カテゴリー: 京都で交流ダンス

  • イズミヤSC六地蔵盆踊りの予習動画

    イズミヤSC六地蔵盆踊りの予習動画

    8/31(日)に、イズミヤショッピングセンター六地蔵店にて盆踊り会が行われ、石黒わらじろうが選曲に関わっているので、その曲目と練習用動画を貼っておきます。
    踊れなくても、適当に楽しんでいただければ良いので奮ってご参加下さい。

    プログラム

    12:00~ 荻野まどかさんによる生歌盆踊り

    13:10~ 石黒わらじろう選曲トラディッショナル盆踊り

    14:20~ 石黒わらじろう選曲キッズ盆踊り

    荻野まどかさん曲目

    炭坑節
    ドンパン節
    おジャ魔女カーニバル
    ダンシングヒーロー
    アイドル
    恋するフォーチュンクッキー
    マリーゴールド
    アジアの純真
    ジャンボリーミッキー
    ヨイヨイやよい

    練習動画リンク

    ドンパン節

    おジャ魔女カーニバル

    ダンシング・ヒーロー

    アイドル

    恋するフォーチュンクッキー

    マリーゴールド はオリジナルの振り付け。

    アジアの純真  は江州音頭で踊ります。

    ジャンボリーミッキー

    ヨイヨイやよい は八木節で踊ります。

    以上、荻野まどかさんの曲目。

    トラディッショナル盆踊り

    江州音頭、河内音頭、郡上のかわさきや春駒、阿波おどりなどを予定。

    キッズ盆踊り

    荻野まどかさんの曲目と重なっているものもあります。

    その他、APT.、Bring-Bang-Bang-Born、盆ギリ恋歌などやるかもしれません。


    Bring-Bang-Bang-Born

    ネットに上がってるものは難しいのでオリジナルの振り付けです。

    盆ギリ恋歌

    以上。

  • 盆踊りの革新が起こった門真まつり

    盆踊りの革新が起こった門真まつり

    文化は伝統と革新の中で磨かれるものであり、盆踊りもしかりだ。
    古いイメージのある盆踊りにおいて、新しいチャレンジをする人々に感謝したい。
    その新しさにハマらない時もあるのだが……。
    門真まつりはめちゃめちゃハマった!

    門真まつりは大阪府門真市の市役所横で開催される夏祭りであり、拙者は門真市についてよく知らないが、市の全力をもって開催される一大イベントだろう。
    広いグラウンドの周りにはぐるりと屋台が配置され、中央に櫓が立つ。そしてTVに出てる女性が司会役を務め、音響も良く響く。
    来場者は子どもたち中心にめっちゃめちゃ多い。

    とは言え、大阪府下にはありがちな夏祭りで、どこかと似ていて、ここに行かないと味わえない、というものはない。
    現に盆踊らーが集中することもない。
    なので、拙者は参加するのがちょっと億劫。
    京阪電車一本で行けるにも関わらず、乗り換えが3回でうんざりするし、遠くにも感じるし、あまり行きたくない。

    だが、友達に行くと約束したんだよな。
    盆踊りをする友達じゃないのだが、家が門真に近いからって、じゃあ門真まつりがあるから行くよ、と言ってしまった。
    それゆえ、今回は踊りよりも友達と夏祭りを楽しむモードで、普通、特急、準急、普通と乗り換えて、気怠げに会場に向かった。
    しかし、きっぱり友達を裏切ることになってしまった。
    踊りが楽しすぎたから。

    門真まつりを語る前に、以前から盆踊りイベントについて、なんとかならんのか? と思っていたことがある。
    それはキッズダンス分断問題だ。
    盆踊り会によっては前半は歌やキッズダンスを含むステージショーで、後半は盆踊りというパターンがある。
    拙者の勝手な想いとしては、キッズダンスの子らも盆踊りに参加したら良いのに……と、もどかしい。
    行為は一緒なんやし楽しく踊ったらええやん、盆踊りに魅力が足りないんかな、どうしたらええんかな、などと課題に感じていた。

