「伏見の油懸地蔵に油をかけに来なさい。」
皆さん、最近のニュースは知っていますか?
近頃、「京都や奈良の神社などで油のような液体をまかれる事件」が報道されています。
犯人は特定されておらず、多くは京都や奈良の寺社仏閣が被害に遭っているのですが、香川県や茨城県でも被害が見つかっているそうです。
非常に広範囲ですよね。
文化財保護法違反で捜査中とのことですが、どう考えても複数犯やし、目的もわからない不可解な事件です。
事件の早急な解決と、これ以上被害が出ないようにと願っています。
油をかけると言えば
油をかけると言えば、京都伏見には”油をかけると願い事が叶う”というお地蔵さんがいますよ。
その名の通り、”油懸地蔵”と言います。
油懸地蔵はどこにあるのか?
西岸寺というお寺にあります。
うちの実家のめっちゃ近所。
なぜ油懸地蔵という名前?
むかしむかし、(サントリーウイスキーで有名な)山崎の油売りが、12㎞くらいある伏見までやってきたました。
しかし、このお寺の付近で転んでしまって、大事な売り物の油が流出!
やぶれかぶれになったのか?動機はわからないのですが、とりあえず桶の中に残っていた油をお地蔵さんにかけました。
そうすると、その油売りは商売繁盛で、大金持ちになったそうな。
それが噂になって、願い事をしながら油をかけるのが流行ったそうです。
松尾芭蕉の句碑もあるよ
松尾芭蕉がこのお寺の住職を訪ね「会えて良かった!」という気持ちを詠んだのがこの句。
我が衣(きぬ)にふしみの桃のしづくせよ
えーっと、どういう意味?
「あなたに会えて良かった~、いま私の心は桃色です、だから伏見の桃のしずくで自分の服も桃色になるべきだ!」
って感じ?
恋?
松浦亜弥、的な感じ?
桃の滴という伏見の日本酒もあるよ
松本酒造がつくっています。
美味しいです。
油をかけるには?
で、肝心の油懸地蔵に油をかけるにはどうしたらいいのか?
実はwishigrowも油をかけたことない。
中途半端な記事になって、申し訳ありません。
こんな案内がありましたので、金曜日の13:00~15:00の間に参拝すればいいのではないでしょうか。
有料っぽいです。
まとめ
というわけで、今回の油かけ事件で、油懸地蔵ブームが来るかも!
近くには坂本龍馬で有名な寺田屋、黄桜のカッパカントリー、そして食育キッチンISHIGUROがありますので、是非お越しください。
僕も近いうちに、油かけに行こうと思います。
「お地蔵さんに油かけに行ってきた!」っていう投稿をこうご期待。
「そして、金持ちになった!」っていう記事も書けるといいなぁ。
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