投稿者: 石黒わらじろう

  • あきふゆ

    書くことによってキチンと終わりを迎えられる。組織においては決算だとか、総括だとか、そういうのが個人にも必要な気がするね。

    そして何かを始める時も書いておいた方が良いかもね。

    また猟期が始まる

    わな猟免許を取ったのは去年のことだった。ニワトリを襲うイタチが捕れれば十分だったけど、色んなご縁があり狩猟者になった。花背の狩猟グループに学び、その後宇治田原で独り立ちし、数頭の鹿を獲った。
    11月になるとまた猟期が始まる。
    今期は引き続き宇治田原で罠をかけさせてもらい、滋賀県でも罠をかけるべく準備をしている。
    自分で猟場を開拓したいんだよな。
    何ヶ所かの猟場を移動した方が捕獲率は上がるはずという現実的な考えがある。
    善良な猟師たる拙者が鹿を獲る。

    ハンターシェフを名乗ってみる

    鹿の命を奪うだけで、その肉を山に捨てる猟師がほとんどらしい。
    情報によると8割の鹿は山に捨てられているらしい。
    理由はおそらく効率性のようで、鹿を1頭仕留めるだけで2万円ほどの収入になるが、その肉を運んで肉にすると時間も労力もかかるので、次の鹿を狙いに行った方が手っ取り早いらしい。
    拙者は残念に思う。

    また、最近は熊出没のニュースが多い。鹿の肉を山に捨てると熊の食料になってどんどん危険性が増すと思うんだよな。

    命を無駄にしないために、報奨金の制度を変える必要があると思うのだが、まずは拙者のような料理もできる猟師が、鹿を獲って美味しく調理して、そしてみんなに食べてもらい、あるいはレシピなど情報発信をし、ご家庭の食卓に上がる環境を推進したい。

    この夏に調理師免許を取得したので、ハンターシェフを名乗っても差し障りないだろう。
    インスタで活動を始めています。

    また飲み会をするかもしれない

    以前、石黒酒場というのをやっており100回開催して区切りをつけた。
    無差別に人を集める飲み会よりも、興味関心を同じくする人を集めるべき時代なんじゃないかと思った。
    結論をいうと、興味関心が同じ人を集めようとしても微妙にズレてる。読書会しても好きなジャンルは多岐にわたったし、盆踊りでも踊る動機がみんな違う。
    ここ2年くらいは幹事をするほどやりたい企画がなかったので、BBQくらいしかやってなかったが、この度ジビエパーティーをする機運になってきた。
    収穫祭みたいな、キチンと感謝を目的にした会がいいね。

    肉まんを売ってみる

    鹿肉を調理するに際して、最もふさわしい料理はパスタソースにすることだと思う。
    いや、部位によっても違うんやけども、ミートソースと言うべきか、ボロネーゼと言うべきか、とにかくハズレなしだ。

    鹿肉は脂が少なく火を入れると固くなるので、焼肉とかはあまり向かない。柔らかさを重視して生っぽく食べると食中毒リスクが大きい。しっかり火を入れつつ食べやすい状態にするには挽肉にするのが良い。

    そこから考えて、最近はお米が高いので肉まんにしてやろうと調理してみたら、美味しいのができた。むしろ豚まんより美味しいのができた。

    夏のイベントで売ってみたら、そこそこ売れた。
    この可能性を広げるべく、イベント出店とか、キッチンカーとか、露店販売許可とか考えているところ。

    またコントラダンスをやってみる

    さて、ここまでとは文脈が変わるが、以前細々と活動し、コロナで休止に追いやられたコントラダンスをもう一度やってみることにした。

    コントラダンスに出会ったのはかれこれ15年前くらいで、細々とやってたのがもう5年も前になるかと思う。
    コントラダンスなんて日本人は知らないが、アメリカ北東部のフォークダンスで、アメリカ移民式の盆踊りみたいなものだ。

    拙者がダンスを好きになるきっかけであり原点なのでいつでもやりたいのだが、いかんせん人が集まらないと成立しない。
    原点に戻りたくても戻れない。どれだけ盆踊りを踊っても満足しきれないのはコントラダンスへの秘めたる想いがあるからだ。コントラダンスはもっとおもろいんやけどなぁ。

