こんにちは、グロがワラクリよりお送りしますのは2020年2月7日(金)の話。

冬の小屋暮らし

私は自分が作った小屋で冬を乗り越えられるか挑戦します。

暖冬でしたが急に冬らしい気候になり、この冬一番の冷え込みがやってきた。

これを乗り越えて、さらに遊びに行けたら私の勝ちだ。

ついでに先週のサルサダンスで「来週来ますから来てください。」って約束した女の子と会えたらもっと勝ちだ。(関連記事:サルサが下手だが、行っちゃう理由

温度上げすぎ

2/6の寝る前の話、

この冬一番の冷え込みと聞いたから、薪ストーブを本気で燃やす。戦力を投入しすぎて、小屋の室温を上げすぎた。逆に暑くて寝苦しい。

寝袋に入るのも辛い温度だが朝方には寒くなるし、そんな葛藤のせいでよく寝れなかった。いつものように過ごしたら良かったよ。

おかげさまで凍えることもなく朝まで過ごし、外気温-4℃の夜を小屋とともに乗り越えた。

私の勝利です。これは冬を乗り越えたと言って良い。

冬の小屋暮らし、完、

と言いたいところだが、遊びに行くまでが勝利条件。

フラれた

出勤し、仕事し、職場で夕食。この夕食は6名での賑やかな食事で、日本酒が進む。

楽しかったけど、19:30には切り上げて三条へ向かう。サルサの約束がある。

20:00からは10分程度遅れて到着。しかし、あの子はいないぞ。待ってる人が来ないままレッスンに入る。切ない。

ちなみにこういうこともあるかと思って他に2名の女性を誘っていたのだが、1人はインフルエンザで療養中、もう1人は気のいい返事だったが来てない。

踊りにきているのに、気持ちが盛り上がりきらない。『フラれとるな。』そういう現実を認識した。

果たされない約束、返ってこない返事、描いただけの妄想。こんなのは今までいくらでも積み上げてきた。それが1つ増えただけでノーダメージ。

小さな約束にウキウキしていた1週間があっただけで良いじゃないか。

レッスンに集中だ!体を動かしとけば余計なことを考えなくて済む。

状況が変わる

ところがレッスンが終わりかけのころ、こちらに笑顔を向ける女性が店に入ってきた。先週とは髪型が違うがあの子だ。『遅い!レッスンは終わるぞ。』

レッスンに誘ったのにレッスンを受けてない女の子に話しかけに行ったところ、そもそもキッチリしたレッスンタイムがあると認識していなかったようだ。

もともと30分ほどは遅れて来ようとしていたらしい。「お兄さんがいなかったら寂しいじゃないですか。」って。

いや、こっちが寂しい思いをしとるぞ!

ですが、状況としてはレッスンを受けに来た女の子ではなく私に会いに来た女の子に変わっていて、いつもなら色んな女性を誘って踊るところですが、ずっと二人でお喋りし続けることが紳士としての振る舞いになった。会話が途切れないように頑張った。

笑顔きらめく

よく笑う女の子で、視線をしっかり向けてくれる、さらには笑った顔の変化が大きくて笑顔がきらめく。喋っているときも踊っている時も。

楽しいを超えて、安心感がある。

お互いにコロナビールを飲み干したら、「同じものを飲みます。」って言うから、テキーラのトマトジュース割りを注文、「マズくてゆっくり飲めていいねん。」なんて言って。赤い液体は想定通りの味で彼女は顔を歪めた。

表情が分かりやすいのもいい。

葛藤

30代だったらいいのになって思ったけど違ってた。若い。

若さ故の天真爛漫さにおっさんはめろめろになりそうです。しかし良識ってのがありますから頑張って一歩引いた視点をキープ。

私の脳には「わたし、酔ってるんです。」とか言われると、『わたしを口説いて下さい。』って変換される装置がついていて、いつもなら動くものすべてに反応するブラックバスのように食いついていくところですが、今回ばかりはマズいんじゃないかと思った。

ドリンクが空になっても『まだ帰るのは惜しいなぁ。』って思ったから、駅の近くのお店へ移動。

本当にいい感じで二人の時間が流れるのです。首をかしげる仕草も、笑った後の間も、私を見つめる瞳も、めちゃめちゃ可愛い。『おっさんにとって若い子のそれがどんだけ価値のあることか分かっとるんか。』って説教したいくらい。

そういう可愛いリピートのせいでヨコシマな気持ちがメラメラ沸いてきて、手を握ってみたいとか、髪を撫でてみたいとか、唇を重ねてみたいとか、思ったりするわけですよ。だが、頑張って抑え込む。同時に臆病なヤツだと思われたくない葛藤もありながら彼女との会話を途切れないようにするものだから変に緊張して、手足が冷たくなってしまう。

しんどくて、そして幸せで甘い時間でした。

視線

別れの時間までずっと葛藤と我慢の連続で、そして可愛いの連続でしたけど、彼女の視線の先に私だけが存在する時間を精一杯楽しめば良いのかな、というのが結論。

視線を浴び続ければ安心感が湧いてくることを知りました。

次に会う約束も取り付けました。デートだな。私なんかと付き合ってくれるなんて、ありがたい。

小屋暮らしなんてしてる場合じゃねえ!

というのが今日のオチです。冬の小屋暮らし、

The End.

そして甘い暮らしが始まればいいなぁ、

甘い暮らし、

To Be Continued…

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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