民主党京都オープンカレッジに参加し、藻谷浩介氏の講演を聞いてきました。
参加費は無料、民主党京都って太っ腹や~ん。

藻谷氏の講演は緩急の付け方が独特でめっちゃ面白く話を聞けました。

藻谷浩介氏とは?

「里山資本主義」や「デフレの正体」の著書で有名。
去年「里山資本主義」を読んだので、興味をもって参加しました。

遅参してしまいました

実は、遅刻してしまいました。
18:00からの講演だったのですが、会場に着いたら18:20になっていました。
失礼なことであるし、講演の一部を聞けなくて残念でした。

昼間にマラソンのトレーニングで30km走って、風呂に入ったら湯船で寝てしまっていたのです。

経済の話でした

里山資本主義的な地域活性化の話を聞けるのかと思っていましたが、経済の話でした。
アベノミクスは違うよねって話。

輸出が増えても国内景気は上がらない

輸出が増えると企業が儲かって景気が上がりそうですが、実際には違うようです。
機械がフル稼働して生産性は向上するが、雇用する人数は増えないし給与も上がらないので、消費も増えないそうです。
実際に国内の売上高は横ばい。バブル期から横ばいだそうです。

株価が上がっても国内景気は上がらない

株価が上がっても得をするのは一部の人で、その一部の人は消費に貢献しないそうです。
株価が上がるのと景気回復は関係ないそうです。
アベノミクスで株価が上がったとヤイヤイ言うのは、功績でも実績でもなんでもないらしい。

異次元の金融緩和はヤバイ

政府が国債を発行しまくって借金を増やし続けます。
日銀がその国債を全部買います。
市場に金が沢山になります。
通常ならお金が回って景気が良くなるはずだが、ならない。
さらに行くと、普通はハイパーインフレでどっかーんってなるはずが、ならない。
国力以上に借金をしているので、いつか、どっかーんってなるんじゃないかとのこと。

貿易赤字はダメ

アベノミクスでは輸出を増やそうとして、円安を意図的に起こしました。
輸出は増えましたが、輸入の金額も増え貿易赤字が膨らみました。
余計なことをするなって。
現状は原油安で助かってはいるそうです。

経済をイメージで捉えてるとダメだ

例えば、国内の工場がどんどん海外に生産拠点を移して国内は空洞化して雇用がなくなる!なんて思っていましたが、実は輸出の額が減った事実はなく、日本はちゃんと高度な製品を輸出している。
イメージで捉えるのはダメだなぁって思った。
実際の数字を把握しないといけないし、勉強もしないとなぁ。

増えたとか減ったとかだけじゃなく、いつと比べてどんだけ変化したのかってちゃんと比較しないとダメだわ。

改めて、勉強しなきゃなって思いました。
今日みたいにフットワーク軽く講演に参加するのも大事だね。

[amazon_link asins=’4106106922 ‘template=’ProductCarousel’ store=’wwwamazon07-22′ marketplace=’JP’]

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です