    再開したとて初心者向けにやらざる負えないので、本当の楽しさは味わえないのだと思うけれど、何も行動を起こさないよりはマシというか、好きなら行動を起こしてしまうんもんなんだよな。

    いつか時流が来るといいな。

    今年はハーフマラソンだけ

    私はランニングの愛好者で前シーズンなどは3回フルマラソンに出走した。
    もちろん完走はできるのだが、狙ってるサブフォーには届かない。腰痛や座骨神経痛を発症し、練習でも本番でも思うようにいかなかった。
    頑張ったんやけどなぁ。

    今シーズンはフルマラソンはやめてハーフマラソンだけにする。
    かねてよりソールの薄いシューズで走っているのだが、そのシューズでレースに出たことはない。10km以上走るとめちゃめちゃ足が痛くなるからだ。
    それを克服して21kmは完走してやろうと思うんだよな。

    そしてまた次のシーズンでフルマラソンを目指してみたい。

    家庭養鶏のこと

    自宅の庭でニワトリを飼っている。3年目くらいになるだろうか。

    何羽飼ってるかと聞かれると、すぐに変動するので明確ではないが、15羽くらいだと思う。

    変動する理由は絞めて食べているからである。

    卵から孵して、ヒヨコを育て、オスは鳴くようになり、メスは卵を産むようになる。こういう一連の経過を何度か繰り返し、分かることも増えたが、分からないこともある。

    ニワトリが突然死んだり、小動物かに襲われたりあるいは体調が悪そうだったり、庭から逃げ出して警察のお世話になったり、色々あって、ちょっと自信をなくしているところ。

    養鶏業を営むのは難しいかなぁ。

    でも、産んでくれた卵でプリンを作って売ったりしてる。

    これは今までの仕事の中て最も有意義だと思っている。ぜんぜん効率悪すぎて商売にはなり難いけどね。

  • 盆踊りにハズレなし

    盆踊りにハズレなし

    暑くて暑くて死にそうな夏が終わって、ようやく生きた心地になってきたね。
    拙者にとって夏は盆踊りシーズンなので暑い中でもそれなりに頑張った。
    拙者は5月のGW過ぎからずっと体調が悪く、具体的にはずっと微熱が続いていて、色々と消極的だったけれど、盆踊りには10ヶ所以上参加した。
    今日はそれをまとめておきたい。

    体調不良の中でも参加したってことは、自然と厳選された盆踊り巡りになって、どれも満足度が高かった。
    行くべき盆踊り基準は、楽しすぎる盆踊り会、頼まれた盆踊り会、新しい盆踊り会のどれかに該当する。

    楽しすぎる盆踊り会

    拙者は盆踊る時、スマートウォッチで消費カロリーを計測している。
    楽しければ楽しいほど消費カロリーが高くなるであろう。
    2025年の消費カロリートップ3を発表しよう。

    1位 郡上おどりin京都 6月7日  1808kcal

    徹夜踊りで有名な岐阜県のぐじょうおどり。10種類のトラディッショナルな踊りがあって飽きないしめっちゃ楽しい。下駄の音が心地いい。これが京都市役所前広場で行われる。
    15時から18時半まであり、3時間半踊れるので消費カロリーは高くなる。
    春駒、盛り上がったな~。

    2位 高島おどり 7月20日 1658kcal

    滋賀県高島市各地の踊りを集めた盆踊り会。7種類の盆踊りがあり、どれも個性的でやや玄人むき。
    実行委員会に勢いがあって、毎年発展を感じられるところが好き。
    こちらは3時間でお囃子の転換も多いので、頑張って踊ったけど1位には届かなかった。

    3位 佛光寺盆踊り 8月30日 1582kcal

    京都の繁華街に近い佛光寺で行われる都市型の盆踊り会。野外なのだが閉ざされた空間の雰囲気があり異様に盛り上がる。
    京都でよく知る盆踊らーはみんなここに集まっていて、みんなも好きみたいだ。
    拙者はどんな曲が出てくるのか?ガチャ感があって楽しみにしている。
    ジャンボリーミッキーが3回くらい流れてめっちゃしんどかった。
    休憩含む3時間。

