受け身なだけではなく、自ら動いて楽しむ娯楽がいいのです。
音楽の生演奏を聴き、そして踊る。

2017年9月9日(土)“VIENTO DE CUBA VOL.11”に参加。
どうするのが楽しいか分かっているのだが、今回はあまり動かずに過ごす。

VIENTO DE CUBA VOL.11

“VIENTO DE CUBA”はキューバンサルサのイベントです。
ブンヤ先生が主催しているので、万障お繰り合わせで参加。

サルサダンスを踊るイベントですが、今回は生演奏がメイン企画。
Ex corde(エックス コルデ) with 亀崎ヒロシによるキューバ音楽の生演奏とのこと。

京阪三条からすぐ近くのエルコヨーテが会場です。

自転車で向かう

私の家から京阪三条までは、電車でスムーズに移動できるし、これまではそうしていた。
しかし今、自転車に乗りたくてしょうがないのだ。
パーツを交換したばかりで、新しいおもちゃを買ってもらった子どもみたいになっている。

市街地に向かって北上するわけですが、藤森や伏見稲荷までは快調、しかし東福寺あたりでバテてくる。
『20代前半はごく普通の距離だったのになぁ・・・』
“心が体を追い越してきたんだよ”というよりも、体が気持ちについていかない。

それでも、自分の足を推進力に変え続けると、自然とテンションが上がってくる。

賑わっている

20時前に到着。
イベントはすでに始まっていて、賑わっている。
ちょうどLIVEが始まる前についたようだ。

踊っている人もたくさんいる。
狭いくらい。

自転車移動でかなり体力が奪われたので、休憩だ。
ドリンクがいつもより旨い。

キューバ音楽生演奏

そうしているうちに、Ex corde と 亀崎ヒロシによる演奏がスタートしました。

私はキューバ音楽をよく聴いているわけではありません。
だから、有名だとされる曲でも分からない。
上手いとか下手だとか分からない。

ただ、『太陽の音楽だなぁ』という印象を受ける。
オレンジ色が眩しくて、海が見えるような音楽。

vientodecuba11

そして、3人で演奏しているわけですが、女性の方はほとんどボーカルだけなので、クラシックギターとパーカッションでの演奏なんですよね。
『2人で奏でられる音なのか、これ、すげえな。』って思った。

知らない曲ばかりだったわけですが、十分に聴き入りました。

踊る人もいる。

20170909vientodecuba2

ルンバの曲になったら、先生が踊る。

20170909vientodecuba3

完全に女性に襲い掛かる図ですが、そう見えるのが正しいようです。

という感じで、とてもよいLIVEでした。

踊り控える

さて、LIVEが終わるとDJタイムでみんなのダンスが始まる。
がしかし、私は疲れてたので、ほとんど見学。
踊った方が楽しいのですが、サルサダンスは色々なパワーが必要ですので、今回は控えるというスタンスです。

みんな楽しそうに踊ってて、本当に良い場になってました。
『楽しそうでいいなー』って見てた。

踊るより会話する人いないかなーって見渡すわけですが、みんな踊りたい人なんじゃないかと思って、声かけづらい。
そして喋ろうと思って声をかけると、結局は踊ることになるんですよねー。
さらにいうと、音が大きいので会話が阻まれる。

踊る場所では踊った方が良いですねー。

フォークダンスの会話

とは言え、会話が盛り上がったこともあった。
しかもフォークダンスの話題で。

その女性には以前、自分はサルサの他にもフォークダンスをしているって言ったのですが、その女性の友達にもフォークダンスをしている人がいて、興味深々に聞かれたそう。
「フォークダンスしている人って、珍しい!」って。

そこから、フォークダンスの話をしたり、盆踊りのトークに発展したりとかなり盛り上がりました。

でも結局は、その人とも踊ることになるんですけどねー。
踊る場所ですからねー。

2時まで居座った

そして、せっかく自転車で来たのだからと、終電を越えまくって、2時まで居座った。
踊らないくせに居座った。
「こんな時間までいるの、珍しいですねー」って4人から言われた。
最後はどんな風に終わっていくのかを見届けたかったのですよ。

場を広く使って踊る人たちを見たり、知ってる人を見送ったり、こういう時間で店員さんの1人が帰るんだなぁとか思ったり。
燃え盛った炎が小さな火になっていく感じでした。

燃え盛っている時に、その場から離れるのも良い。
小さくなった火を見届けるのも、また良い。

自分なりの楽しみ方

今後、サルサダンスとの距離感は悩み中。
どこのレッスンに通うのかとか、踊りに行く頻度とか。

短期間・短時間に集中するのが、自分向きかなぁとは思っている。

2時でもまだまだ賑わっている祇園を自転車ですっと通り抜け、人気のない夜の道を帰る。
キューバの空には太陽が輝いているのだろうか、京都の空には月が輝いていた。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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