    それが門真まつりでは、一つの解が提示された。
    キッズダンス向けの振り付けでキッズ達が輪踊りを披露したのだ。
    定められた時間になると、キッズというか、ガールズが櫓を囲んで楽しそうに踊りだした。
    輪は一周してたのかな? 80人ほどの勢力になっていたか?
    ダンスの種類に明るくはないので、ヒップホップなのかハウスなのかブレイキンなのか分からないのだが、そういう振り付けの輪踊りは圧巻だった。
    よそでは見たことない光景だった。
    新しい、見るだけでも楽しい。

    拙者は勇敢な盆踊らーなので、ガールズをお手本に踊ってみた。もちろん不格好ではあろうけど、すごく楽しい気分になった。
    振り付けが上手い!
    踊りを繰り返すとちょっとづつ振りを理解できて、盆踊り初期に味わえる喜びを久しぶりに味わえた。
    ガールズの一部からは変なオッサンが踊っていると、クスクス笑われたけど、途中から「できてきてる」と評価も上がってきた。
    子どもの写真を撮りたいママからは怪訝な顔で見られるので、踊る位置には気をつけた方がいい、むしろ櫓側に入った方がいい、と学んだ。

    4曲だったかな?
    トラディショナルな音頭を挟んで2 部制で同じ曲が踊られた。
    APT. と、はいよろこんでと、ダンスホールともう1曲。
    楽曲の持つパワーもあるが、振り付けも良くできてたし、80人のキッズ達に振りを仕込む動員力が素晴らしい。
    3グループくらいに分かれていて、おそらくそれぞれのダンス教室があるんじゃないかと推察される。
    振り付けをされた方と仕掛け人に敬意を表したい。

    参考動画

    しかしながら完璧ではなくて、トラディショナルの方には参加してくれなかったんだよな、ガールズ達。
    もうワンクッション必要みたいだな。
    POPsで踊るのも良いのだが、関西の豊穣なる生音頭文化を活かしたいぞ。

    音頭の方は志賀國天寿師匠も出られる安定の布陣で、河内音頭も江州音頭もいつも以上にわいわいと踊らせていただいた。
    途中で謎のダンスガール(キッズではない)が出現し、その子にシンクロしようと頑張って踊ったらめちゃめちゃ体力奪われた(楽しい)。
    汗ビショビショで途中小雨が降ったけど、ぜんぜん体から出る水の方が多い。
    水も声も気力も出し切って、大満足だった。

    そんな訳で、友達をほったらかすのも無理はなかったよな。
    踊りが楽しすぎたので……。
    一緒に食事を、と思ってくれてたみたいやけど、申し訳なかった。
    来年は一緒に踊ることにしよう。

    門真まつり、めっちゃ楽しい。
    次回も期待してます!

    以上。

  • そして、盆踊りの修羅になる

    そして、盆踊りの修羅になる

    「盆踊りが楽しかった!」と人は言う。
    どの程度楽しかったのか? と拙者は疑問に思う。
    楽しさを数値化するには、どうすれば良いか?
    それを求めすぎると、修羅になる。

    8月に入り、お盆までまもなくである。
    お盆といえば盆踊りであり、ご先祖様やお精霊さんと一緒に踊って祈るとともに楽しむのが日本人である。
    多くの人にとって盆踊りは地元の集まりであり、地元の盆踊りを失ってしまった人にとっては、ファンタジーの中の日本といったところだろう。
    しかし、一部の愛好家にとって盆踊りは情報を集めて転戦するものであり、今日はあの櫓、明日はあの櫓と盆踊りを求めて彷徨う日々が続く。
    そんなおかしな連中がいて、拙者もその中の一人であり、盆踊らーと呼ばれても差し支えはないが、初期に比べると、活動量は減っている。
    好みの盆踊りが分かってきたのと、自分のペースが分かってきたからかと思う。
    踊る阿呆は阿呆なりに、賢くなっているのかもしれない。

    そんな中で、めちゃくちゃ楽しい櫓は外せないのだが、楽しい櫓とそうでもない櫓の違いはなんだろうか? と考える。
    それは主観であり好みであるので、人それぞれやん、と言うべきだが、客観的に数値化できるものはないか?
    例えば盆踊り会を五つ星で表すとしたら、星は何個なのか?

