「必勝法とは言え、めんどくさいですけどね。」
こんにちは、京都伏見で地域活性化を目論んでいるwishigrowです。
鳥羽離宮が気になってしまうのです、京都南部の結界を発見してから。
(結界の記事はこちら→京都南部の結界を発見した)
6月27日まで京セラ美術館で”鳥羽離宮と平安の栄華”という展示が実施されています。
本日は解説を聞きながら展示をみれるギャラリートーク企画に行ってきました。
みるだけではなく、その道の研究者から話が聞けるのはめっちゃ値打ちがありますよ。
展示の最終日である6月27日の10:30~、もう一度ギャラリートーク企画がありますので、ぜひ行ってみて下さい。
解説する人、西野くん
今回、解説してくれる西野コウジ氏は友達です(コウジの漢字がわからん)。
植物の考古学者。出土した種とかで萌えるらしい。
僕は伏見まちづくり仲間だという認識だったのですが、西野くんとしてはまちづくりは違うらしい。
9歳年下で、wishigrowのムチャするところを気に入ってくれています。
いっぱい遊んだわけではないのに仲良しなので、ギャラリートーク中に急にクイズっぽく振ってきやがった。
振られて人前で発言するのは全然ええねんけど、前日飲んだアルコールが残っていたので、気の利いたボケが浮かばなかったのが口惜しい。
解説があると展示物が違って見える
この展示は先日見たので2回目になります(その時の記事→「鳥羽離宮と平安の栄華」の展示を見に行く)。
前回はさらっと素通りした展示物もあったのですが、解説があると価値のあるものとしてしっかり見れました。
解説があるといいよ。
モノは一緒なのに、値打ちが上がったように見えるのが不思議だ。
新しい疑問もわいてくるし、もっと知りたいという気持ちにもなります。
西野くんに対して敬語で喋ってしまう自分
普段は友達やのに、自分の興味あるものを解説してくれるから先生に見えましたよ。
ギャラリートーク終了後に会話を交わすと、なぜか敬語で喋ってしまったよ。
普段→「また自転車のパーツが変わってるやん。」
今回→「院政時代のヒーローって誰かいませんか?」
知識に対して、権威とか尊敬とかって普通に抱いてしまうなぁ。
ちょっとまって、これって恋愛に使えるぞ
上記の状況が男女やったら、尊敬が恋愛に変わったりするよなぁ。絶対そうや。
「春が来るとこの川辺は桜がめいっぱい咲き乱れるんだ」って知った風なことを言うと、『詳しいんだ、素敵!』ってなるんやろ、aiko的には。
だからもし好きな女の子がいたら、その人が好きなジャンルのことを徹底的に勉強したら、その知識によって尊敬されて、やがて恋に落ちてくれるはずだ。
あれ?
好きな人の好きなジャンルを先に勉強するってなんか知っている状況やなぁ。
あいつや!”天沢聖司”や。
ジブリアニメ”耳をすませば”の天沢聖司。
天沢聖司は何をしたのか
”耳をすませば”は中学生の恋愛と進路への迷い・人間模様などを描いた作品。
劇中でカントリーロードを歌うシーンが有名(←大好きです)。
この作品を見た後は、『自分は中学生には戻れないんだなぁ』という気持ちになって、いつもほんのり切なくなる。
で、天沢聖司は月島雫のことが気に入って、何をしたかというと、月島雫が読みそうなファンタジー小説を先回りして全部読んだのです。
そして、ヴァイオリンを弾いてみせたり、夢を語ったりして見事に月島雫をGET!
完璧すぎるぞ、天沢聖司!
というわけで、好きな人の好きなジャンルを先に勉強するこの恋愛必勝法を”天沢聖司作戦”と名付けます。
男性向けの必勝法ですね、しかもよくある話のような気がしてきた。
上司と部下とか、師弟とかそいうの。
源氏物語が好きな人も展示を見に行こう
というわけで、脱線してしまいましたが、皆さんも展示を見に行ってみて下さい。
源氏物語とか好きな人いますか?
僕は鳥羽離宮や院政時代への興味から瀬戸内晴美(寂聴)氏の”祇園女御”という小説を読んでいる途中なのですが、平安装束を再現した展示もあるので、小説の登場人物たちがより身近に感じられるようになります。
ただの衣装展示じゃなくて、植物染めで再現してあるのですよ。
染めている伏見の吉岡先生といえば、その道の人達には有名な人なのです。
では大事なのでもう一度。
2015年6月27日の10:30~、西野氏によるギャラリートーク企画があります。
行ってみて下さい。
京セラ美術館
考古学にちょっと興味のある女子は恋する危険アリ。
気を付けてねっ。
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