誰にだって胸トキメキのアイドル、アイドル!

2018年11月23日(金・祝)“京都大学の11月祭”があり、AKB的なステージを見に行きました。
学園祭のついでに行ったのではなく、AKB的なものを見るために行ったのです!

京都大学11月祭

京都大学の学園祭には行ったことありません。京大の学生だったことなんて一度もないし、近所でもないし。
森見登美彦作品なんかを読んで百鬼夜行のような空間が広がっていると勝手なイメージを膨らませております。

京都大学11月祭

仕事を終えて16:30ごろに行ったのですけど、普通の学園祭でした。
むしろ敷地が広くて分散されているようだった。
ぶらっと回りきれるような規模ではなく、京大卒業生いわく「公式パンフレットを買った方が良い。」とのこと。

しかし、時間がないので公式パンフレットなんてものは買わず、吉田グラウンドに向かいました。
なぜならAKB的なステージを見るためです。

キョーダイ47

吉田グランドにも模擬店が広がっていて賑やかでした。
ここには特設ステージが設置されてあります。
17:10から「キョーダイ47」なる、AKB的なアイドルのコピーダンスのパフォーマンスがあるのです。

吉田グラウンド

実はあまり正体が分かっていなくて、全員が京大生かどうかも知らんし、最初に知った時は「KMN48×楠坂46」という名称だった。

唖然

Andy師匠(後で説明します)と落ち合い、師匠に連れられてステージから4列目に陣取ることになりました。スタンディングです。
パフォーマンスがスタートすると、唖然。
周りの人たちはサイリュウムとか持ってて、「ヒューヒュー」言い出して、「ウー、ホイ!ウー、ホイ!ウー、ホイ!」ってゴリラ的な掛け声を出し始めて、すると負けじとAndy師匠もいきなりハイテンションに発声しだして、『あわわわ、作法が全然わかんねぇ。』って思いました。
アイドルのステージなどに行ったことのない私は『何これ、何これ、何これ?』って周りのテンションに圧倒されます。

アイドルのファンたち

ステージ上では可愛いダンスが披露されているわけですが、それを観るだけではダメなようで、しかし作法が分からないので、私のお口はパカンと開きっぱなしになっていました。

口パカン

きっかけ

さて、私がこのステージを見ようと思ったのには当然きっかけがあって、
この夏「ようせい夏祭り」に行った時のこと、女子高生が盆踊りを踊っていて「変だ!」「なぜだ?」って思った。

ようせい盆踊り女子高生

>>女子高生が制服で盆踊りを踊るのか?ようせい夏祭り
こちらのブログに書いた通り、謎の女子高生はステージの出演者で実は大学生だったんですよね。
一生懸命に盆踊りを踊るグループなら、そのパフォーマンスを見とけば良かったって思った。

すると上記のブログをメンバーの誰かが読んでくれたようで、Twitterの公式アカウントからメッセージをもらったんです。
「11月にステージがあるので、観に来てください。」的な感じやったかな。
女子大生のお誘いなんて、ダイソンか!っちゅうくらいの吸引力ですので、ノコノコでかけちゃうんですよねぇ。
中の人がどんな人かも分からぬままですけど。

Andy師匠

しかし、ちょっと待ってください、私はアイドルのステージには行ったことがありません。
彼女たちのステージが良いのかどうなのか?どんな風に見たらいいのか?全然分からんのですよ。
だから、Andy師匠を呼ぶことにしました。

Andy師匠はAKBの追っかけで、私の同級生です。
追っかけ歴は7年くらいになるのかな?
最初は「超絶ぱるる推し!」って言ってたけど、最近は「太田奈緒」としか言わない。

「京大の学園祭でAKB的なステージがあるから、一緒に見て評価してほしいねんけど?」と誘うと、
「誰が来んの?」って。
Andy師匠レベルになると、誰か?ってのが大事みたいです。
そこを「知らん。」「無名の子ら。」って押し通しました。

Andy師匠

そして迎えた当日、吉田グランドで落ち合うやいなや、グイグイとステージの近くに進んで行って、私は『え?こんな前で見るん?』ってビビったくらいです。
さすが師匠。

楽しみ方

パフォーマンスが始まる前、ポジションに着いた途端、Andy師匠はバズーカみたいなカメラを取り出した。
『めちゃめちゃガチですやん。』って私は思いました。『知らん子らやろ??』って。

バズーカカメラ

色々ご指導を仰いだのですけど、とにかくお気に入りの女の子の(推しの)名前を事前に把握しとかないといけないらしいです。
Andy師匠から「どの子が推しなん?」って聞かれて、
「あぁ、あの子は盆踊りの時に踊ってたのをよく覚えてる。」って答えると、
「名前は?」って、
「知らん。」って答えると、
「ヘボいなー。」って言われた。
『いや、知らんやろー、普通!』

いいタイミングで推しの名前を呼ぶ(というか叫ぶ)のが、とにかく大事らしいです。

キョーダイ47ステージ

他にも曲中に独特のコールがあるみたいで、「好き好き大好き太田奈緒!」みたいなのも積極的に発しておられた。

楽しさ

私も楽しめるのなら楽しみたいので果敢に挑んだのですけど、知ってる曲がないのが致命的で、周りの人やAndy師匠と同じレベルの楽しさは味わえないですねぇ。
唯一、perfumeのチョコレートディスコだけは分かって、この曲の時は乗れました。
『わぁぁ、頑張れー。』って思った。

チョコレートディスコ

また、『ステージ上のあの子と目が合ってんじゃねぇの?』みたいなのがあると、ドキドキきますね。アイドルにハマるのは十分に理解できます。

楽しさを極めるには経験が必要だと分かりましたし、ステージと観客で一緒になって盛り上がりを作り上げていくものなんですね。すごく盆踊りと似ています。

やりたいことやる

Andy師匠が今回のパフォーマンス見て「楽しいなぁ。」とつぶやいておられた。それは良かった。
私は楽しいという感情は芽生えませんでしたけど、視線は釘付けになっていて見応えはかなりあった。
『可愛いなぁ』『上手いなぁ』『一生懸命だなぁ』『セクシーだなぁ』なんて思いながら。

50分間のステージで観客を飽きさせずにやり遂げるってめちゃめちゃスゴイですからね。
ざっと1000人を超える人がステージを見てたと思う。
めちゃめちゃスゴイ。

キョーダイ47

誰かに強制されることなく、やりたいことをやっているんでしょうねぇ。
青春真っただ中なんだろうなぁ。
一生の思い出を作っとるところなんだろうなぁ、いいなぁ、いいなぁ。

私も負けじと、やりたいこと、ワクワクすることをめいっぱいやろうと思いました。
自分史上最高の自分を更新し続けてやろう。

もう1回

2018年11月25日(日)に再びステージがあるとのことです。
19:10~19:30 京都大学11月祭吉田グラウンド特設ステージにて。

彼女らの公式アカウントはこちらです。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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