こんにちは、wishigrowです。

なかなか、身近に感じる国会ニュースを目にしました。
金子恵美議員の夫・宮崎謙介議員、育休取得の希望を伝える
テレ朝ニュース(動画あり)

この宮崎謙介氏は、wishigrowの住む選挙区の衆議院議員なのです。
(票は入れてませんけどね。)
前例のないことらしく、『なかなかチャレンジングなことするや~ん、やるや~ん』ってちょっと思ったのですが、色々調べていくうちにイライラしてきた。

宮崎謙介氏のブログによると

男性の子育参加に向けて

読みました。

国会議員の責任が重いことは分かっているが、8か月間考えた結果、育児休暇を1カ月間とることにした。
男性の育児参加は”一億総活躍社会”にも合致するし、育児中に学ぶことによって政策にも活かしていく。
というような主旨です。

政治家らしく、きれいな言葉でまとめてあります。

男性の育児参加は大事やと思います。
wishigrowも3児を育てているので、ミルクあげたり、オムツ替えたり、散歩に連れていったり沢山やりました。楽しい思い出です。
そんな僕から見ると、第1子出産後、1ヶ月だけって、パフォーマンスにしか見えません。
どう考えても3歳くらいまでは、いっぱい手がかかるのです。
継続的な育児参加が大事なんですよね。

パフォーマンスやセレモニーは政治家にとって大事やと思いますが、休むことを良いように解釈してパフォーマンスに使うのはイケてないなぁって思う。

国会議員としてやるべきことはやったんか?

育休を主張している宮崎氏は、国会議員として一般人の育休推進の提案なり、質問なりで活躍してるのかなぁと思って調べてみました。
彼のWebサイトやブログ、衆議院の会議録など。

しかし、見つかりません。

男性の育休取得が少ないと考えているならば、何が原因なのか調査分析し、それを解決する政策を立案するのが国会議員の仕事です。
給与の問題か、キャリア形成の問題か、代わりがいないからか、職場の環境が悪いのか、意識の問題か。

その見解も示さず、国会を動かす行動もとらず、自分だけが育休を主張しパフォーマンスに使うって実に腹立たしい。

「てめえの仕事を遂行してからにせえ。」

逆に泉健太氏の質問が見つかった

衆議院の会議録で、”育休”って調べていると、同じ選挙区の泉健太氏の質問が見つかった。

平成27年3月12日には、

例えば、育児休業も、今、五〇%から六七%に所得保障の割合が上がりましたけれども、これも六カ月間だけなんですね。最初の六カ月間だけが六七%、それ以降はまた五〇%の保障ということで、生活費がやはり半減はしてしまうわけですよね。そういう意味では、やはり、育児休業もこれからもっともっと制度を充実させていかなければいけません。

 そういった意味では、雇用保険の中での国庫負担というのは今七%でありますけれども、これは本来は一二・五%ということになっております。もっともっとやはり国の方がしっかり負担をして、育休の所得保障の率も上げていく必要があるというふうに思っております。

という質問を麻生国務大臣にしておられる。
第189回国会 予算委員会 第16号(平成27年3月12日(木曜日))

平成26年2月19日の質問にも育休というワードが出てきます。
第186回国会 予算委員会 第11号(平成26年2月19日(水曜日))

このように、ちゃんと国会で動いている議員がいるんですよね。

まとめ

結論としては、宮崎謙介氏は育休の取得希望を取り下げて、休まないまま育児参加できる方法をちゃんと考えるべきだ。
1ヶ月とは言わず、第2子・第3子・第4子ともうけていただいて、10年くらい育児参加してください。

宮崎謙介育休取得

ほんで、8か月もの間、自分の育休や衆議院の育休制度を考える前に、一般国民の育休取得のために動いとけや。
国会議員やろ。
仕事しろ。

「お前の選挙区から馬鹿な国会議員を送り込むな。」って言われる前に、私見を述べさせて頂きました。
改めて言うと、僕は彼に票を入れていません。
地元でも悪い噂しか聞かないしな~。
勘弁してほしいです~。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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