こんにちは、wishigrowがワラクリよりお送りしますのは、木工ですね。

イカダを作ってみたんです。
しかし、ちょっと残念なイカダになった。

アホな奴とペットボトル

アホな奴ってのは、『どうやったら面白く生きていけるかな?』って考えるものなんですよ。
普通の人は『どうやったら金を稼げるかな?』とか『どうやったらモテるかな?』って考えるのかもしれんけど。

アホな奴が2Lペットボトルを見ると、『これでイカダを作れば川で遊べて面白いんじゃない?』って思うものなんですよ。
で、私はアホな奴ですから作ってみたくなるんですよね。

しかしこういうアホなことは誰も強制してくれないので、なかなか実行にうつせない。『作りたいなぁ』って思いながらかなりの歳月が流れました。

最近になって、琵琶湖の近くに拠点を設けることになったので、いよいよガチでイカダを作ることにしました。
めちゃめちゃ遊べそうだと思ってね。

設計

ペットボトルをプラスチックのバンドでまとめて、木のフレームに括りつける作戦です。

浮力の計算をすべきところですが、だいたい1Lで1㎏が浮くくらいでいいんじゃないですかね?
私の体重が65㎏だとして、2Lのペットボトルが33本あれば浮くのではないでしょうか?

木のフレームの作りやすさを考えると、横に8本並べて、それを縦に6列並べて、計48本のペットボトルを使うことにしました。

ちなみに家でこんなのを作ろうとすると、無茶苦茶になります。

ペットボトルと汚い部屋

ペットボトルをしばる

ペットボトルを横に8本並べて、PP結束バンド(ストッパー付き)で縛ります。

PP結束バンド

意外にも各社のペットボトルの形状や太さが違うのが驚きです。
できれば同じ銘柄のペットボトルを集めた方が収まりが良いです。

木のフレームを作る

ペットボトルがバラバラになって四散しないように、木のフレームを作ります。

フレームを作る前

以前、イベント出店用に自作のタープテントを作ったのですが、もう使っていないのでその資材を再利用しました。

木のフレームを作る
ビスで接合
中に木を通す

尾びれを作る

浮くだけじゃなくて、まっすぐ進んで欲しいなぁと思ったので、ヒレを付けることにしました。
邪魔になるかなぁ?とも考えたけども。

何かのプラスチック箱の蓋。

プラ板を切る

電動丸ノコで切って、木で接合できるようにする

フィンの完成

技術力の高いアホって、厄介ですね。

コンパネを丸ノコで切る

別のことに使おうと思ってたコンパネがずっと置いてあったのです。
コンパネは水に強いらしいので、これを使う。

フレームのサイズに合わせてカット。

コンパネを切る

しかし、コンパネを使ったのは失敗です。

塗装

『どうせなら何回も遊びたいなぁ』と思ったので、木を保護するために塗装することにした。

塗装前

そして、どうせ塗装するならと本気度の高い塗料を使った。

塗装の後

片面を塗り終えたら、ペットボトルを結束バンドで着ける。

ペットボトルを入れる

フレームとコンパネを釘で接合。

コンパネを釘で打つ

さらに塗装して完成です。

すべて塗装済み

重すぎる

ここで完成なのですが、残念ながらコンパネのせいでめちゃめちゃ重いのです。
ハッキリ言って失敗です。頑丈さより軽量さを考えるべきでした。

筏の完成

しょうがないので持ち運べるように車輪をつけた。

車輪を付ける

進水式はしていない

完成したので、水に浮かべたいところなのですが、まだやっていません。
ライフジャケットを買っていないし、オールも作らないといけない。

それよりも重いのが問題で、ヒョイと担いでパッと遊べないからハードルが高い。

琵琶湖まで徒歩15分のナゾノトチに持って行ったんですけど、琵琶湖で遊べる日はいつになるかなぁ。今は肋骨折れてるからなぁ。

アホなことに時間を使っとるなぁ。
アホな上に、面白くもなっていない。
最低じゃん。

まぁ、「手作りイカダに乗ったら沈んで溺れてタイタニック!」って記事や、「手作りイカダで琵琶湖を横断した話」って記事が書けるかもしれませんので、お楽しみに♪

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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