さて、これは初めてのデートの話になるぞ。

2020年2月11日(火・祝)に意中の人と飲みに行くことになった。

ぬかりなくステップを刻んでいく。

いざ、おデート

私は休日で先方はお仕事だったので夜だけの約束。

日中は小屋で過ごし、薪割り、ランニング、温泉とやるべきことを早めに済ませた。

夕方5時頃からガサゴソ準備して、寒い中出ていく。とても寒くてルンルンした気持ちにはならない。実は緊張しているのだ。

約束の時間からは30分も前に到着したので周辺をうろうろしていたら、私を緊張させる相手も15分前に来た。

緊張感

いきなり緊張感を崩してくるタイプだった。「ドラックストアに寄っていい?」って落ち合ってすぐに言う。『寄ってから待ち合わせ場所に来いよ!』って心の中で突っ込んだが、「いいよ。」としか返答できない。

飲み屋までの道すがら「ちょっと緊張してるんやけど。」って言うと、「大人の余裕がないですねー。」ってややバカにされた。

違うんだよ。緊張感が漂う中で唐突に「好きです。」とか言うのが私の作戦なんだよ。その作戦を阻止するなよ。

正反対

飲み屋にて、座敷の四人掛けで対面に座る。ちょっとお見合い感出るな。寒かったのでいきなり熱燗を頼んだ、向かいにいる人は梅酒のソーダ割り。

仕事帰りの人だから仕事の話が中心。私とは正反対でよく働いているらしい、仕事が好きらしい。「僕とは正反対やね。」って言ったら「やりたいことやってるのは似てますよ。」って。

いやいや、社会に貢献してるかどうかが大分違うぞ。名のある企業にお勤めで、好きなことをやって収入を得ていて、しっかりしていらっしゃる。私には手の届かない世界にいて、とても憧れる。

表情の変化

彼女は表情の変化が大きいし、雰囲気もかなり変わる。可愛らしい態度になったかと思うと、急に真面目に自己主張しだす。その波にうまく乗ろうとするうちに、こっちの心は翻弄されてしまう。

術中

翻弄されたと言えば、先日彼女とBarにて飲んだ時、私は可愛いのリピート攻撃を受けて我慢を強いられたのですが、実はワザとやっていたらしいです。「可愛くすると喜ぶかなと思って。」って言われた。衝撃の告白!

うわぁ、落とし穴にまんまとハマっている!術中にハマっている。

怖いよー、女の子怖いよー。

安心感

いや、でも、私は彼女といると安心感を得られるし、彼女も「あなたといると安心感がある。」的なことを言ってくれるのです。これには心がぽわっと温まって、『あぁ、ずっとに一緒にいれそう。』って思った次第です。

ん?これも策なのか?オウム返し?ミラーリング?

怖いよー、女の子怖いよー。

ちょこ

待ち合わせ前に駅周辺をうろうろしていた時、特設のチョコレート販売コーナーが出ているなぁと思っていた。そういえばバレンタインが近い。

飲み屋を立ち去ろうとするタイミングを見計らって、彼女はバックから小さな箱を取り出した。

チョコレートをもらった。

嬉しすぎてウルっときた。

平静

終電まで一緒に飲んだ。かなり打ち解けたはず。

でも、帰り道の彼女はまた雰囲気が変わっていて、平静モードになっている。会社の人とバッタリ出会うことを心配しているらしい。

さて、この距離を埋められるのか?堂々と手をつなげる日は来るのかい?

遠い気がする。

To Be Continued…

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です