ノートに「ドキョウ」と書きたかったのだが、漢字が思い出せない。
「怒胸」と書いてみて、なんか違うなって思った。
そういうことってみんなにもよくあると思うし、たいがい、ケイタイのメール機能の文字変換で調べたりしますよね。
そしたら「度胸」って出てくる。さほど難しくない。ちょと悔しくなるわけです。
しかし、なぜ「ドキョウ」は「度胸」と書くのか?
「怒胸」の方がニュアンス的に合ってるような気がする。
というわけで「度胸」の語源を調べてみた。
しかし、グーグルで検索しても出てこない。
う~ん、図書館に行ってこういう本をあたるしかないかぁ、でもそんなに時間をかけるほど、優先順位も高くない。
というわけで、推測することにした。
いろいろ考えてみたが、一番有力なのは、この説だ。
度胸の度は度肝の度
「度肝を抜かれる」は非常にビックリするという意味だが、この場合の「度」は、ただの当て字だそうだ。
「肝を抜かれる」の強調として、「ど」が入った。
「ど根性」「ど真ん中」と同じだ。
胸は心臓のことで、すげえ心臓=ど胸。
これで、度胸になって意味が通じる。
(度肝を抜くの語源)
※超ド級の語源はまた別だそうです。
(超ド級の語源)
度の使い方いろいろ
基本的に「度」は測るという意味。
「温度」とか、「角度」とかですね。
また「落ち度」の「度」は「法」のことだそうです。
「武家諸法度」とか、「ご法度」の「度」ですね。
熱いお茶の思い出
そういえば先日、
妻に沸騰したてで100度近い温度のお茶を出された、
口に含んだ途端、感度よく体が反応してテーブルに吐き出した。
ものすごい熱さに度肝を抜かれた。
妻の落ち度に、憎しみの度合いが増したが、頑張って怒りを抑えた。
その後も度々、口が痛んだ。
もう、ご法度にしてほしい。