1月16日(木) 「京都観光の課題」という講演を聞きに行った。
今、U市観光活性化の仕事をしている。
観光業界を少しずつ知っていくと、なかなか面白いと思ってきていたので、ちょうど良いタイミングで講演会があり、勉強に行ってきた。
講師は立命館大学経営学部教授 石崎祥之氏。
ものすごく早口だったが、実例が豊富で面白く、飽きることなく聞けた。
講演内容の要約
①京都の人も京都のブランドイメージを上手に使おう
②高度情報化によって、観光業界も変わってきている
③豊富な観光コンテンツに安住せず、満足度を上げること
京都の人も京都のブランドイメージを上手に使おう
JR東海の「そうだ京都、行こう」キャンペーンは京都人の知らない京都の魅力を20年間発信し続けている。
サントリーの緑茶「伊右衛門」も京都ブランドを活かしいた例。
京都というブランドは全国的にも、世界的にも優位性がある。
高度情報化によって、観光業界も変わってきている
ネット予約によって、旅行代理店が苦境に立たされていること。
日常的にコミュニケーションを取れるから、卒業旅行のニーズが奪われていること。
顧客の情報を編集して、コンサルに活かす業者が伸びていること。
外国人観光客にも、様々な情報が渡り、旅行しやすくなったこと。
旅館や施設も口コミで選ばれるようになってきていること。
豊富な観光コンテンツに安住せず、満足度を上げること
星野リゾートやガイドツアー、和雑貨屋などの満足度を上げる実例が挙げられた。
観光に熱くなった気持ち
今までは、観光というのが好きではなかった。
『観光地価格』と言われるように、旅行者に対して、質の割に値段が高いものを売ったり、地元の人が食べないような食事を提供しているイメージがあったからだ。
しかし、最近ではいいイメージになってきた。
各地の風土を上手く活かして、旅行者に楽しんでもらったり、地元ならではの”もてなし”で交流したり、非日常を一発で体験できたりすることが、観光の持っている力だと思う。
更に、今回の講演を聞いて、『もっと工夫すれば、旅行者の笑顔が最大化されるじゃないか。』って思った。
英語を勉強したり、旅行業務取扱管理者の勉強をしたり、市民の活力を観光に活かしたりすることに、ちょっと熱くなっている。
wishigrowのクリエイトを観光業界にブチ込んでやりたい。
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