元に根を張って生きてるwishigrowです。

ここしばらく、まちづくり消費を心がけていて、それがアイデンティティになってきたなぁって思う。
(↑いきなり意味不明な言葉からスタートやな~。)

要するに、地元の個人店でお金を使うことによって、『俺イケてるやん』って気分になってるってこと。

まちづくりへの考え方

商店街で生まれ育ったので、みんなよりまちづくりに近いし、よく考えてもきた。
議員秘書だった時も、観光調査の仕事をした時もまちづくり視点で考えてた。

僕がここでいうまちづくりというのは、都市計画とかコミュニティの話ではない。
まちの賑わいづくりの話です。
商業の活性化ってことですね。

賑わいづくり・地域活性化っていうと、イベントをやっちゃう人たちが多い。
昔は自分もそういう志向だった。
しかし一過性の賑わいしか生まれないと思っているので、現在は否定的な見方をしている。

では、まちの賑わいには何が必要だと思っているのか?
それはお店。
繁盛してて、地元資本や個人商店で、その町にしかないお店がいっぱいあればいいなぁと思っている。

まちづくり消費

そう思っている自分は『我がまちで人気店を作りたい』のだが、”愚直さ”とか”真面目さ”とかが欠けているようだ。
人気ラーメン店をつくった同級生が一番の憧れだ。

自分には人気店を作れないのだが、それでも自分なりの考えで動きたい。
そうなると『まちづくり消費』をすればいいんだよなって思った。

要するに、コンビニやチェーン店での買い物を控えて、地元にしかない個人のお店で買い物すること。
消費することによって、まちづくりに貢献しているのだ。
さらに、ブログとかインスタグラムで紹介することも頑張っている。

コンビニやチェーン店は、どうあがいても一定の割合で本社に利益が吸い上げられる仕組みになっている。
地元からお金が流れ出ていくのだ。

そこに、自分は小さな抵抗を試みている。
自分の住む町だからな。

それがアイデンティティになる

アイデンティティを満たすための消費ってのがあると思うのです。
ブランドバックを買ったり、何かのコレクション品を集めたり。
『これを持っている自分スゴイ』『これを買える自分スゴイ』って。

僕の場合は『まちに貢献してる自分スゴイ』って最近思ってる。
たこ焼き食う時も、コーヒー飲むときも、酒場に行く時も。
『俺イケてるやん』って思う。

何を誇りに思うか、何にプライドを持つか、それは人それぞれ感性によると思う。
まちも自分も元気になるなんて、いい感性してるやんオレ。

まちがもっと好きになる

そうやって消費行動を変えていると面白いことが起きてくる。

立ち飲み屋に行きました。
後日そこの店主と、よそのご飯屋さんでバッタリ会う。
「おっ、この前来てくれたな~」って話になる。

別の飲み屋に行った次の日に、そこのおばちゃんの妹さんと商店街で会って「昨日はありがとう」って言われたり。

肉屋に買い物に行ったら、「昨日買ったあんたのところのアサリがめっちゃ美味しかったー。よそと全然ちゃうわー」って言われたり。

別に声をかけて欲しいわけじゃない。
正直、どうでもいい。
ただ、実感として『あっ、俺のまちや』って思うよな~。

ゆるいつながりが増える。
難しく言うと、「ソーシャル・キャピタル増えたなぁ」って。
まぁ、意味が合ってるかどうかは知らんけど。

これからの豊かさってそういうことじゃねえの?

まとめ

僕と同じような消費行動をとる人が、我がまちにはたくさんいて、それで残ってるお店がたくさんあると思う。
我がまちには商店街が残っている。

まちを育てるのは消費者、まちを壊すのも消費者。
「みんなで元気なまちを作ろうね。」
(って、希望に満ちたこと言っちゃった~、俺イケてるやん)

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です