誰しも青春時代があると思います。
私はバカですから、今も青春しておるのですが、15年も前の話になると、それはそれは青くて春いです。

そんな時代のメンバーから飲み会に誘われ、懐かしい気持ちでいっぱい。
この気持をちょっと置いておきたくて、書いとく。
VELOTAXI青春時代の話。

VELOTAXIのころ

当時、何歳だったのかなぁ。22歳くらいかなぁ。
VELOTAXIっていう、自転車のタクシーを運転するというアルバイトをしていました。
自転車旅行をしていた時期だったので、『自転車こいで金もらえるって最高やん。』って思った。

自転車のタクシーは日本初だったので注目を浴びたし、京都の中心部で働くのも初めてだったので、多くの刺激を受けた。
また、これをきっかけに東京にも行って、表参道とか原宿とかをVELOTXIで走ったという思い出もあります。

仲間にも恵まれていて、普通じゃない人たちと交流した。
自分は個性的だと思っていたけど、さらにすごい人達に出会った感じ。

まさに青春です。

そんな懐かしい人たちとの飲み会が行われた。

セオリー通り

久しぶりすぎて、緊張するかのような気持ちが湧いた。
集まったのは6人。
急な呼びかけだったので、不都合な人や連絡漏れもあったと思います。

セオリー通りの会話が繰り広げられた。
各自の近況報告 → 来れなかった仲間たちの情報 → 思い出話

青春時代の思い出話はこそばゆい。そして気持ちいい。

まさか来るとは思っていなかったのだが、上役のMさんも来ている。
今まで知らなかった苦労話を聞いてしまって、『当時は申し訳なかったなぁ』って思う。
みんなで反乱を起こしかけてたからなぁ。

憧れていた気持ち

上役のMさんは、当時なんとなく怖かったし、それと同時に事業を立ち上げた人として憧れていた。
ひっさしぶりにそうだったことを思い出した。

今となっては、アラフォーっていう括りでやし、さほど年は離れていない。
それでも、当時のままのオーラをまとっていて、憧れは憧れのままだった。

憧れていたことも忘れていたくらいなので、全然別の道を歩んでしまっとる。
22歳の自分は、もっと出世できると思っていたのではなかろうか?

おっさんになった現状

思い出話が一段落つくと、友情に亀裂の入った面白い話でかなりの時間が割かれた。
そして結婚感や子育て感の話にもなった。

15年経ってオッサンになったけど、オッサンにはオッサンの戦いがある。

Mさんは「みんな立派になったなぁ」と語っていたけど、現実ってヤツを知っちゃっただけじゃなかろうか。
折り合いを付けるのが上手くなってしまっただけでは?

まぁ、何も知らないくせに自分は何者かになれると勘違いしていたあの当時と比べればマシにはなったかなぁ。
妄想が暴走していたあの頃。

成長

私はうだつの上がらない人生を送っているので、昔の仲間に会って、彼らが出世してたりまっとうに暮らしていたりすると、劣等感を感じざる負えない。
そんな状況でも、ひょうきんに楽しく過ごせるので、その部分では非常に成長したなぁと思います。

そういえば、22歳の頃は『出世したい』と思っていたけど、なぜ出世したかったかというと、『楽しく生きていきたい。』って思っていたから。

なれてるかも。
なりたかった自分に。

もってる

みんなそれぞれ価値観が違って、仕事のリスクの大きさとか、結婚するとかしないとか、女性との付き合い方とか、色々違うけど、みんな宝を持っているよなぁ。
青春時代の記憶は宝だな。

ってな感じで、実にオッサンらしく締めますが、来年も青春する気マンマンですので、どうぞ宜しくお願いします。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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