こんにちは、京都伏見の商店街で生まれ育ちましたwishigrowです。

先日、”戦国はるかなれど”っていう戦国時代の歴史小説を読み終えました。
分厚い本が上下巻あったので、かなり手ごたえがあった。

なぜそんな本を読んだのか?
それは生まれた場所にゆかりがあったからだ。

祖母が言うには

wishigrowは納屋町(なやまち)という場所で、生まれ育ちました。

納屋って、かっこ良くない語感だ。
母屋→離れ→納屋、って感じで小吉みたいなレベルですよね。
少年の頃は『しょぼい町名だなぁ』って思っていた。

「納屋町は昔、帯刀町だった。」
ということを祖母から聞いたことがある。
『そっちの方がカッコイイ!』って思っていた。

武士が刀を引っ提げてた町なんだ!って。

案内板

現在、納屋町商店街の北端には町名についての案内板があります。

納屋町案内板

古くは、帯刀町とも呼ばれ、伏見桃山時代には、堀尾帯刀の邸宅があったとされる。

とのこと。

この看板を見たときに『堀尾帯刀って誰やねん!』って思った。
まぁ、名前を知らんってことは、いつかの時代のお奉行様かなんかやろうな。って思っていた。

戦国はるかなれど

“堀尾帯刀”は特に調べることなく過ごしたある日、京都新聞の記事が目についた。

京都新聞戦国はるかなれど

堀尾吉晴という武将を主人公にした”戦国はるかなれど”という本があるらしい。

記事を読んだ、その時、眉間が動いた。
堀尾という名字がピーンときたんですよね。
『聞いたことあるぞ』って。

ググってみると、堀尾帯刀と堀尾吉晴は同一人物でした。
『この本は読まねばなるめぇ』って思いました。

節分の恵方巻

気になりだしたら、情報が目につくものです。

2月に節分の恵方巻のルーツってどんな感じやったかな?って調べたのです。
そうすると、堀尾吉晴を起源とする説がウィキにのってた!

豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が偶々節分の前日に海苔巻きのような物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めたという故事を元にしているという説
(恵方巻)

『そういう説があるのかぁ』って思いながら食べたっけ?

巻き寿司丸かぶり

帯刀は役職名

堀尾吉晴か、堀尾帯刀かどっちやねん!ややこしいわ!って感じですよね。

帯刀ってのは、”帯刀先生(たちはきせんじょう)”という官職名。

東宮坊を守る帯刀の舎人たちの長官を意味する

とのことです。

公式な時には「堀尾”帯刀先生”吉晴」って名乗ってたようだ。

大岡”越前守”忠相みたいな感じかな。
(↑若い人は大岡越前って知らんのかなぁ?桜吹雪じゃない人です。)

堀尾吉晴、大プッシュ

というわけで、”戦国はるかなれど”を読んで、堀尾吉晴の生涯をよく理解したのでした。
今や、生まれた場所に関わりのある戦国武将”堀尾吉晴”を大プッシュしています。

堀尾吉晴が築城した松江城に今すぐ行きたい気分。
(昔、松江市に行ったことあるけど、スルーした・・・)

まとめ

自分に関わりのあるものから知識が広がるのってとても楽しいです。
一番良い勉強法なのではないでしょうか。

本を読んだ感想はこちらに書きました。
戦国武将 堀尾吉晴の成長を描く「戦国はるかなれど(by中村彰彦)」

皆さんも無理やり興味を持って、読んでみてください。

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節分の記事もついでに
楽しいやん、節分。イワシも巻き寿司も旨いやん。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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