はしると かぜが きもちいい オオカミ君は走るのが大好きです。 鼻先からあたまに流れる風がとても気持ちよいのです。 変わっていく景色をみながら、リズムよく駆け抜けていきます。
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スピードこそすべて
はやいね。 カラスはオオカミ君のスピードにおどろきました。 オオカミ君はかっこよく走り去って行きました。 じそく60キロメートルくらいの速さでしょうか。 みるみるうちに、遠くにいって、小さく見えます。
好奇心と行動力
行ってみよう、今すぐに 気になったことは、すぐに知りたい。 やりたいことは、すぐにやりたい。 誰かを助けられるなら、できるかぎりがんばる。 きれいな花はカラスに預けて、オオカミ君は東へ向かいます。
小さなきっかけで、物語が始まる
あっちに、 ないているライオンがいるらしい。 カラスがそう言っています。 ないているなら、何かこまっているのだろうと思いました。
誰かを思う気持ちは、まるで朝日がさす時のようだ
やさしいやさしいオオカミがいました お日さまが輝くある朝のこと、 きれいな花をみつけました。 「この花を誰かにあげよう。」 「そして、素敵な言葉をプレゼントしよう。」 と思いました。