こんにちは、京都の盆フェスダンサー石黒わらじろうです。
コアな部分は何かと考えるのは大事ですね。盆踊りのコアは何なのか?
2018年8月15日(水)“東寺万燈会・盆踊り大会”に参加し、踊ってきました。
楽しく踊れたのですが『もっと踊り手が多くてもいいのに。』って思った。
東寺万燈会・盆踊り大会
昨年は雨に振られて残念だった東寺の盆踊りですが、今年はうまく晴れてくれました。
午後にザザッと降ったようですが、開始時刻には上がっておりました。
ここは生の江州音頭やし、京都駅からも徒歩で行けるし、敷地も広く、五重塔のライトアップがなんとも素敵。
世界遺産にも選定されているし、京都を代表する名刹で踊れるなんて最高です。
京都の盆踊りにはロケーションを楽しめる会があって、「伏見稲荷で踊りました。」「東寺で踊りました。」なんて言えるのがいいところです。
にしては、踊り手の集まりがよろしくない。
50人規模って感じですかね?まだ5倍くらいは収容できる。
京都駅から近いんやから、JR西日本もJR東海ももっとプッシュしたらどうなん?
遅刻
そんな素敵な東寺の盆踊りですが、私は遅刻してしまいました。
19:10頃からスタートしたようですが、私が踊り始めたのは19:40頃です。遅れたー。
というのも、当日の朝まで郡上おどりの徹夜おどりで戦っており、昼頃に家に帰って、そして寝ますわなぁ。
起きたら18:30だった。
寝起きかつ疲れた体を奮い立たせ、東寺に馳せ参じたわけです。
楽しい
徹夜おどり明けの夜やしそんなには踊れないやろう、見学するような踊りになるやろうって思っていたのですが、音頭を聴いて、体を動かしだすと楽しくなってしまいます。
そしてホームだけあって盆踊り仲間が多く、手を抜くような踊りはできない。
郡上おどりで亡者になってしまいましたが、東寺の盆踊りでは猛者に返り咲きました。
踊りでも掛け声でも大活躍です。
盆踊りの楽しさを比べるのはナンセンスですが、郡上おどりに比べて東寺の盆踊りが楽しさに劣ってることは全然ないのです。しかし、かたや5万人、かたや50人という歴然の差。
(※東寺の人出が50人ってことはなく、人の入れ替わりや聴衆を含めるともうちょい多いです。)
この差はなぜつくのかな?
もしかしてナンパのしやすさによって差が生まれるのかもしれない。
なんて、考えたりもしました。
官能的な踊り
私が盆踊りを踊る時、周りの人の踊りをよく見ています。それどころか目を合わせにいきます。
これは、踊りの基礎にフォークダンスがあるので、私にとってはそれが正しい踊り方です。
そんな感じでいつもの通り周りを見ていますと、不思議と官能的な踊り方をしている女性がいてすごく気になりました。
『どこからその官能さが出るのか?』
なんて思いまして、後ろについて踊っていたのですが解明されませんでしたねぇ。
何といいますか、忘れ物を探しているような踊り方です。
年齢も不詳やったので、終わった後に声を掛けさせてもらいました。
観光客で年齢は同じくらいかちょっと上くらいかと推測していたのですが、全然違って京都在住で20代のようでした。
「お兄さんは何で盆踊りに参加してるんですか?」って聞かれて、
「趣味やで。」って答えると、「えぇ!」って驚いた様子で、
『盆踊りが趣味やと変なのか?』って気を揉んで、
「ダンスが趣味。サルサダンスもやってる。」って答え直すと、
「私もやったことありますー。」って急に仲良くなれました。
まぁ、この程度の会話なのですけど、盆踊りにはこういう出会い要素が大事なんじゃないかと考えるところです。
出会い要素
盆踊りは先祖供養という祈りによって発祥したのですが、踊りの娯楽性というか男女の出会いと交流を取り入れて発展してきました。
盆踊りを転戦すればするほど、また郡上おどりの徹夜おどりを経験して、「男女の交歓」というのが盆踊りには不可欠だと確信しているところです。
踊り方とか掛け声とかは枝葉の話で、盆踊りの幹は求愛です。
根は祈り。
ですので、今後さらに自ら先陣を切って女性に声を掛けていこうと思っている次第です。
そうすることによって、京都の盆踊りは活性化し、郡上おどりに負けない集客力になるはずです。
発想が飛躍しているかもしれませんが、盆フェスダンサーなら飛び躍らないとね。
頑張るぞー!
今後の予定
8/18(土) 仏光寺の盆踊りに行って、恋するフォーチュンクッキー盆踊りを一生懸命に踊ろうと思います。
詳細>>京都の盆踊り情報まとめ2018
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