こんにちは、グロワラクリよりお送りしますのは、2020年2月22日頃の話です。

小屋と甘い暮らし

私は自分が作った小屋で暮らしていたのですが、恋をしてしまったので、急に記事が甘くなりました。

意中の人と仲良くなることを目指しているので、行こうと思っていたキャンプをキャンセルしたりするのだ。

キャンプ部中止

2月22日~23日にかけてキャンプ部の活動をする予定でした。

ところが、企画の中心で一番行きたがっていたよーへー隊長が風邪をひいて欠席になった。(『普段から体を鍛えておけよバカ』って思った。)このため開催意図が曖昧になり、天気予報も雨だったので企画としては中止の判断にしました。

でも、私1人で行こうと思っていたのです。

ストーカーの恐怖

21日(金)はサルサに行き職場で寝る。

翌22日(土)は朝から銭湯に行く。サウナの梅湯が朝営業の日だからありがたい。そして小屋に帰ってキャンプの準備に取り掛かろうとした。

すると意中の人から電話がかかってくる。しんどそうな声だった。聞くと、朝から部屋のインターホンを押されて、ドアを叩かれた、それが何回か、という話。

実はバレンタインデーの2日後に彼女の自転車のカゴに謎のチョコレートが置いてあったらしい。誰が置いたのか不明。ストーカーか?酔っ払いか?友達のいたずらか?謎だから怖い。

謎チョコと寝不足が重なって、彼女はストーカーの恐怖に怯えていた。「今日は外出しないようにする。」って。だけども「キャンプの前に変なこと言ってゴメンね。」って。ここで通話は終わり。

『女の子の一人暮らしは大変だなー。』って私は思った。

そばにいよう

キャンプに行く気だったのですが、よくよく考えまして、こういう時にそばにいるのが大事やし、いやむしろチャンスやし、ってことで、彼女に会いに行く決断をした。

雨が降りしきる中、電車で彼女の家へと向かった。

キャンプに行かないのは自分自身との約束を守らないことになるので、とても罪悪感を感じるのですが、『自分は女の子の奴隷だからな。』と言い聞かせる。

本来はヒーローのような気持ちでいるべきところだが、奴隷として行くのが私らしいところ。

原因判明

目的の場所に着くとすぐに『はは~ん。』と原因に察しがついた。マンションの前に清掃業者の車が止まっていたのだ。

私がインターホンを鳴らしても電話をかけてくるほどに警戒心の高い人の家に上がり込み、私の推論を話すと、彼女はチラシの山から住民各位に宛てられた依頼文を見つけだした。

赤面しておられた。かわいい。

その後、私が業者の方と話し、排水溝の高圧洗浄に入ってもらい万事解決です。

さあ、どうでしょうか?私の問題解決能力の高さに彼女も私のことを好きになったのではないでしょうか?

彼女の家に侵入すると同時に、心にも侵入しておるのではないでしょうか。わはは。

お好み焼き

さらに私は攻撃の手をゆるめない。夕飯をつくってあげることにした。そもそも胃袋にアタックする作戦だからな。

今回はお好み焼きだ。

キャベツを刻む音に聞き惚れたはずだ。美味しくできた。

これでもうめちゃめちゃ好きになってくれたに違いない、のだが、、、
実は人の心理としては、何かをやってもらう側より、何かをやってあげた側の方が好きになるんですよね。認知的不協和理論で説明されるらしい。

キャンプをキャンセルしてまで会いに行って、夕飯まで作ってしまう私の方が彼女のことをより好きになってしまったのではあるまいか?

想いは募る一方です。

To Be Continued…

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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