基本的には競争を好まず、勝ち負けの世界に身を投じたくない老荘思想なタイプの拙者なので、対人関係において穏やかでピースフルでしなやかである。
しかし、競争を好まないし、評価を恐れているから人間的にショボいのかなぁと省みている。そして泣いて、、、はいない。
勝敗のあるスポーツの世界や、コンテストのある芸術の世界、あるいは結果が問われるビジネスの世界で競争してきた人のそのコツコツとした積み重ねを見ると、勝てないなぁと思い、身動きが取れなくなる。
そしてどうするかというと、「そこでは勝負してないから」と負けた気持ちにならないようにして、じゃあどこで勝負してるのかと問われても、結局はどこにおいても勝負してなくて、「楽しんだもん勝ちだよな」というのが常套句。
勝って嬉しい・負けて悔しいをエネルギーとして磨いてきた人と、競争を避けてきた拙者では、海に出た紅鮭と川に留まった姫鱒のような違いが生まれているのではないか。

例えば、ダンスを例に取ると、競技やコンテストがあって、そういうので勝負した人と、楽しめたらいいよなって踊った拙者ではなにからなにまで違うし、見比べられると見れたもんじゃないんだろうなって思う。ショボいんだろうな。

あるいは、拙者はランニング歴が10年ほどあるのだが、ずっとゆるふわランナーで、最近になってフォームとか着地とか意識するようになって、でも最初から競技としてやろうとした人の方法論とか習得のしかたをちゃんとやってたら、今頃はもっと速いランナーだったはずだよな。

もちろん、楽しむだけの人がいて良いし、優劣をつけないでいいという考え方は支持する。
しかし、自分を磨きたいという分野においては、競争に晒された方がメリットが大きそうだ。きっと意気込みやプレッシャーが変わる。

このブログにしても、誰かから報酬をもらうライターではないし、アクセス数で勝負してるわけでもなく、ただより良い睡眠のために書いているわけだが、これでは能力が磨かれないんだよなぁ。
むしろ、コンテストのある小説に身を投じた方が、能力が磨かれるのかもしれん。

あと、先生に教えを請うことや、コーチしてもらうことが、圧倒的に足りなくて、評価基準が曖昧でゴール地点も見えぬままでとりあえず努力してしまって、成長が遅く、疲れ、飽きる。

ここ10年くらいは戦える精神状態じゃなかった・さらにその前の10年は戦える生活習慣がなかった、とは言えるかもしれん。
だが今こそ、競争に身を投じるべきではあるまいか?

ピースフルは失いたくないので、何から何まで競争ではなく、競争に身を投じる何かがあっても良いのでは?
とりあえずは、今やってることで競技・コンテストがないかと調べてみる。

これは、まだまだカッコよく生きれれるぞ頑張れ、と自分を勇気づけるためのブログであり、競争を経てきた人のように輝け、と奮い立たせるためのブログであり、自分の成長を促すためのブログである。
良くも悪くも評価されない場所にいて安住するな。
競争に身を投じ、勝利を目指せ。
ボードゲームみたいに楽しめると思うぞ。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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