    などと、考えなくてもよいことを前々から考えているんだよなぁ。
    そして、そんなことを考えているうちに、お気に入りの盆踊り会がなくなってしまったりするんだよなぁ。
    今は、伏見稲荷盆踊りと高雄盆踊りと錦林盆踊りの面影を追うばかりである。
    拙者は踊りの故郷を失った悲しき盆踊らーなのだ。

    と、少しメランコリックになったところで、本題に戻すが、盆踊りの楽しさを表すのに、消費カロリーを使ってみようと昨年から実験中である。
    楽しいから動きたくなり、楽しいからずっと踊り続けたくなり、楽しいから動きに激しさが加わっていくはずである。
    廉価版だがスマートウォッチを持っており、運動時の消費カロリーを計ってくれる。
    去年は、踊ってるときに何らかの接触があり計測が止まってしまうことが多々あったので、なかなか良いデータが取れなかったのだが、今年は頑張っている。
    ちなみに6・7月の盆踊り消費カロリーは下記である。
    1位 郡上おどりin京都(6/7) 1808kcal  
    2位 高島おどり(7/20) 1658kcal
    3位 佐久奈度神社御手洗祭(7/31) 1096kcal
    4位 阿波おどり練習会 (7/26) 251kcal

    暫定1位は郡上おどりである。確かに楽しかったし、踊り尽くした。
    高島おどりは2位で惜しけど、曲の転換の時にちょっと間が空くので郡上おどりに比べると運動量が減るのかもしれない。

    このように、消費カロリーを計測し、ランキングにしてしまうと、実は大変なことになってしまう。
    盆踊りに手を抜けなくなる。
    手心が加わると、公平性に欠けるので、すべての時間を全力で踊らねばならない。
    上手く踊ろうとか、人の見本になれるように頑張ろうとか、そういうことは微塵も考えず、ただただ消費カロリーの最高値を叩き出すべく全力で踊るのだ。
    これすなわち、盆踊りの修羅である。

    さらなる消費カロリーを叩き出せる盆踊り会はどこだろうか?
    江州音頭フェスティバルか?萱野神社か?
    乞うご期待!

    消費カロリーを気にして盆踊りの修羅になった。
    楽しさはどこへいってしまったのか?
    戦いのその先に見いだせることに期待しよう。

    以上。

  • 阿波おどり練習会?筋トレ会じゃなくて?

    阿波おどり練習会?筋トレ会じゃなくて?

    京都伏見の中心地である大手筋商店街を歩いていると、思わず看板を二度見した。
    「阿波おどり練習会」
    行かねばならぬ、と思った。
    踊る阿呆とは、拙者のことだ!

    たしか3年ほど前から大手筋商店街で夏に阿波おどりパレードが実施されるようになったんだよな。
    知っていたが一度も行ったことはない。
    理由の一つは踊りに参加できず、観覧するだけだからだ。もう一つ理由はすでに予定が埋まっている。
    拙者は今年も耐熱マラソンに参加するためパレードの観覧は叶わないのだが、練習会が初開催されるとのこと。
    踊れるなら行くよ。

    言わずと知れた阿波おどりは日本三大盆踊りの一つである。もう一つは郡上おどり。
    郡上おどりの方は10年ほど前から京都に進出し普及活動を行なっているが、阿波おどりも京都に攻め込んできた。
    ついでに、西馬音内盆踊りもおわら風の盆も都を目指し盆踊り戦国時代を迎えて欲しい。
    拙者はどの陣営に参加しようか?
    全部行くよ。

    そんな期待を持って、実家から近い板橋小学校の体育館に向かう。
    体育館の中はむわむわと暑い。
    阿波おどりを伏見に迎え入れているのは誰なのか? 小学校の体育館をよそ者が使うのは難しいぞ、と思っていたが、なんてことはない大手筋商店街がサポートしている。
    大手筋商店街からミネラルウォーターの差し入れを貰った。
    ありがとうございます。

    練習会への参加者は50人以上はいたかな。
    属性は色々すぎてなんとも言えないが、踊る阿呆と言うよりも運動不足解消のために来た40代以上の人が多いのだと思った。
    商店街の看板を見て申し込む層だもんな。
    踊りなので、男性よりも女性の方が多いのは間違いない。


