久しぶりに小屋で寝ることにした。

いつ以来でしょうかね。4/23のデータがあるけど、この日は小屋で寝たのかな? 覚えていない。

とにかく2ヶ月ぶりの小屋はヒドい有様です。カビがすごい。カビがすごい。

湿度は80%です。なにかしらには合格しそうな数字ですけど、ただのカビ天国です。

京都新聞が取材したいって。だからちょっと何とかしとこうと思って小屋まで帰ってきました。

ここは過酷です。日本人の8割はここで寝るくらいなら外で寝るわ! と言うでしょう。

よくこんなところで生きてたなぁ、って思います。

私は充分に強靭で狂人です。

でも、ちょっと、涙が出そう。なんでこんなところで寝なきゃならんのだ。

小屋暮らしをしてみて分かったことがあります。

「小屋暮らしはやめておけ」

それでもここで寝られるようにとやったことがあります。

水と蚊取り線香と発泡酒を買ってきた。

蚊取り線香を焚いた。

寝床を掃除した。殺虫剤を撒いたし、虫除けのスプレーも飛ばした。

薪ストーブを焚いた。火を焚くと何かが浄化されるような気がするから。

カビの拭き掃除をした。すごいんですカビが。

発泡酒を飲みました。500mlでは足りないくらいのストレスです。

このままダラダラと飲んで朝を迎えたい気分です。切ないなぁ、ああ、切ない。

過酷だなぁ。

こんなことできるなら、もう何でもできそうだ。

あれもこれもできそうだし、本気出せば小説家にもなれそうだ。

そのくらいここは過酷です。

バカなヤツがバカな風に小屋を建てたから過酷なのです。

バカさ一つを友にして生きていこうと思います。

おわり

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です