私も初めてのことだったので不安は多かったのです。
でも今や、短期集中で駆け回ったので先頭集団にいる。

つい2か月前までは未経験者だったこの状況はHOTなので、「盆踊りに参加しやすくなるQ&A」を残しておこうと思います。
京都の盆踊りシーズンは終わりましたので、来年のためにね。

Q1.縁もゆかりもない一般人が参加してよいの?

盆踊りって、地域で踊るイメージが強い。
排他的なんじゃないかと心配した会もありました。

基本的に地域にゆかりのないよそ者でも参加OKです。
これまで参加した盆踊りにおいて邪魔者扱いされた会はありませんでした。
地域の人だけの踊りもあるし、もしかしたら外部の人NGの会もあるかもしれません。
ですが、情報が出ているものは参加OKとみなして良いでしょう。

Q2.若い人も踊ってますか?

盆踊りっておばちゃんが集まって踊るイメージがあって、そういうものだと思っていた。

しかし、意外に若い人は多いです。
特に、アクセスが良くて夏祭りの雰囲気が漂っている会は若い人が多い。

とは言え、盆踊りを目的にしてる人は少ないと思います。
踊ってるのを見て『面白そうだから参加しよう』って人が踊るのだと思う。
アクティブな若者は多い。
夏の夜は若者こそはしゃぐべきだ。

Q3.どんな服装で行けばいい?

盆踊りにどんな服装で参加すべきかは悩みました。
『普段着でいいのかな?』
『踊れないのに浴衣を着ていったら浮くかな?』

結論から言うと、どんな服でもOK。

Tシャツ、ジーパン、作務衣のパンツ、地下足袋、下駄、浴衣、草鞋、ランニングウェアのままと色々なパターンで踊りましたが、それぞれにメリットがある。

普段着で踊るメリットは、一番楽なのと、周りで見てる人が参加しやすくなる。
浴衣の人ばっかりやと、参加しずらいやん。
私も最初は普段着で踊っていました。

西本願寺盆踊りにて

浴衣のメリットは、踊りが大きく見えてかっこよく踊れます。全体の風情も良くなる。

浴衣姿で盆踊り

個人的に一番多かったのは、作務衣のパンツにTシャツという服装でした。
踊る時の定番になっていた。

作務衣のパンツ

他にも甚平や法被などの選択肢があると思いますが、和テイスト推奨ってことくらいですね。

Q4.練習は必要か

どんな踊りが行われるか分かっているのであれば、練習をしてもいいかもしれません。
炭坑節なんかは、ネットの動画を見て覚えて行ってもいいかも。

でも、ネットに上がってない踊りが多いし、江州音頭でも地域によって踊り方が違うので、現地で見様見真似で覚えるのが普通のやり方だと思います。
その際は足の運びから覚えるのが良いと思います。
手足を同時に覚えるのは難しいので。

Q5.どこに行っても楽しいのか

大別すると、生音頭の会とテープ会があります。
この二つは盆踊りと言えども、全然違う。

京都の場合、生音頭は江州音頭がずっと続けられる会が多い。
だから一つの踊りをずっと続けます。

テープ会の場合は、炭坑節や地元の音頭やお富さんなどが代わる代わる流れて色んな踊りを踊ります。
踊りの長さは音源による。

主観ですけど、断然、生音頭の方が楽しいです。
テープ会は良くも悪くもイメージ通りの盆踊り会。
まずは生音頭の会に行くことをオススメします。

Q6.江州音頭とは

京都では滋賀県発祥の江州音頭を踊ることが多い。
踊り方はシンプルで簡単。
しかし、正調というベーシックな踊り方の他、地域によって違う踊りが伝わっている。
これはその地域の踊りを踊るべきだと思います。

足の運びさえ覚えれば、手は自己流でOK。
振りが決まっていますが、そう固く考えなくて良い。
特に音頭を倍拍でとれば、半分は自己流で踊る余地が生まれます。
そこにどう自分を表現するのかが面白いところ。

また、掛け声を発声すると、参加度合いが増します。
「ヨイト ヨイヤマッカ ドッコイサノセー」
「ハー ドシタッ」
って、言うタイミングがあるので、積極的に発声しましょう。
振りを忘れる危険性がありますが、とても楽しくなります。

以上かな

盆踊りが初めての人を誘う場合は上記を説明すると思います。

ほとんどの人は「盆踊りはやったことがない」と言う。
もしくは「小さい時にやらされた」。

盛り上がってる盆踊りはめちゃめちゃ楽しい。
盆踊りって滑稽なイメージで語られがちですが、そんなイメージを壊したいなぁと思いますねー。

というわけで、この記事は来年に活かす予定。
盆踊りについて質問があれば、是非受け付けたいですねー。
疑問や不安がある人は連絡くださーい。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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