「イノベーションは失敗から起こる」ってたまに聞く。
これは、イノベーションかもしれない。

出し巻き風のロールケーキを作ってしまった。
作ろうと思ったわけではないのに。

まずポストイットの話

失敗したが、それがきっかけで成功することがよくあるようですよ、この世界には。

ポストイット、要するに付箋ですね。
あれの誕生の逸話はご存知?

強力な接着剤を作ろうとしてたのだが、出来たのは“よくつくがすぐ剥がれる接着剤”だった。
失敗ですよね。

「でもそれって、しおりに便利じゃね?」
イノベーション、ピッカーン!

ひっつくがすぐ剥がれる糊のついたしおりが誕生したのでした。
世界的に大ヒット!

失敗は大事っていう逸話。

ワッフル

さてここからは、私の朝食の話です。

計画性がないものですから、朝食に何を食べるか、あるいは食べないかなどを踏まえて事前に準備したりしない。
起きて、食べれるものを食べる、食べるものがなければ出かけるのがいつものパターン。

いつからか、ワッフルを焼いて食べる選択肢が増えた。
『優雅かよ!』って自分にツッコミを入れながら食べてる。

実はワッフルは非常に簡単で、焼き上がるのも早い。
素材もシンプル。小麦粉、玉子、牛乳、砂糖、ベーキングパウダーこれだけでOK。
ワッフル用のフライパンがあるかどうか、そこだけハードルが高い。
しかしあるのだ、伏見スイーツ人狼用に買ったのだ。

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私にはワッフルを焼くためのすべてがそろっていた。

失敗

油断しました。

小麦粉100gくらい、砂糖40gくらい、ベーキングパウダーちょっとを混ぜる。
玉子1個、牛乳100mlを混ぜる。
全部混ぜる。
ちょっと手元にあるシロップを入れる。

きっちりは量ってないけど、まぁまぁの分量を合わせたはず。
泡立て器で混ぜるのだが、いつもより生地がゆるいのだ。
シャビシャビだ。

すぐ気づいた。
牛乳を200mlも入れていた。
倍やん。

『あ~あ。』
『寝ぼけてたな。』って思った。

対処

小麦粉や砂糖を追加したらいつも通りになるのは分かる。
しかしそうすると、いつもの倍の量を食べないといけない。
いや、もちろん置いとけばいいのだが、それを食べたくなるかどうか自信がない。
朝に食べた同じものを昼にも食べるのか?3時頃食べるか?
ありえん。

『シャビシャビのまま焼いてしまえー。』っていうのが結論。

フライパン

しかし、ワッフル用のフライパンで焼く気にはならなかった。
薄っぺらくてフニャフニャしたデコボコのものができるだけだ。
さらに、いつもメインで使ってるフライパンは前日にから揚げをした油がそのままの状態。
使えない。

そして目に付いたのが、出し巻き用のフライパンだった。

『出し巻きみたいに巻いちゃおっか。』って思った。

きれいに巻けます

予想以上にきれいに巻けたし、予想以上に出し巻きっぽかった。

完成品がこちらです。

出し巻き風ケーキ

朝の光を浴びて輝いているではないか!

手元にあったヨーグルトを添えてみた。
生クリームの方が合うと思う。
さらにはチョコクリームもその上にのせれたら完璧だなぁと思う。

イノベーション

これはすげえな、ワッフルを作ろうとして出し巻き風ロールケーキを作ってしまうとは。
居酒屋の定番スイーツとして大ヒットするのではないか。
とりあえず何でもやっちゃう俺はすげえなぁ。
そんな風に思いながら食べたのでした。

出し巻き風ロールケーキ

味は、粉っぽくて美味しくなかった・・・。
ガッカリ。

まとめ

朝食を食べようとするだけで、こんな感じ。
楽しくやってます。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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