こんにちは、クリエイターのwishigrowです。
息子から工作の依頼を受けたので作ってみました。
七つの大罪というマンガの主人公が持っている、刃折れの剣です。
制作にはなかなか骨が折れました。
立体感のある剣なんですよね。
七つの大罪とは
七つの大罪とは、マガジンで連載中のマンガです。
なかなか深そうなタイトルですが、剣や魔法で戦うRPG的な王道ファンタジーマンガです。
王国があって、伝説的な強さの7人がいたのですが、裏切り者として逃亡した。
しかし、その後、王国は危機を迎えたので、王女がその7人を探しに行く。
というところから物語が始まります。
7人で構成する騎士団の名称が”七つの大罪”で、その団長がメリオダス。
メリオダスの持っている武器が”刃折れの剣”ということです。
刃折れの剣
柄の部分がドラゴンっぽくなっているのが特徴。
この特徴のせいで、手作りするのはかなり想像力を働かせないといけなかった。
立体的に作りつつ、強度も欲しい。
できれば、小学3年生でも一緒に作れるようにしたい。
色々考えましたが、完成度と強度を優先にし、木製で作ることにしました。
材料
メインの材料は、ヒノキの集成材450×9×150(mm)
100均のデコシールも装飾のため購入。
必要な消耗品
- 木工用ボンド
- 木工パテ
- 絵具（アクリルガッシュ）
- シルバーメタリックのスプレー
- マスキングテープ
- 紙やすり
- 水溶性ニス
必要な道具
- 鉛筆
- のこぎり
- ドリル
- カッター
- やすり
- 彫刻刀
- 筆
刃折れの剣の作り方手順
段ボールで型をつくる
フリーハンドで書きました。
PCできれいに書くのもいいと思います。
型どおりに板を切り抜く
型を板にあてて、鉛筆でなぞります。
柄のしっぽの部分は別に作るので、そこは書かない。
鉛筆の線通りに切り抜く。
のこぎりで切り抜くこの工程が、一番厄介です。
穴の部分はドリルで穴をあけてから、頑張る感じ。
しっぽの部分は別に切り抜きます。
連続性が出るように、しっぽの右上は斜めに切っておく。
やすりで形を整える
丸いところは丸めたり、刃の部分は鋭角になるようにやすりで削ります。
しっぽの部分を貼り付ける
木工用ボンドでひっつけます。
木工パテでうめる
しっぽの部分との連続性を高めるためにパテでうめます。
この際、全体的にパテを塗った方がドラゴンのうろこ感が出てよかったかもしれません。
紙やすりで全体をきれいに
80番くらいの紙やすりで、ざらざら感をなくす。
ドラゴンの顔を彫る
彫刻刀でドラゴンの口の部分を作ります。
鉛筆で下書きしてから彫りましょう。
着色
アクリルガッシュで塗りました。
刃の部分はスプレーです。
ニスを塗る
目の部分に、デコシールを貼りました。
ニスを塗ります。
目の部分も刃の部分も塗ってOK。
両面塗って、乾いたら完成です。
かっこよく振り回しましょう。
刃がないので比較的安全です。
「フルカウンター！」という技があるようです。
苦労した点
構想の段階で、どうやって立体感を出すかを悩みました。
本当に珍しい構造をした剣なんですよね。
のこぎりを使ってるときに、刃を滑らして足の親指をえぐってしまった。
日曜日でしたが、その後、1日テンションが下がりました。
最後に
息子に納品しましたが、合格だったようでよかったです。
“一緒に作れる構造”を模索しましたが、ちょっと難しいですね。
切り出しの部分だけ大人がやって、仕上げるのは子ども任せというのならいいかもしれません。
工作するのは好きやし得意なので、いい時間を過ごせました。
制作意欲がわいてくる。
いろんなものが作りたくなっております。
売っているのもあるようです。
刃折れ剣
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