    4位以下は消費カロリーが誤差の範囲。結局のところ楽しさより継続時間によるね。

    ・人が多くて盛り上がった江州音頭フェスティバル(8/22)

    ・ロケーションが好きな佐久奈度神社御手洗祭(7/31)、お土産もらえるのでまた行かねば。

    ・志賀國天寿一門会の音頭が上手いので白熱できる萱野神社(8/23)

    ・多文化を感じさせる参加者たちがオモロイ鴨川デルタフェスティバル(9/14)

    ・キッズ盆踊りが革新的だった門真まつり(8/9)、その後自分のラインナップにAPT.を取り入れた。

    ・音頭はシンプルだが踊り子に熱気がある松尾大社八朔祭(9/8)

    頼まれた盆踊り会

    数年前から六地蔵のイズミヤショッピングセンターで盆踊りの選曲やレクチャーを頼まれている。
    基本的にはキッズ向けのラインナップだが、大人でもしっかり踊ると楽しい。
    今年はシンガーの荻野まどかさんとの連携を深くし、奈良県の広陵にまで行った。
    また、ベンちゃんに阿波おどりコーナーをやってもらったりした。
    数人だけど顔なじみが増えてきた感じ。

    演者なので、カロリー計測に失敗することも多いし、だいたい写真も撮れない。

    イズミヤSC六地蔵 夏のわいわいフェスタ(8/31)

    イズミヤSC広陵de秋祭り(9/14)

    友人から盆踊りの見本役を頼まれたりもする。

    山科元気まるしぇ(9/28)

    新しい盆踊り会

    新しく催される盆踊り会は情報収集として参加しておきたい。
    楽しいかどうかはおいといて勉強になる。

    ・阿波おどり練習会 (7/26) 練習したら大手筋でのパレードにも参加できる。

    ・ハンナリーズ盆踊り(8/29) チアダンサーが踊りの見本だった。笑顔が良かった。 

    ・ATVK星降るアートな盆踊り(8/11) 初回&雨天だったが、踊り子組織がちゃんとあった。

    ・嵯峨嵐山夏祭り(9/6) 威勢のいい人がいたので来年も続くと思う。

    盆踊りの修羅として

    拙者は消費カロリーのことしか考えない盆踊りの修羅である。
    お気に入りだった伏見稲荷・錦林・高雄の盆踊りが悉くなくなってしまって、いうなれば王将を取られた歩兵みたいなものだ。ゲームセットである。
    以前は盆踊りがもっと盛り上がればいいのになぁ、楽しい会が増えればいいのになぁ、踊る人が集まればいいのになぁ、などと考えておったが、増えるどころか守ることすらできなかった敗者。今は単騎として踊るのみである。

    それでも今年の盆踊りは楽しかった。
    「ひそかに師匠と思ってます」と言われたり、天元さまにビール奢ってもらったり、拙者が一度盆踊りを教えた人がとある盆踊りを仕切っていたり、「六地蔵も広陵も行きました」という人がいたり、デルタフェスでは1年ぶりに会う人が多くて同窓会みたいな気分が味わえたり、人が喜びをはこんでくれるんだよな。
    だから、単騎でもないし、修羅でもない。

    拙者はすでにピークを過ぎた盆踊らーとして、飽きもせず同じイベントに出席し続けて、何らかの温かみを感じれたらいいのかもしれんね。

    というわけで、2025年は前述の盆踊りと宇治田原と京都駅前DJ KOOを足して、18ヶ所盆踊り巡りってことかな。

    まだ盆踊りはありますが、一旦はこれにてまとめます。
    皆さまありがとうございました。
    来年の盆踊りシーズンもよろしくお願いいたします。

    以上

  • イズミヤSC六地蔵盆踊りの予習動画

    イズミヤSC六地蔵盆踊りの予習動画

    8/31(日)に、イズミヤショッピングセンター六地蔵店にて盆踊り会が行われ、石黒わらじろうが選曲に関わっているので、その曲目と練習用動画を貼っておきます。
    踊れなくても、適当に楽しんでいただければ良いので奮ってご参加下さい。

