こんにちは、映画はあまり見に行きませんwishigrowです。

映画を見てきました。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という青春ラブストーリーSFです。

切なくて、めっちゃ涙が出ました。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

原作小説は京都本大賞になったりして、よく本屋で見かけてた。
1ページ目だけ立ち読みしたけど、読もうとは思わなかった。
もともと小説はあまり読まないのだ。

映画になったのも知ってたし、京都がロケ地になっているのも知ってた。
でも、これだけじゃ映画を見る動機にはならない。

ある人が「観てきた。」っていうから、同じ話題で喋りたいなぁ、共感したいなぁとの思いで観に行ったのです。

人の恋愛はつまらん

恋愛映画ですので、前半は出会いから仲良くなる日々を描くわけです。
つまらなかったですね~。
ぼくは今日、足組んで横柄な態度で映画観る。

二十歳の若者のイチャイチャっぷりを見ても、おもろないわー。

しかもヒロインの女の子が全然好みじゃなくて、可愛く思えない。
むしろ『福士蒼汰の方が可愛いんちゃうか』って思うくらい。

京都がロケ地ですので、知っている場所が出てきます。
宝ヶ池、植物園、三条大橋、白川周辺、柳小路など。
『あっ』って思うのですが、身近な場所すぎて、むしろヒガミも大きくなりますよ。

ヒロインがなぜか泣いたり、知るはずないことを知っているなどの伏線がはられているのですが、『もう、さっさと伏線回収しろよ~。』って思うわけです。

『人の恋愛はつまらんなぁ』と思いながら見てた。
しかしかえりみると、去年、彼女がいた頃、ワラクリのアクセス数が低下してたのですが、とても納得できた。
ワラクリを読んで『ラブってんなよ!』って思ってたんだろうなぁ、みんな。

涙ボロボロ

上記のように思っていた、前半は。

後半、突然にヒロインの秘密が明かされるのです。
徐々にじゃなくて、いきなり分かる。
すると、めっちゃめちゃ切ない。
頭もやや混乱する。

とにかく、別れが運命づけられている。
それをお互いが知ることになる。
思い出も共有できなくて、毎日別れ続けるような感じ。
めっちゃ切ない。
涙がボロボロ出た。

最後の方は、『ヒックヒック』って嗚咽が漏れそうになるのを我慢したくらい。
危なかった。

前半のイチャイチャしてたシーンが、全て切なく変わる。

プロット

プロット。
いわゆる、話の筋ですね。
彼女の秘密の部分、SFの部分には強引な面があると思います。

『上手くやれば、もっとハッピーに過ごせるんじゃないの?』って思ったりもする。

まぁでも、涙がボロボロ出るからしょうがない。

なんで涙がでるんだろうか?

とにかく涙がボロボロ出たのですが、なんででしょうね。

1つは別れが切ないんですよね。
別れの切なさはよく知っている。
よく味わってるし。
wishigrowはちゃんと人を好きになって、グサリとやられてるよ~。

目の前の好きな人と二度と会えないレベルの別れがやってくるのですよ。
それはもう切ないでしょう。

もう1つは思い出が共有できない痛みがありますね。
これは別れの中に含まれているものですが、『あの時は楽しかったね』って共感する相手がいないのは、楽しさが悲しさに変わります。
“思い出”と”思い出を共有した相手”はとても大事なのです。

さらに、もう1つ。
そばにいるのに距離が離れていく切なさもありましたね。

だから、涙がボロボロ出るんだなぁ。

別れは切ない

別れは切ない。
でも、必ず別れはやってくる。

今を精一杯生きるしかないよね。
今言いたいことは言っておこう。
思い出作ろう。
そして、思い出の共有は全力で楽しもう。

ちなみに

ちなみに、30代後半の男が独りで観に行きました。
20代の恋愛映画を。
そして泣いているのです。

『俺の人生、こんなんでいいんかな?』って思いましたよ。

理由はともあれ、恋愛映画を独りで観に行ってはいけない!

泣けます

面白いとか、感動したとかじゃなく、とにかく泣けました。
切ないです。

カップルで観に行ったら、『今を大切にしよう』ってラブラブできるかもしれませんのでオススメ。
京都、特に京阪沿線が身近なカップルはさらに楽しめると思います。

以上、30代後半の独り身からの報告でした。

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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