本日は6次産業化支援人材育成研究会の最終日でした。
最終日のテーマは各チームに分かれての事業プラン制作と発表でした。

銀行の方や中小企業診断士の方がいる中で、僕はプランの中身にあまり貢献できなかったのですが、パワポのプレゼン資料づくりを担えました。
「和菓子の輸出」というプロジェクトだったので、和テイストのデザインを取り入れ、説得力があり、また他のチームとは差別化された資料を作れたと自負しています。

他のチームの発表や識者のまとめを聞きながら、『結局、6次産業化に必要なものって何だろうなぁ?』と考えていました。
そうすると、自分がやるべきだと思っていることとも符合するし、これからの社会に必要な人財像も明らかになってきたように思います。

とにかく人財が必要

6次産業化を改めて解説すると、1次産業(農林水産業)、2次産業(製造業)、3次産業(小売・サービス業)を全部一挙にできるようになろうっていう農林水産業活性化の合言葉です。1×2×3=6ってことですね。
農林水産業は低収入や担い手の高齢化、地方の衰退など色々な問題を抱えているので、それらを解決しようと躍起です。

もっと問題を深掘りすべきかとは思いますが、それは置いておいて、6次産業化を推進することにおいては人財が必要なんだなぁと実感しました。

では何ができる人財が必要なのでしょうか。

マーケティング・ブランディングができる人財

6次産業化は生産があることは前提ですので、それを加工して売る必要があります。
案外加工するのは簡単で、工場をつくって人手をかければいいのです。
しかし、売るのが難しい。しかも利益が出るように売らなければいけない。

だから、売れる仕組みを作れる人、売れる製品を考える人が必要なのです。

しっかりと市場調査ができることも大切な要素です。

組織や関係企業を束ねられる人財

6次産業化を小さい規模で考えると、いちご農家がジャムをつくってネットで売ることが例になります。
今後の地域活性化の視点で見ると、小さい規模ではなく、多くの生産者を束ね、加工技術を持った職人を束ね、販売力のある流通関係企業と協力していく必要があります。
それを構築できる人財が必要なのです。

企業同士が協力して何か事業を行う場合は、お互いの強みを活かせるパートナー選びが大事ですし、力を出し合えるように潤滑なコミュニケーションも大事です。

より具体的に考え尽すことのできる人財

失敗しそうな事業は考えが尽くされてないのだと思います。
今まで僕は事業計画って嫌いでした。
『四の五の考えずに、パッとやってみてうまく行ったら続けたらええし、あかんかったらやめたらええやん』なーんて思ってました。
しかし、事業計画って大事ですね。
事業計画を作ったからといって成功するかは分かりませんが、失敗する事業は確実にわかると思います。
失敗を恐れてはいけませんが、分かっててする失敗と成功を目指す失敗では意味が違いますよね。

細部までイメージを膨らませて、計画できる人財は大事ですね。

Webサイトづくりだけではなく・・・

wishigrowはお陰さまで、webサイトづくりの仕事を頂けるようになりました。
しかし、つくって終わりじゃなくて、情報発信が上手じゃない人や、その時間をかけられない人の手伝いができるようになれたらいいなぁと思っています。
マーケティングやブランディングをもっと上手にできるようになって、美味しいものを一生懸命育てている農家さんや、じっくり手間暇かけて料理をつくっている人や、丁寧な仕事をしている人達みんなの情報を幅広く世の中に知らせたいなぁ、自分の手で。

う~ん、その前に、自分自身をブランディングしてモテモテになろうかなっ。
ニヤリ。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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