最悪な気分です。
酒場運営をキャンセルしてしまいました。
がっかりした方がいたかもしれません。申し訳ありません。

8回目を迎えようとしていた、土曜日だけの酒場ですが、5月31日の回は、中止にしてしまいました。

原因

酒場運営は”食育キッチンISHIGURO”という食品小売兼お料理教室の店舗を間借りしてます。
5月31日はその店舗での特別なイベントの日。
留学生向けのおばんざいテイスティングや、お餅つき大会が繰り広げられたのです。
そのため、お客さんや手伝いの人が多く詰めかけていました。
イベントの終了後はその場で打上げがはじまります。
そうして、いつも酒場にしているスペースは占有されてしまったのです。

この日の酒場運営は事前にオーナー(つまり母親)の了解はとっていて、「イベントに来た人達も午後7時からは酒場のお客さんとして扱ったらいい」と言われていたのですが、打上げがはじまって、秩序のない状況において、「今から酒場スタートです!」って仕切れる自信がなかったし、何より、自分にとって居心地のいい場ではなく、今すぐ帰らなければ精神がもたないとさえ思ったのです。

それから

というわけで、イベントをキャンセルしてしまいました。
自分はダメな人間やなぁーって思いますし、二度と酒場運営をするべきじゃないとも思います。
そいういうストレスに苛まれて、帰って寝ました。

午後8時くらいに寝て、10時くらいに目が覚めました。
それでもスッキリしません。
キャンセルしてしまったことに、悔いがあります。
ものすごく喪失感があって、何かしたくてウズウズして、散歩に出かけました。

2時間歩きました。

沢山歩いたけど、なぜ歩くかというと、自分の居場所が無いからだなって思った。
目的地もなく、自分を待ってる人もいない。
酒場運営って、誰かの居場所をつくってるような事業だけど、実は自分の居場所を作ってたんやーって思った。
無くなると一番困るのは自分だった。

店としての信頼をちょっとづつ重ねて、それを今回壊しちゃったかもしれないけど、続けたい。
自分の居場所になって、誰かの居場所になれること。

失敗こそ師

歩いて見つけました。六地蔵にて。

失敗こそ師

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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