    プログラム

    12:00~ 荻野まどかさんによる生歌盆踊り

    13:10~ 石黒わらじろう選曲トラディッショナル盆踊り

    14:20~ 石黒わらじろう選曲キッズ盆踊り

    荻野まどかさん曲目

    炭坑節
    ドンパン節
    おジャ魔女カーニバル
    ダンシングヒーロー
    アイドル
    恋するフォーチュンクッキー
    マリーゴールド
    アジアの純真
    ジャンボリーミッキー
    ヨイヨイやよい

    練習動画リンク

    ドンパン節

    おジャ魔女カーニバル

    ダンシング・ヒーロー

    アイドル

    恋するフォーチュンクッキー

    マリーゴールド はオリジナルの振り付け。

    アジアの純真  は江州音頭で踊ります。

    ジャンボリーミッキー

    ヨイヨイやよい は八木節で踊ります。

    以上、荻野まどかさんの曲目。

    トラディッショナル盆踊り

    江州音頭、河内音頭、郡上のかわさきや春駒、阿波おどりなどを予定。

    キッズ盆踊り

    荻野まどかさんの曲目と重なっているものもあります。

    その他、APT.、Bring-Bang-Bang-Born、盆ギリ恋歌などやるかもしれません。


    Bring-Bang-Bang-Born

    ネットに上がってるものは難しいのでオリジナルの振り付けです。

    盆ギリ恋歌

    以上。

  • 盆踊りの革新が起こった門真まつり

    盆踊りの革新が起こった門真まつり

    文化は伝統と革新の中で磨かれるものであり、盆踊りもしかりだ。
    古いイメージのある盆踊りにおいて、新しいチャレンジをする人々に感謝したい。
    その新しさにハマらない時もあるのだが……。
    門真まつりはめちゃめちゃハマった!

    門真まつりは大阪府門真市の市役所横で開催される夏祭りであり、拙者は門真市についてよく知らないが、市の全力をもって開催される一大イベントだろう。
    広いグラウンドの周りにはぐるりと屋台が配置され、中央に櫓が立つ。そしてTVに出てる女性が司会役を務め、音響も良く響く。
    来場者は子どもたち中心にめっちゃめちゃ多い。

    とは言え、大阪府下にはありがちな夏祭りで、どこかと似ていて、ここに行かないと味わえない、というものはない。
    現に盆踊らーが集中することもない。
    なので、拙者は参加するのがちょっと億劫。
    京阪電車一本で行けるにも関わらず、乗り換えが3回でうんざりするし、遠くにも感じるし、あまり行きたくない。

    だが、友達に行くと約束したんだよな。
    盆踊りをする友達じゃないのだが、家が門真に近いからって、じゃあ門真まつりがあるから行くよ、と言ってしまった。
    それゆえ、今回は踊りよりも友達と夏祭りを楽しむモードで、普通、特急、準急、普通と乗り換えて、気怠げに会場に向かった。
    しかし、きっぱり友達を裏切ることになってしまった。
    踊りが楽しすぎたから。

    門真まつりを語る前に、以前から盆踊りイベントについて、なんとかならんのか? と思っていたことがある。
    それはキッズダンス分断問題だ。
    盆踊り会によっては前半は歌やキッズダンスを含むステージショーで、後半は盆踊りというパターンがある。
    拙者の勝手な想いとしては、キッズダンスの子らも盆踊りに参加したら良いのに……と、もどかしい。
    行為は一緒なんやし楽しく踊ったらええやん、盆踊りに魅力が足りないんかな、どうしたらええんかな、などと課題に感じていた。

    それが門真まつりでは、一つの解が提示された。
    キッズダンス向けの振り付けでキッズ達が輪踊りを披露したのだ。
    定められた時間になると、キッズというか、ガールズが櫓を囲んで楽しそうに踊りだした。
    輪は一周してたのかな? 80人ほどの勢力になっていたか?
    ダンスの種類に明るくはないので、ヒップホップなのかハウスなのかブレイキンなのか分からないのだが、そういう振り付けの輪踊りは圧巻だった。
    よそでは見たことない光景だった。
    新しい、見るだけでも楽しい。