    そんな層が集まったので、休憩は多めに配慮がされていた。
    ほとんど筋トレやないか! と思うくらいにしんどかったもんな。休み休みじゃないと倒れてしまう。

    拙者の盆踊りは江州音頭とか炭坑節とかダンシング・ヒーローとかなので、振りを覚えるのが練習なのだが、阿波おどりは違う。
    阿波おどりは振りを覚える必要はない。
    なぜなら、左足を出して右足出しての繰り返し、左手出して右手出しての繰り返しだからである。
    いたって単純、しかし、しかし、そのフォームが大事なのだ。
    腰を低く落とす、手を高く上げる。それだけでめちゃめちゃしんどい。
    振りを覚えなくて良い分だけ筋トレに近づく。

    練習会では足のステップから教わり、次はそれで前に出る、次は手をつける、掛け声を出してみる、次は隊列で踊る、最後は輪踊り。
    ステップ・バイ・ステップで教えてもらえるので日本人向けだと思った。
    拙者は見様見真似で適当にやりたい盆踊り自由主義なので、あまり向いていない。
    それでも、上手く踊りたい、という欲は湧いてくるんだよな。
    そして真剣にやればやるほど、どくどくと汗が湧いてくる。踊っているのか筋トレをしているのか分からなくなる。

    それでも、拙者は最後の輪踊りが大好きだったな。
    小学校の体育館で輪になって踊るなんて、フォークダンスみがあって、大好きな光景だ。
    もっとみんなで踊ろうぜ、みんなでな。


    聞くところによると、この練習会に参加した人は大手筋のパレードにもニワカ連として参加できるらしい。
    踊って大手筋を練り歩くのか〜、爽快だなぁ。
    いつも歩いてる商店街を踊り歩くと、景色が違って見えるだろうな。
    踊る阿呆の人生をまっとうせねばな。
    来年は前向きに検討します!

    以上

  • 歴史を刻む、高島おどり

    歴史を刻む、高島おどり

    仲間とのBBQキャンプを欠席したとしても、どうしても行きたいのが高島おどり。
    世界一楽しい!
    だけど、行く手を阻むものがあって、体調不良とか、前日の飲み過ぎとか、急なデートとか、バイクの故障とか、あるいは死んだら行けない。
    高島おどりの歴史を目撃せねばならぬのに……。

    まず高島おどりとは、滋賀県の湖西にある高島市で実施され、市内の各地で踊られていた盆踊りを1箇所に集め計7種を踊る1日限りの盆踊り会である。
    拙者はコロナが明けきらぬ2022年に初参加し、2023、2024と連続し、今年で4回目となる。
    すでに顔なじみも多く、欠席しようものなら心配されてしまう立場なのではないかと自負している。
    しかし、すんなり行けるとは限らない。
    当日朝の段階では行けないかもしれなかった。

    そもそも拙者は5月の連休明けから体調不良で謎の微熱が続いている。本当に微熱で0.2~0.5℃ほど高い。
    そこにきて、前日にハニートラップを仕掛けられてもいないのに、勝手に飲みすぎて終電までいった体たらく。午後4時くらいから飲んだ。8時間も飲むと翌日にダメージが残る。
    鼻がグスグスなるし、実際に熱が37.1℃まで上がっていた。70km先まで移動して踊るのは無理なんじゃないかと寝そべりながら回復を待った。
    急なデートの話は最初っから可能性が低かったらしく行く手を阻んでくれなかったが、バイクはオイル交換をサボっていたため不調になる可能性があるし、途中で事故にあって死ぬかもしれんし。たまにしか乗らないバイクで時速80kmとか出すと、めっちゃ怖いんだよな。

    などと考えていたが、ちゃ~んと午後5時には近江今津駅についていた。
    踊りたいとか、みんなに会いたいとかではなく、歴史を目撃せねばならないからだ。

    高島おどりは運営者が若いせいか、年々進化している。
    拙者の把握している進化で言うと、曲数が増えたり、それが生音頭になったり、お立ち台が設置されたり、若鮎ちゃん(高島おどりを中心としたアイドルグループ)が組織されたり。
    あるいは注目度も高まっているのではないか。「おうみ社会貢献賞」を受賞されたそうだし、ローカル新聞、ローカル放送などで取り上げられる頻度もやや上がったのでは。
    こういう進化があるので、去年よりも楽しくなっているかもしれん! という期待感が湧くのである。

