「本を出してるし。」
「100冊くらい買ってよ。」
って言われたのです。

こんにちは京都伏見のwishigrowです。

冒頭のようなきっかけで、「京都おみやげ大全」を買ってみました。
とても参考になる本だった!

京都おみやげ大全

帯には「もう京都のおみやげ選びには困らない!」って書いてあります。
スイーツ、漬物、調味料、日用品、色々なジャンルでたくさんの商品が載っています。
ページ数を考えると約1000点の商品が紹介されています。
カラーで。
ペラペラめくっているだけでも楽しい。

平成23年の発行なので、情報としては古くなっているかもしれません。
しかし、京都は老舗が多いと思うので、まだまだ使えます。

おみやげ買う機会はない

wishigrowは京都伏見からほとんど出る機会がありません。
他府県へ出る仕事もないし、友達もいない。
だから、京都のおみやげを買っていく相手がいない。
というわけで、とても疎いということが分かりました。

昔の話をすると、おみやげは阿闍梨餅を定番にしていたなー。
そんな阿闍梨餅も当然載っています。
ふむふむ。
“比叡山で修行する阿闍梨様が被る網代笠を象った”とのこと。
知らなかった!

縁のあるもの

人にゆかりのある商品も載っている。

箱籐商店の桐箱

石黒酒場をやっている時に、同年代の女性が来てくれたことがあります。
その人は桐箱に絵を描く仕事をしていた。

箱藤商店桐箱

ゆったり喋る女性で、かなり好きでした。

近喜の青碧

こちらも石黒酒場にゆかりのある近喜のとうふ。
いつもおあげを差し入れしてもらってたんですよね。

近喜

この緑色のとうふは一番高いやつ。
これも頂いたことがあります。

月桂冠

そして、月桂冠。
大倉記念館でしか買えないやつとのことで載っています。

月桂冠

今も買えるのだろうか?
Mさんに聞いてみないと。

招徳酒造も載っていますね。

伏見は酒か

自分として気になるのは『伏見からはどんなのがエントリーしてるのかな?』ってことです。

酒でしたね。
あとは伏見人形と、墨染の椿堂がエントリーしていました。

ラインナップが北部に寄ってるように思うのは、それが京都なのか、編集者の住まいによるのか?
どうなのでしょうね?

パッケージデザインの参考になる

“京都らしさ”ってこういうことか~って思いました。

商品そのものも大事ですが、情緒を感じさせるパッケージも大事ですよね。
京都ブランドを活かした商品開発の参考書としても使える。
『買ってみよう』よりも、その気持ちが強いです。

スイーツとか「腹に入れば何でも一緒じゃー」くらいのつもりなのですが、情緒まで味わって食べないとダメですね。

紅さんとの関係

この本の編集者、佐藤紅さんとは最近知り合いました。
サルサダンスのお店で。

「くれないって本名なんですか?」って聞きました。
「本名よ、その名前で本も出してるし。
 京都おみやげ大全ってあるから100冊くらい買ってよ。」
『買えるかよ!』って心の中で突っ込みました。

ですが、1冊手に入れてみて良かったです。

ワラクリで紹介すれば、100冊くらい売れるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうかね?

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ちょっとだけ、京都通になった気分でいます。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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