    拙者は勇敢な盆踊らーなので、ガールズをお手本に踊ってみた。もちろん不格好ではあろうけど、すごく楽しい気分になった。
    振り付けが上手い!
    踊りを繰り返すとちょっとづつ振りを理解できて、盆踊り初期に味わえる喜びを久しぶりに味わえた。
    ガールズの一部からは変なオッサンが踊っていると、クスクス笑われたけど、途中から「できてきてる」と評価も上がってきた。
    子どもの写真を撮りたいママからは怪訝な顔で見られるので、踊る位置には気をつけた方がいい、むしろ櫓側に入った方がいい、と学んだ。

    4曲だったかな?
    トラディショナルな音頭を挟んで2 部制で同じ曲が踊られた。
    APT. と、はいよろこんでと、ダンスホールともう1曲。
    楽曲の持つパワーもあるが、振り付けも良くできてたし、80人のキッズ達に振りを仕込む動員力が素晴らしい。
    3グループくらいに分かれていて、おそらくそれぞれのダンス教室があるんじゃないかと推察される。
    振り付けをされた方と仕掛け人に敬意を表したい。

    参考動画

    しかしながら完璧ではなくて、トラディショナルの方には参加してくれなかったんだよな、ガールズ達。
    もうワンクッション必要みたいだな。
    POPsで踊るのも良いのだが、関西の豊穣なる生音頭文化を活かしたいぞ。

    音頭の方は志賀國天寿師匠も出られる安定の布陣で、河内音頭も江州音頭もいつも以上にわいわいと踊らせていただいた。
    途中で謎のダンスガール(キッズではない)が出現し、その子にシンクロしようと頑張って踊ったらめちゃめちゃ体力奪われた(楽しい)。
    汗ビショビショで途中小雨が降ったけど、ぜんぜん体から出る水の方が多い。
    水も声も気力も出し切って、大満足だった。

    そんな訳で、友達をほったらかすのも無理はなかったよな。
    踊りが楽しすぎたので……。
    一緒に食事を、と思ってくれてたみたいやけど、申し訳なかった。
    来年は一緒に踊ることにしよう。

    門真まつり、めっちゃ楽しい。
    次回も期待してます!

    以上。

  • 大人のスタンド・バイ・ミー

    大人のスタンド・バイ・ミー

    オジサンになってしまうと友達ができにくい。
    飲み友達程度ならできるかもしれんが、若かりし頃の友達とは質が違う。
    小さな冒険をくぐり抜けたすえの友情はもう得られない。
    あるいは、大人もスタンド・バイ・ミーをせねばならんよね。

    拙者は孤独を愛しておるので友達を切望しているわけじゃないのだが、友情が育まれるコミュニティとそうでもないコミュニティがあったとするなら、友情があった方が良いよね。
    例えばみんなで走ってからの飲み会と普通の飲み会を比べるとどうだろう?
    アクティビティを共にした後は、ちょっとした仲間意識が育っていて、すごく喋りやすい。
    かたや普通の飲み会はアルコールで口の滑りを良くしてコミュニケーションしているような感じ。
    両方楽しいのだが、選択できるなら連帯感が強い方がいいな。人は群れで生きる生き物だからな。

    更にいうと一緒に死地を乗り越えたような仲間と飲みたいな。
    現代日本において死地なんてほとんど無いけど、例えば嵐山耐熱リレーマラソンというイベントがあって、8月の京都をリレーで42.195km走るのだから、そこそこ死ねそう。
    先週それに参加した。
    参加費払って、朝から電車に乗って、わざわざ死地に向かう。馬鹿げてる。
    我らのチームは10人で、1周1kmなので2人が5周走り、8人が4周走った。
    容赦のない日差し、舞う砂埃、空は青く雲は白い、青春の舞台にはうってつけ。
    無事に完走できたし、順位も中くらい。
    他のチームも楽しそうだったし、速い人も遅い人もみんな頑張って、まさにみんなが主役という感じの大会だった。
    筋肉痛と日焼けのダメージを負いながら、楽しかったと振り返れる。
    こういうのが大人のスタンド・バイ・ミーだな。

    スタンド・バイ・ミーについての説明は必要ないよね?
    ドラえもんの方じゃなくて当然アメリカ映画のスティーブン・キング原作の方。
    少年達のひと夏の冒険の話。
    冒険の規模とか話す内容にすごくリアリティがあって、何かが心に残る。
    仲間と耐熱マラソンを完走した後に残るものと同じ何かだろうか?