    正直に言うと、最初はお立ち台の設置も若鮎ちゃんの組織も意味不明だった。
    お立ち台で踊る人をお手本にすると角度が違ったりして手本にできるタイミングが少ないぞ、自分の前にいてくれたほうがいいぞ、と不満だった。
    でも、改めて見るとバエてる。主体が明確ないい写真が取れる。市長や主催者の挨拶でも舞台として役割を果たしていた。
    もう一方の若鮎ちゃんがさらに意味わからなくて、素人の女の子をメディア露出させるのは問題が多いんじゃないかと、不安だった。
    でも、今回は進行がスムーズになっていた。
    若鮎ちゃん達はお立ち台で踊るだけかと思いきや司会進行の一翼を担っていて、お囃子の転換の間をとりもち、待ち時間に安心感があった。
    打つ手が上手くいってるなぁ、と感心する。

    こんな風に年々歴史が刻まれているのだ。
    今はまだまだ黎明期であって、これからもっともっと盛り上がってくれることを拙者は期待している。
    次は2夜連続開催になって、さらに先には徹夜踊りまでいってほしい。

    拙者の方は全然進化してなくて、踊りはうろ覚えやし、体調不良もあいまって、汗製造機みたいな状態だった。途中で口の中が荒れるのに気づいた。朝に味噌汁とゼリーを食べただけで摂取カロリーも少なかった。踊って1658kcalを消費して、5kgくらい痩せてしまったのではなかろうか。

    来年は行けない可能性だってあるからなぁ、明日死ぬかもしれんし。
    だからこそ後悔せぬように、踊り尽くさねばならない。
    石黒わらじろうも参加していたことを歴史に刻んでおいてくれたまえ。
    参加できた状況に感謝しながら、びしょびしょの浴衣を洗濯して、干して、畳んで、今年の高島おどりはこれにて終了。
    楽しかった。みんな楽しそうだった。参加できて良かった♪

    以上

  • 高島おどりは怪しいやつがいてもびくともしない

    高島おどりは怪しいやつがいてもびくともしない

    この世界には3種類の盆踊り会がある。
    1つはめちゃめちゃ楽しい会、もう1つはそこそこ楽しい会、最後の1つは若干ガッカリする会である。
    めちゃめちゃ楽しい会に参加するとどうなるかと言うと、翌日にある感情が芽生える。
    「今日もあの場所に戻りたい」
    あの場所というのは、文字通りに場所を指すわけではなく、あの日あの時あの場所でみんなで踊った時間と空間のことである。二度と戻ることはできない。
    あの場所が再現されるとしたら、1年後である。
    1年も待たせる気かよ、と思う。
    2024年7月21日(日)、高島おどり、めちゃめちゃ楽しかった。

    拙者にとって高島おどりは3年目の3回目である。
    毎回全力で踊っているし、その楽しさを称賛するブログも書いているし、実行委員会の方々とも顔なじみになっている。ゆえに欠席は許されない。欠席しようものなら電報の1つでも送るべき状況。
    今回ですら、拙者が私服で会場に現れようものなら、「まさかの普段着!」と江頭先生に言われた。
    めちゃめちゃ急いで来たんだぜ。亀岡市から炎天下の中をバイクでぶっ飛ばして来たんだぜ。ハンドルをギンギンに握ってたせいで手がシビれてるんだぜ。と心の中で弁明した。
    そして大丈夫。ペラペラの浴衣も、ピンク色の地下足袋もちゃんとバイクに積んである。
    怪しいやつになる準備はできているぜ。

    どうやら高島おどりに必要なピースの1つが、怪しいやつらしく、怪しいやつの姿が高島おどり公式SNSに掲載されたりしている。
    大丈夫なん? 参加者へるんちゃうん? と心配になる。

    しかしこの怪しいポジションこそが拙者にとっての魅力なのだ。
    他の盆踊り会によっては、見本にならねばならない時や、型通り踊らねばならぬプレッシャーを受ける時がある。あるいは、全力を出しすぎると場を呑み込みすぎて荒らしてるみたいになる時がある。
    これが、高島おどりなら大丈夫!
    江頭先生をはじめ、地元の方々がしっかりと正当な踊りを踊っておられるし、ガチガチのガチ盆踊らーが集結しているし、拙者が大暴れしてもびくともしない太い幹があって、もっと跳べるか? もっと動けるか? と探求しているうちに、汗ダクダクになって、すべての体力が奪われて、最終的には唄とお囃子とうごめく体だけになって、体が意識を凌駕していく。
    これぞ踊りの楽しさだ。

