こんにちは、グロワラクリよりお送りしますのは2020年2月24日(月・祝)の話。

小屋と甘い暮らし

私は自分で作った小屋で暮らしていたのですが、恋をしてしまったので記事が甘くなりました。

今回はデートの話なので、かなり甘いかも。それとも?

梅デート

日中のデートはこれが初めてになる。どこに行こうかと相談したところ、私の提案した城南宮に決まった。そこは京都市伏見区にある神社で梅が見頃を迎えていた。

城南宮

神社は午前中に行くべきところだが、私の愛しい人は優しい人なので、病気の友人(男性)に差し入れを持って行ったらしくやや遅くなる。「就職活動で竹田駅には来たことがある」と言う君と一緒に歩き、正午の少し前に城南宮にたどり着いた。快晴で春のような日和。

大衆の考えることは同じなようで行列ができていた。それが苦手な私は『並ぶの嫌だ。』って一瞬思ったが、デートだからな。君と喋れるなら待ち時間も悪くない。むしろいい。

「ゴメンやけど現金を持ってないねん、入園料出してくれる?」なんて言うカッコ悪い男ですけど、一緒にいてくれてありがとう。

しだれ梅

庭に入園した後も人ごみは続いていた。コロナで少ないかと思っていたのだが読みが外れた。あまり風情がない。

それでも、しだれ梅はその花弁で視界を覆ってくれる、華やかで色っぽい、すごくいい。彼女も「並ぶ価値はある」って言ってた。

二人で庭を一周してる間、ずっと話が弾んで、ずっと楽しかった。梅の花もかわいいけれど彼女も精一杯にかわいく着飾ってくれていました。

ちなみにこの後お昼を食べに行ったが、現金のみのお店だったのでうぐぐってなった。めっちゃカッコ悪い。

目撃

いい感じでしたけど、ちょっと事件が起こります。

竹田駅への帰り道、交差点を横断しようとしたところ、彼女がめっちゃ取り乱した。

なんと職場の同僚とすれ違ったらしい。顔が真っ赤になっていた。

しかもその時、やや強引な理由をつけて手をつないでたものですから、「だから手はつなぎたくなかったんだ。」と言われて私はショボンとなったのです。

何だよ。職場で「ひゅーひゅー」って言われればいいじゃねえか。

京都駅と別れ話

買い物がしたいと言うから、京都駅へ。彼女は手帳を買う。

大階段のてっぺんは遠くまで見渡せて良いかと思いきや、「ここで元カレに別れ話を切り出した」って言われ、ついついその詳細を聞いてしまったものだから、自分が言われたような気分になって、心にすきま風が吹いて、変なダメージを受けた。

テンションが下がった。

梅小路公園

この日は午後3時とか4時とかまでの約束だったからお別れの時間が近づきつつあったが、どうにもテンションが下がったまま上がらない。だから、もうちょいデート気分を味わおうと梅小路公園まで歩くことにした。

梅はまだ3分咲きの梅小路公園ですが、人で賑わっていました。ピクニック真っ盛り。春みたい。

私はカップルのように振る舞いたいのです、人目を気にせず。しかし君はそれを厭がる。

まぁ、それでもいいさ、君が私に時間を使ってくれるなら。

ちなみに帰り道、今度は私の知り合いに鉢合わせた。

これでおあいこになったな。彼女は嬉しそうだった。

寂しさ

そんなこんなで、デートの時間は終わりです。

「じゃあね。」って友達のようにお別れして、ひとりで小屋へと帰るのです。

いやはや、寂しい。孤独への耐性はどこへいったのか?

会えなくなるのが苦しい。この苦しみから解放されるために会えないことに慣れた方が良いのか。いや自分から会わないことを選んで苦しみを克服しようか。

甘いだけじゃない。寂しくて苦しいのも恋ですな。

To Be Continued…

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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