今日は、無意味な文章を書くということ、について書きたい。

管理画面には、96日連続投稿、という表示が出ているのです。
この記事で97だから、あと3日書けば100日連続になる。
節目までくると気持ちいい。

何故書くことを続けているかというと、今となっては惰性です。
もともとは小説を書くに際してスランプに陥ったので、とにかく何かしら書かねばならぬ、と始めたのがきっかけ。
文章を書くことを仕事にしようとするならば、ババババと打った文字がそのまま価値にならねば無理なんだろうなぁと感じたのです。
そういう速度感が必要なのかな、と。
質より量。量をこなせば質も上がる。
こういう考え方。

おかげさまで、長編の小説をなんとか書いて、新人賞に応募しました。
そこまでは良かったのですが、そこから先はぜんぜん書けなくなりました。
そもそも能力が無かったのか?
あるいは向き合い方がマズかったか?
少しだけ自分に幻滅している。

一つ、こうかなぁ? って思うのは、とにかく反省したらダメなのかもしれない。
自分が書いた文章を見直して、あれがダメだ、これがダメだ、下手だ、と思っているうちに書けなくなるのかもしれない。

例えば、ランニングをする時など、さっきの1歩を振り返って、きれいなフォームになるようにと元の場所に戻っていたら、どこにも行けなくなるし、楽しくなくなる。
あるいは、ダンスなども、さっきの動きは格好良くなかったので、もう一度やり直そう、と思ってるうちに楽しくなくなる。
ランニングの場合は、次の一歩、その次の一歩をどう踏み出すかが大事だ。
ダンスの場合は、この動きが楽しい、この動きが好きだ、この動きが美しいと思う、と積み重ねていくのが大事。
小説もそんなふうに書くべきなんだろうなぁ。

もっと美しい表現をしたい、ありありとした風景描写をしたい、突き刺すような心理を書きたい、楽しいセリフ、可愛いキャラ、、、もっともっともっと、、、
こうやって、どんどん進むべきだったんだろうなぁ。

文章って見直し可能だから、こういう境地に達するのは難しいのかもしれんけれど、終わったことよりも、ああしたい、こうしたいと積み上げるのが大事かもしれん。
向上心。
理想を追う力。

こういうのが湧き上がらないことは、勝負にならないと思うんで、さっさと諦めるのが良い。

で、私はどうするんだ?
小説は一旦保留。
ブログも方針変更。
無意味な文章で毎日更新を貫くのはもうやめます。
向上心の湧き上がる分野に素直に取り組んでみようと、決意するところです。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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