効率的に稼げない僕らは楽しく仕事をするしかない

こんにちは、Mr.低収入wishigrowです。

イベントへの出店といい、実家の商売といい、稼ぐには効率の悪いことをたくさんやっているなぁって思います。

資本主義は、効率的にやらないと負けちゃうんです。
人が欲しがるものをできるだけ安く提供すると勝ちなんです。

でも、それができないとどうするんだって話。

例えばおにぎり

コンビニのおにぎりって、すごく効率的に製造されているのだと思います。
(現場を見たことはありませんけどね。)
最近では極力食べないようにしていますが、僕は美味しいと思います。
植物性油脂やグリシン、ph調整剤などが入っていて気持ち悪いと思っていますが、それは品質保持のためにしょうがないですよね。

かたや、昨日出店したイベントで販売したおにぎりは手作りです。
裏技も特になく、美味しい米を使う、美味しい海苔を使う、しかも手で握るというのだから、めっちゃ効率悪いのですよ。
原材料も高いし、製造コストもかかる。

手作りだからといって3倍の値段で売れるのなら、トントンになるでしょうが、お客さんが抱いているおにぎりの価格のイメージを逸脱すると、売れませんよ。

結局はコンビニとさほど変わらない値段で売るしかないのです。
資本主義的には完全に敗北の道です。

それは分かっているけど、工場でつくられたおにぎりを売りたいかっていうと、ぜんぜん売りたくない。

こういう効率を重視できない資本主義の負け組はどうすればいい?

例えばおばんざいやお弁当

うちの母は毎日おばんざいをつくって売っている。
頼まれてお弁当をつくる時もある。

楽をしようと思えば、袋入りの業務用お惣菜なんて、いっぱいあるんですよ。
袋の封を開けてパックに詰めてそれをお惣菜コーナーで売ったり、お弁当容器に詰めればそれがお弁当になる。
フライとかも衣についた状態のものが冷凍で物流してるし、そういうのを使えば効率的ですよ。
しかし、使わない。

効率悪く、手作りしちゃってる。
そして「忙しい、忙しい」って言ってる。

資本主義では負けですよ。

資本主義で負けちゃう人はどこで勝てばいいのか?

僕らのように資本主義社会でクレバーに立ち回れない人達はどうしたらいいんでしょうね?
大企業に飲みこまれて、そこの非正規スタッフとして働けば良いのでしょうか?
負け組として、暗くうつむいて生きていけば良いのでしょうか?

結論としては『楽しむしかないやん』って思います。

楽しみながらやるしかない

『儲からへんけど、楽しいねんな~。』『割に合わへんけど、楽しいねんな~。』って言えることで勝つしかないよな。
いわゆるポジティブシンキングではありません、自分に言い聞かせるのではありません、『楽しくねぇ』と思ったらすぐ辞めるのが大事です。
自分をごまかして生きると、本当の自分を見失ってしまいますよ。

手元にお金があって色んなものが買えるという楽しさもわかる。
でも、自分がこだわりまくってつくったものがお客さんに喜ばれるという楽しさは、お金じゃ買えないんですよね~。
ある意味、自分の分身を作っているようなもんなんです。
それが評価されるかどうかがハラハラドキドキの真剣勝負。
そこを楽しめばいい。

その場合、『お金』より『楽しさ』がエネルギー源なんやから、楽しさを損なうものこそ排除の対象です。
気に入らない仕事は受けなくて良いのです。
気に入らない客は帰ってもらえば良い。
無理をするのも良くない。

資本主義に飽きてる人も多くなってきたし、『楽しくて、しかも儲かる』って状況もあるはず。

具体的に言うと

まずは自分がどういう人間か知ることですね。
安定した給与をもらえるなら、つまらない仕事でも続けられるのかどうか。
今の仕事が楽しいかどうか。
自分が楽しいと思う状況はどういう状況か。
欲望を満たすことと真の喜びとがあって、そこをどう分けるかも難しいところ。

それに応じて、転職すべきか、自営の道を歩むべきか、現状にしがみついて生きるかが変わります。

wishigrowの場合は、守るべきものもないし、全てをお金で考えると人生がつまらなくなるので、低収入でも楽しみながら生きていく。
もちろん、楽しみながら高収入を得られるようにも、ちゃんと手を伸ばす。

どんな生き方も選択できる。
選択した人生ならば、どんな状況であれプライドを持って生きていける。

写楽風自画像

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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