こんにちは、まちのイベントをディスったせいで急に伏見まちづくり最前線に躍り出たような格好になってしまったwishigrowです。
でも本当は、まちづくりや地域活性化の話題は語りたくないのです。
だって、成功者じゃないもん。

批判しかできない卑怯な奴ですよ。

地域活性化を語りたくない

自分にとってまちづくりや地域活性化とは、”まちで稼げて雇用が生まれること”です。
地域の賑わいっていうのは、そのまちにしかないお店があって、人が沢山集まって来ることをいうのではないでしょうか。
そのためには、お店が儲かって雇用が生まれる、あるいは若者が新しい店をオープンさせて、そのお店を糧に食べていけることが必要です。

まちづくりっていう言葉は色んな意味を含んでいますが、まちづくりは人づくりだとか、コミュニティづくり、公共を語ることだとか考えている人はぬるい。

そういう風に、強く強く思ってはいるのですが、自分自身が稼げる個人商店を運営しているわけではないので、空論なのです。
本当は自分自身が人気店をつくってから、「個人商店は楽しいよ、みんなも参入しようぜ、そして町を盛り上げよう!」って言いたいのですが、そういう立場ではないのです。

だから、今はまだ地域活性化を語りたくないのですよ。

個人商店プレイヤーになりたがらない

上記の通り、地域活性化とはまちで稼ぐ人が増えることだと考えているので、どんどん新規参入者が増えることが大事です。
しかしながら、『最近は自分の店を持ちたい』っていう人が減っている気がするのですが、どうなのでしょうか?

大企業に勤めたいとか、公務員になりたいって人はざらにいるのに、自分の店を持ちたいって人は最近聞かない。

まちづくりがしたいっていう人も、準公務員的なポジションに行きたがったり、助成金目当ての企画運営だったりするし、リスクをとって儲けようって人が見当たらない。

まぁ、儲からないからしょうがないのかもしれないけどね。
それでも、個人商店プレイヤーが増えてほしいなぁと思っているのです。

そういう考えなので、個人商店プレイヤーが損をするイベントには憤りを感じてしまいます。

イベントに頼るべきではない

そして、儲かる個人商店というのは、地域活性化イベントがあってもなくても儲けられるのですよ。
旨いラーメン屋は、また食べたいと思うからお客さんが集まるのであって、その町でイベントが開催されているから行くわけではないのです。
個人商店主は町全体の活性化なんて考えなくていいのだと思います。
自分の店を人気店にするために注力することが、まちの活性化につながるのだと思います。

商店街でイベントが行われて、たくさん人が集まったとしても、あくまでも一過性のものです。
継続的に集客できるお店をつくることが大事です。

ボランティアまちづくり

個人商店にも色々な業種や商売があるので一概には言えませんが、店主自らの労働で成り立っているお店は、イベントに関わっている余裕がありません。そういうお店が多いです。
逆に、イベントができるのは商店街には関係のない人達です。

イベント主も儲けて、個人商店も儲かるようなイベントもできつつあります。
”まちバル”や”街コン”は相互にメリットがある仕組みです。

しかし、ボランティアが主体のイベントは個人商店の利益にはつながらず、自己満足になりがちです。
それは当然のことだと思います。
よく知らない個人商店の誰かを儲けさせるより、自分たちが楽しいようにやりたいって思うのが人の心情ではないかと思います。

しかし、これを繰り返していくうちに、イベント主催者と商店主との溝が深まっていくのだと思います。

相互利益か相互理解

商店街活性化の理想を考えるとするならば、イベント主も商店主も双方が儲かる形がいいですね。
飲食店限定ですが、前出の街コンやまちバルは双方が儲かる理想形態の一つです。
(最近はちょっと下火になってきた??)

よくできた手作り市やマルシェイベントもイベント主も個店も儲かる形になっています。
相互利益ですね。

イベント主がボランティアでやる場合でも、双方の存在を認め合うことによってうまくいく方法があると思います。
ボランティア側は商店主に対して、日々まちの魅力づくりに貢献していると敬意を表して、できるだけ儲けさせようと努力する。
一方で商店主側はボランティアで労力を提供してくれる人達に対して敬意を表する。
そういう相互理解があれば、商店街の活性化につながるのではないかと考えます。

以上です。
あとは、人気店の店主になってから語ります。
じゃなきゃ、説得力ないやん。
プーみたいなもんやん。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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