    怪しいやつのままで楽しみ続けたいのだが、高島おどりは年々幹が太く育っているので、はねのけられてしまうかもしれない。
    去年はお立ち台が導入され、今年は生音頭が1曲増え、若鮎ちゃんたちが結成された。
    若鮎ちゃんというのは、高島おどりの見本となるお立ち台で踊る若い女の子たちのこと。盆踊らー視点ではどう取り扱っていいのか分からないのだが、オジサン視点ではみんなアイドル仕草をしてて、可愛いな、良かったな、と思うところ。
    特に黄色の子がめちゃめちゃ可愛い。土屋太鳳にしか見えない。
    せっかくなので一緒に写真を撮ってもらったのだが、喜びで手が震えた。

    若鮎ちゃんたち、高島おどりをもっと盛り上げてくれ!
    徹夜踊りにしてくれ。
    休憩時間はもう少し短くしてもらってもいいよ。

    来年こそ、もっと大暴れすべく、強靭さと狂人さに磨きをかけるぞ! と悲しい決意をするところ。
    今日もあの場所に戻りたいんだよな。

    以上

  • イズミヤSC六地蔵、春の盆踊り、記録と反省

    イズミヤSC六地蔵、春の盆踊り、記録と反省

    「自分がやった方が上手くできるわ」と思うことはないだろうか?
    拙者はそれが多い。
    特に盆踊り会に関しては、「自分が選曲した方が盛り上がるわー!」という自負があった。
    根拠のない自信。事実ではない。
    これを事実にすべく精進しているところである。

    2024年3月31日(日)、イズミヤSC六地蔵において、春のワイワイフェスタが開催され、その盆踊りコーナーを担当した。
    拙者はショッピングセンターを盛り上げるイベントの中核に据えられたのである。
    さて、盛り上がったのだろうか?
    ぜひとも「石黒が担当する会なら行きたーい。キャーキャー」と言われたい。
    その望みは叶ったのであろうか?

    すごく盛り上がった、楽しかった、などと書くと手前味噌だと言われるので、これは記録、あるいは次回に向けた反省を記したい。
    盆踊り運営のキモを包み隠さず記すので、関係者必見の記事になると思われる。

    春の日曜日、13:00~15:00という2時間の枠をもらった。
    イベント全体としては子ども向けなので、ターゲットに合った選曲をすべきだ。
    しかし、子どもの集中力は有限なので、盆踊りにくぎ付けにするには30分が限界だろうなと推察する。
    ゆえに、キッズタイムとトラッドタイムの2部構成のプログラムを考えた。

    キッズタイムとひとえに言っても、どんな曲を流せば子どもは踊ってくれるか?
    5年ほど前ならば「パプリカ」を流せば、みんなが踊りだしたのであるが、最近はそのブームも去り、過去のものになったようだ。
    今は「ジャンボリミッキー」なのである。知らぬ間に流行っていて、拙者は去年知った。
    しかし、それ1本では通じぬ。
    そこで、他の曲を考えるのである。
    まず情報その1は、子どもは聞きなじみがあってパワーのある楽曲なら自然に踊り出す。振り付けが簡単だからといって子ども向きというのは違うのだ。
    次に情報その2、といきたいところだが、持ってる情報は1つだけだ。
    結局はシンプルなところに行きつく、ビートが軽快で踊りたくなる曲に分かりやすいフリがついているのが良い、それだけだ。
    というのを考えながら、関西の強豪ボンオドラーの熊ちゃんにも相談し、以下のラインナップをチョイスした。
    ・踊れどれどらドラえもん音頭
    ・アイドル
    ・おジャ魔女カーニバル
    ・ダンシング・ヒーロー
    ・ジャンボリミッキー
    ちなみに、上から3つは拙者が一度も踊ったことのないラインナップである。
    やったことがなくてもYouTubeを見て覚えられるのが今の世の中だ。便利でもあるし、覚えてないと努力不足と見なされる。
    さて、曲目のウケはどうだったか?
    実はかなり盛り上がった。15人を超える子どもたちが集まってきてラスト30分を一緒に踊ったのだ。
    特に「おジャ魔女カーニバル」は楽曲にめちゃめちゃパワーがあるようで、25年も前の曲なのに、現代の子どもにも響くものがあったみたい。
    そして実感したのは、オジサンにはめちゃめちゃしんどいラインナップだってこと。ジャンボリミッキー1発でもう、へとへとになるからなぁ。
    それを差し引いても、今回の5曲はかなり良い選曲だったのである。いけるぜこれは。

