こんにちは、アウトドアはまぁまぁ好きなwishigrowです。

2018年5月6日(日)、比良山系の登山に参加してきた。

感想は一言で終わる。
「ロープウェイでのぼって、何が登山やねん!」

恒例の登山

恒例になりましたWebプログラミングの先生が先導してくれる登山会。
この企画はけっこう楽しみにしているのだが、今回は違った。

というのも、事前の連絡が来た時点で『は?』。
JR志賀駅集合、そしてバスに乗って、さらにロープウェイに乗るというのだ。
『ロープウェイでのぼって、何が登山やねん!』

これはダメだと思った。

ビギナー向け

まぁ、事情は分かる。
体力のない人でも安全に山登りを体験させるのがリーダーの務めである。
私も様々な会の幹事をするので初心者に合わせるべきだと思っている。

分かっているのだが『ぬるい』。

だから当日の朝に起きれなかったら欠席しようと思っていた。
しかし、ちゃんと起きてしまうんだよなぁ5時30分に。

お弁当

登山をする人は昼食にはこだわらないようだ。
ただの栄養補給という認識らしい。

私は違う、一所懸命に登った場所でコンビニのおにぎりだと侘びしくなる。
だから、早くに起きてお弁当を作るのだ。

お弁当

濃いめの醤油で作った豚の生姜焼き。
これを携えて家を出る。

とにかく達成感がない

時間どおりに志賀駅につき、乗り物をつかって山頂へ。
確かにロープウェイは早くて便利でアトラクションとしての値打ちはあると思う。
しかし、達成感がない。
景色は良いのだが、それがそこにあるだけ。

打見山の景色

無感動。

縦走

コースは「打見山>>汁谷>>木戸峠>>比良岳>>烏谷山>>荒川峠」です。

広葉樹の明るい新緑の中を歩くのは心地よい。
果樹園のように手入れが行き届いているような木々だった。

シロヤシオ

しかし、さほど高山の植物に興味のない私は『低山でもええやん。』って思うわけです。
愛宕山とか鞍馬山とか稲荷山とかの方がモニュメントがあって好き。
高いところには行ったけど、高低差としては低山と変わらない。

どうも心が晴れない。

お弁当

烏谷山(からとやま)を越えたあたりでお楽しみのお弁当タイムになって、心地の良い自分味に浸りました。

山とお弁当

ただしロープウェイが尾を引いているので、達成感という味付けがなかった。

驚いたのは、となりの二人はお弁当もおにぎりも持って来ず、ポテトチップスのみ!
驚愕!
価値観が違いすぎる!

下山もダラダラ長い

上ったら当然下るわけですが、高いとこまで来てるので下山が長い。
ダラダラ長い。
景色も変わらないしツラい。

下山後のビールも何となく味気ないし、登った山を振り返って見上げても感慨深さがない。

自力と達成感

登山に求めているものが何ら手に入らなかった。
ロープウェイがとにかく腑に落ちない。
徐々に標高が上がっていくあの感覚が登山の醍醐味じゃないの?

自分の力でどこまでも行きたいのです。

というわけで、自分の性質と今回のコースは合わなかった。

これはある程度事前に分かっていたことで、それでも参加することに決めたし、思っていた通りの気持ちになった。
自分をよく理解できていて良いと思う。

まとめ

暑くも寒くもなく天候はとても良かった。
前日の盆踊りで疲れ果てていたのでビギナーコースだったのも実は助かっている。

ただ一つ、
ロープウェイでのぼって、何が登山やねん!

達成感はまた別の何かで満たそうと思います。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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