こんにちは、グロワラクリよりお送りしますのは、2020年4月4日あたりの話。

小屋と甘い暮らし

私は自分が作った小屋で暮らしていたのですが、恋をしたので記事が甘くなりました。

春がやってきてますからね。

知らない人との距離をとりつつお花見なんかはしないとね。

近所への花見

コロナの影響かどうかは不明なのですが、、、仕事が減りまして、土曜も休みになりました。私には好きな人がいるし、その人も都合が良いようなのでデートをすることになります。

しかし、コロナな昨今ですので遠くに行くのは憚られる。選択肢が限られる中ですが近所にいい場所があるので花見をすることにしました。

朝昼兼用のいわゆるブランチを食べて、レジャーシートを携えて、ドラックストアで飲み物とツマミを買って、公園に出かけます。

小高い公園

地方都市ならどこにでもあるような山の斜面にある公園です。コロナな昨今ですがなかなか賑わています。家族連れが多い。

桜が満開ですし、ポカポカした陽気ですので外出するのが正解です。自粛なんてしている場合ではない。他人と適度な距離を取れば良いのだ。

元気に遊ぶ子どもらを横目に、私と私の好きな人も適切な距離を保ちながら公園内の坂道を上がっていきます。とてもワクワクする。

花見

周りに桜が咲いていて、程よくスペースの空いている場所を見つけ、レジャーシートを敷いて腰かけた。お花見のスタート。

私らしくないライトなお花見です。缶ビール1本とじゃがりことスルメ。隣の彼女はほろよいの白いやつ。いつもなら赤ワインでどしっとやるところだけど、爽やかな花見になった。ある意味での自粛。

満開の桜と青空が広がっていて、爽やかに風が流れて花びらが舞うのです。隣には好きな人がいるのです。

ザワザワとうるさい人たちはいない。子どもたちが急斜面を上ったり下りたり下りれなかったりして遊んでいる。小型犬を連れたカップルがインスタ映えしそうな写真を撮っていて意識が高そうだ。若い女性2人が宅配ピザをつまみつつ恋愛トークで盛り上がっているし、最近出会った男の話が面白そうだ。

桜も咲いているし、人も咲いている。

近くで佇むご家族のママさんがなぜか高笑いを上げた。笑い声が周りに響いた。

それを聞いて「ワライカワセミに似てるなぁ~」って私は言った。君はワライカワセミを知らないようだからスマホで検索して動画を見せた。やっぱり似てたらしくて君はめちゃめちゃウケてたな。そして謎の博学さに感心してたな。私は君の笑う顔を見れて嬉しい。

散歩

ビールを飲み干したら手持ち無沙汰になるので、歩いて公園を回った。

いい公園なのですよ、バスケをしている子どもたちがいたり、ラジコンカーを走らせてる子どもたちがいたり。ほのぼのとなる。

吊り橋があったりして面白い。結構揺れて、君はそれを怖がって、もっと揺らしてやろうと思ったけど、本気で怒られそうだからやめたりした。

落ちてた木を振り回したり、舞い落ちる桜の花びらをキャッチしようとして遊んだり、幼いことをしている。誰も見ていないから大丈夫。

神社への階段も、修行場っぽい場所も、朱色の陸橋も、一緒に座ったベンチも、今ならありありと思いだせる。でもすぐに忘れてしまうのだろうか。

公園からの帰り道に「ファイト、戦う君の歌を、戦わない奴らが笑うだろう。」って口ずさんだけど、あの暗い歌詞をお互い正確には歌えない。そんな風に記憶は曖昧になるんだろうな。

夕飯

ここからしばらく時間が経つが、夕飯も記録に残しておきますね。

花見で気分が良くなったので肉を食べたくなりました。

まずは砂肝を炒めてビールを飲む。

野菜も炒めて栄養に気を配る。

最後はすりおろしたリンゴで作ったタレに漬け込んだ肉を焼いた。

せっせとご飯を作る甲斐甲斐しい私です。

忘れられない桜

私の人生はそれなりに長いからなぁ。忘れられない桜が他にもあるんだよなぁ。4月4日の桜は特に。

今年の桜が忘れられない桜になるように、いい思い出としてずっとよみがえらせれるように、私は覚悟を決めておるのですよ。

君もちゃんと覚えてくれているといいな。

To Be Continued…

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です