    トラッドタイムについても書いておこう。生音頭に挑戦した。
    炭坑節とドンパン節はメロディが分かりやすいので、歌いやすい。そして音源を使うと短く終わってしまう。踊り子が「ちょうどのってきたぜ」という時に曲が途切れるのである。
    そこで生唄である。
    唄ってくれそうな人に声をかけて、3カ月前から練習を重ねた。
    また、生演奏ならば拙者にはアイリッシュ音楽のネットワークがあり、これを盆踊りに活かせないかと考えた。
    双方とも伝統曲であるし、ダンス音楽であるし、国は違えど底に流れるものは同じなのではないかと思うのだ。
    これは島袋貞則氏に協力を依頼し、実際に本番で繰り出したところ、踊りが途切れることなく、なんとか踊ってもらえた。
    生音頭の感想としては、まだまだ音の層が薄い、と思っており、もっと頑張りたいところである。ビートを生み出すには低音パートが大事なんだよなぁ。
    今後も新たな仲間を増やせる余地があるので、さらにパワーアップさせたいと目論んでいる。
    演奏に参加したい人、音頭に参加したい人、ぜひ連絡くだされ。

    2部構成と書いたが、実際にはキッズタイム→トラッドタイム→フリータイム→キッズタイムという4部構成にした。
    これは良い構成だった。イベント主催者との綿密な打ち合わせが功を奏した。
    最初のキッズタイムを大人向けのレクチャータイムに使って、最後に子どもと一緒に盛り上がれるのが良かった。大人も子どもと一緒になって踊ると、とても良い気分になれるのだ。人ってそうやって命を繋いできたのだ。

    レクチャーに関しては、まずは曲を流し経験者メインで踊って、次にレクチャータイムで時間を使って動作を解説し、最後にみんなで踊るのが良いと学んだ。
    参加しようかどうしようかと迷っている人がいる最中にレクチャーを始めても、意味ないんだよな。経験者が踊って、観衆が「あっ面白そうだ」と思ったタイミングでレクチャーすべきだよな。

    そうそう、レクチャーが大事だ。育てないといけない。
    今回子どもたちが多く参加したのには秘密がある。
    頑張って踊った子には縁日参加券が配られたのである。
    エサで釣った感じで褒められたものではないのだが、それでも盆踊りを子どもたちに体験させるべきだ。楽しさを味わってもらって、そして8年くらい続ければ、めちゃめちゃ踊る子たちが育つのである。
    長期的な視点が必要だ。
    本当にイズミヤSC六地蔵さまは very nice な地域貢献をしている。最前線で地域コミュニティづくりをしている。
    拙者もお手伝いができて光栄だ。

    お手伝いといえば、色んなボンオドラーに来てもらえて、めちゃめちゃ嬉しかった。みんなが場に貢献してくれた。
    京都はもちろんのこと、大阪や滋賀や兵庫の強者たちが集まってくれて、1シーズンぶりに再開できて、拙者は超ハッピー!
    ひとりひとりとコミュニケーション取りたかったけど、準備も後片付けもあって拙者には余裕がなくて、物足りなかった。もっと余裕を持ちたいけれど、無能さゆえ、ドタバタするしかないのである。

    「自分がやったほうが上手くできるわ」とやるのだけれど、結局は自分の無能さばかりに気づいてしまう。
    そもそも、盆踊り会なんてものは一人じゃ成立させられない。みんなの協力あってのものなのだ。だからこそ、交流が生まれるし、地域コミュニティも作れるし、唄う人も踊る人も子ども達も、みんなが活躍できる。
    盆踊りコーナーを担当する人間は無能なくらいでちょうどよい。
    これが盆踊り会運営の大事なポイントである。
    拙者にピッタリだ。

    8月か9月にイズミヤSC六地蔵でまたやるよ~。
    その際はよろしくね!

    以上。