いやはや、今年の台風はいやらしいなぁ。
イベントが中止に追い込まれてばかりだ。

エントリーしていたハーフマラソンが中止になった。
『もう死んだるわー』って思っていたのに。

ハーフマラソン中止

2017年10月29日(日)に開催予定だった、美山・里山ファンマラソンのハーフマラソン部門にエントリーしていた。
しかし、台風による雨、特に土砂災害を警戒して中止になった。

おかしい。
私は台風の影響を受けないと思っていた。
というのも、松尾大社の八朔祭に参加して、そのご利益があるはずだった。
八朔祭は風雨順調・五穀豊穣を祈るお祭りであり、その盆踊りを全力で踊ったから。

にもかかわらず、台風の影響を受けている。
私の踊りにご満足いただけなかったのだろうか。

大会規約によると料金の払い戻しはなく、3500円の損失です。
OH MY GOD!
OH MY MATSUO!

積み重ねたトレーニング

ちょうど盆踊りシーズンが終わった後にエントリーしたから、9月・10月と2カ月間トレーニングを積み重ねました。
5㎞、8㎞、13㎞と徐々に距離を伸ばす。
むしろ「他にやることがない。」というような状況で、走るしかなかったのです。

しかし、とっても元気だったのだが、急に寒くなって油断した。
風邪をひいたのは痛かった。
一番大事な時期にトレーニングができなくなってしまって、結果的には準備不足。

風邪が治ってトレーニングを再開したのですが、5㎞走るだけで膝が痛くなるのです。
使わない筋肉はすぐに衰えてしまう。
『こんなはずじゃなかったのになぁ』って。

もう死んだるわー

本番前の最後のトレーニングの時。
もっと力をみなぎらせる方法はないのかなぁ、このままじゃマズいなぁと思って走った。
日が暮れて暗いし、寒いし、宇治川増水してるし、小雨ぱらつくし。
もっと速く、シャカシャカ走りたいのに、ダラダラ走ってしまう。
そんな自分が嫌になって、出てきた言葉が『もう死んだるわー』。

『もう死んだるわー』っていうのは、“死んでしまうかもしれないくらいに一生懸命走ったるわー”という意味です。
走った勢いで車の前に飛び出してやるとか、宇治川に飛び込んでやるという意味ではありません。

狂気に満ちておりますが、必要なのはこれだった。
どれだけ死ぬ気で走っても、だいたい死ねないのは承知しています。
しかし、走ることによって死ぬという境地を目指すと、かなり速く走れることが分かった。
どんな顔になっているのか、自分では分かりませんが、“鬼の形相”ってやつでしょうね。
鬼籍の一歩手前まで行くわけですから。

きっとこれは、色んな事に応用できると思うのですよ。
次に恋をしたときは『もう死んだるわー』って気持ちでアタックしようと思います。
失敗に終わる予感しかしませんが。

心境

新たな境地に達したわけですが、準備不足は否めないし、雨の中を走るのも、雨の中を大会会場までアクセスするのも億劫になっていたのです。
だから、大会の中止も受け入れています。

ただ、ハーフマラソンがないなら、ハロウィンイベントに参加すればよかった。
でも、仮装の準備をしていないやー。
残念。

来年

次は来年2月の宇治川マラソンですかね。
京都マラソンには落ちてしまったし。

中止にはなりましたが、10月末~11月初旬くらいの時期のマラソン大会にエントリーするのはいいなぁと思った。
来年も何かしらの大会には出ようと思います。
走りすぎて、死んでなかったらね。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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