こんにちは、京都の盆踊りガチ勢石黒わらじろうです。
コレクション欲ってありますか?
私は京都の盆踊り情報をコンプリートしたいです。

2018年8月19日(日)“崇仁盆踊り大会”に参加し、踊りました。

なかなかややこしい盆踊りでした。

当日の情報

当日の午後2時頃に情報を教えてもらいました、「ポスターが貼ってありましたよ。」って。
しかしポスターを撮影してくれているものの、生音頭かどうかの情報は載っていない。
しかし、面白そう。
『リサーチしに行くしかない。』

予定では宇治田原のやんたん盆踊りに行こうと思っていて、崇仁のスタートは17:30って書いてあり、やんたんは19:00スタートのはずなので、リサーチした後にやんたんに向かおうと思っていたのです。

崇仁

会場は京都駅から徒歩で行けるし、京阪七条からも行ける。
「河原町通の高架上」って会場情報が、なかなか面白い。
JRの線路が地上を通っているので、河原町通りは下をくぐっているんですよね。そこにスペースがあるのだ。
時折、電車や新幹線が見えて面白いし、逆に見られてもいるのだろうな。

崇仁地域は何かと話題です。
京都市立芸術大学の移転先やし、崇仁新町という屋台村が昨年からオープンしています。
そんなエリアなので、ワクワクドキドキです。

リサーチ

17:30に会場に付きましたが、予想通りそんな時間に盆踊りはスタートしない。
これはイベントスタートの時間だ。

櫓をチェックしてみると、マイクが完備されていて、椅子がたくさん置いてある。
『これは!生音頭会だな!』って確信しました。

崇仁の櫓

しかし、生音頭のスタートは18:30とのこと。1時間待ちました。長い。

とはいえ、たまたま最初に声を掛けた浴衣の女性が盆踊り愛好者でこのブログを読んで頂いたこともあり、共通の知り合いもいて、盆踊りトークを繰り広げ、快適に過ごしました。

盆踊りでクレープ

クレープも食べた。

地元の踊り

18:30頃に音頭取りの方々がゾロゾロとやってこられ、唐突に生音頭スタート。
『いよいよ来たかー、オラー。』って踊りだした、、いのは山々なのですが、そんなことはしません。
なぜなら地元の踊りがあるかもしれないからです。

こういうところが盆踊りの作法を知ってて私のエライところなのですが、近くにいたおばちゃん(というかおばあちゃん)に「地元の踊りってあるんですかー?」って聞きに行ったのです。
「あるよ~」と、
すかさず「教えて下さい。」って。

しかし、おばちゃん同士で「ああやろ」「こうやろ」「あんた教えたって。」ってむず痒い。
さらには雑な教え方で、「前行って、後ろ行ったらいいんや。」「後ろ向いてもええんや。」って、『おーい、一番の基礎を教えてくれー!』って思いました。
しかし私の口からは「ハイ、ハイ。」って新入社員のような受け答えを発するわけですけどね。

それでも櫓を2周くらいしたら何となく掴めてきました、そして『これは苦手な踊りだなぁ。』と分かりました。
手拍子ターンが2回くるんです、こうなると自分の中のループポイントが崩壊してしまって次の動作が分からなくなる。

来年のためにメモしておくと。
足だけの踊りで、
手拍子2拍、左足前、右足前、手拍子しつつ左足横に出す、左足前、右足前、左足蹴り出す、左足後ろ、右足後ろ、左足後ろしつつ手拍子2拍(最初に戻る)

人によっては足の運びが微妙に違ってて困惑するのですが、おばちゃんがやってたのは上記です。

前述の通り手拍子ターンが2回くるし、右足に重心を置くことが多く左右のバランスが悪い。
いつもは慣れて調子に乗ってきたら手の動きとか腰の動きとかを勝手にアレンジするのですが、そのゾーンにはいけませんでした。
まだ楽しい踊りとは言えない。ややこしい踊りです。

とは言え、「崇仁の踊り」ってのがあることを知って喜んでいます。

櫓を離れられない

スタートから踊っていたのですが、踊り手がとても少ないのです、10人とかのレベル。
『やんたんに行こうと思ってるやけど、この時点で私が抜けたら、めっちゃ盛り下がるやん。』って考えるのです。

崇仁盆踊り序盤

移動するなら今だなぁっていう時間になって『抜けちゃおう』って思ったのですが、ちょうどそういうタイミングでおばちゃんが三ツ矢サイダーを持ってきたりするのです。
「飲みやー」って、「足りなくなったら向こうにあるしなー」って。

『もうダメだ。』って思いました。
やんたんに行くのは諦めました。

こういう義理人情を大事にしないと、盆フェスダンサー失格やろう。

声かけ

日がしっかりくれると踊り手も増えて、最大の時は30人ほどになっていたかな。
外人さんが参加したりして、グローバルな感じにもなった。
集団で楽しそうに踊っておられたし、写真撮影も盛り上がってた。

崇仁盆踊り大会

そして、若い女性も参加されてたので、当然声を掛けるんですけど、私の知らない京都の盆踊りに参加されたようで『あー、把握してないやつやー、クソー。』ってプライドに響く。
まだまだリサーチの努力が足りん。
西院春日神社の盆踊りを案内したので、また再会できるかもしれません。

地道に盆踊り愛好者を増やしています。

正調

だいたいみんな地元を踊りを踊っていたのですが、数名が江州音頭正調で踊ってたんですよね。
本当に邪魔でした。
別の輪で踊るならまだマシですが、輪の中に入って足の運びがぜんぜん違うのでぶつかるしすごく迷惑ですね。
また、手拍子のタイミングも違うので、バラバラ感が出てうっとおしい。
特に今回は崇仁の踊りをマスターできずにいたので、違う踊りが視界に入ると混乱する。

そんなわけで心の中で『この下手くそが!』って思っておりました。

「自由に踊ったらいい」っていう自由主義の人もいるのですが、私は地元の踊り主義で同じ踊り主義です。
盆踊りに関しては保守派なようですね。

ややこしい

踊りもややこしかったのですが、ちょっとややこしい男性がいましたねー、酔ってたからややこしいのかいつもややこしいのかわからんかったけど。

さらには、最終盤の一番盛り上がりそうなところで、おばちゃんがこけて、流血騒動になって、救急車が来るという事態になりました。
私も『踊ってる場合なのか?』って思いましたけど、医療の知識がありませんのでとりあえず踊っておきました。
4人くらいしか踊ってなかったけど。

なんともややこしい幕切れでした。

まとめ

知らない盆踊り情報が入ってとても良かったです。
崇仁の踊りはもうちょい楽しく踊れる方法を見つけたいし、手拍子2ターンも攻略したい。
盆踊りは義理人情が大事。

今後の予定ですが、
8/25(土)、西院春日神社にまず行って、行けたら吉田東通り。
8/26(日)、梅宮大社の予定です。(大津のあがりゃんせに誘って頂いておるのですが)
8/27(月)、修学院に行っておこうかなぁというところ。

詳細はこちらを>>京都の盆踊り情報まとめ2018

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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