    一方で悪い方の例を出すと、5月にとあるキャンプ会に参加したのだが、雨予報だからといって多くの参加者が飲み会だけで帰ってしまったんだよな。
    キャンプするにしては街に近くて、徒歩で駅に向かえるような場所だったことも大きい。
    拙者にとってはキャンプすると決めたら雨でもキャンプするのがキャンプなので、テントを濡らして一夜を明かしたのだけど、そこには同じレベルの仲間は居なくて、ハズレだったなという感想。
    まぁ、拙者は自転車旅行で日本中野宿しまくったガチ勢なので、ズレるのはしょうがない。
    仲間にはなれないなぁと、キャンプはある程度過酷な場所でやらねばなぁと学んだ。
    要するにスタンド・バイ・ミーじゃなかった。

    少年は自分でどこまでできるか分かってないから過酷なことに挑戦ができ、その過程で友情が育まれるんだろうな。
    大人は自分のできることが分かっている。できないことは金で解決する。あるいは自分が関与しないことを選ぶ。
    大人は死体を探しになんか行かない。そして友情から遠ざかる。

    改めて言うけど、拙者も大人だから友達が欲しいわけではない。
    だけど、友情があった方が楽しくて、豊かってことは明白やんね。

    だから、
    So darlin’ darlin’ stand by me.
    そばにいてね。
    過酷な登山でも、
    炎天下のランニングでも、
    吹雪く日の狩猟でも、
    徹夜の盆踊りでも、
    そう、そばに、そばにいてね。

    拙者はこれからも頑張ってスタンド・バイ・ミーするぞー!

    以上。

  • 友人ミランダはどこに消えたのか?

    友人ミランダはどこに消えたのか?

    ミランダが、あのミランダがいなくなってしまった。
    びょうびょうと泣くほどではないにしろ、なんとなく寂しい。
    数年前はしょっちゅう遭遇したのに。
    ミランダはどこに消えたのか?

    小さな小さな一人遊びって、馬鹿にされがちだ。
    大勢で遊ぶことはいつも称賛されるが、密やかな楽しみは貶される。
    しかし、この情報過多の時代にあって、何者でもない拙者が書くべきなのは、誰にもAIにも書けないこういう小さなことじゃなかろうか。
    あまりに小さなことに1500字くらい使おうと思う。

    さて、本題に入る。
    ミランダとは架空とも実在してるとも言い切れぬ拙者の友達である。
    かのアン・シャーリーがケティ・モーリスやヴィオレッタを友としていたのと似ている。
    アン・シャーリーは孤独の中にあって妄想上の友達とお喋りしていたのだが、拙者も孤独を愛し、孤独からも愛されているようで、相思相愛すぎて、もう病気になりそうだ。

    何年前か忘れたけど、2年か3年前くらいであって欲しいと思っているのだが、若い女性が髪の毛を奇抜な色に染めていたことがあった。
    例えば、ピンク、紫、白いくらいの金髪、あとはライトグリーンとか。
    拙者は断然ツヤツヤの黒髪派なので、それらの髪色は受け入れ難く、街で見かける度に、なんちゅー色やねん! と心のなかで非難していた。
    ロッカーなのか? と。
    普通でいいやんか、もう! と嘆いていた。

    だが、ある考えが浮かんだ。
    突然髪色を奇抜に染め上げるといえば、ミランダだよな。
    その日から、街で見かける奇抜な髪色の女性をミランダと呼ぶことにした。
    もちろん、心の中だけで。

    そうすると、奇抜な髪色への苦手意識が消え、むしろホッとした気持ちになる。
    ミランダ、ミランダ、呼び続けていると、本当に友達に会ったような気分になって、あっミランダいたやーん、と思いがけない遭遇を喜ぶようになった。
    地元の大手筋にも、鴨川沿いにも、河原町にもそこかしこにミランダがいたのだ。
    京都は狭い町なので、どこに行っても知り合いに会うことで有名だが、当時は全国的にミランダだらけだったんだろうな。

    ちなみにミランダという呼び名は、アメリカの児童小説「ワンダー」の登場人物に由来している。
    奇妙な顔に生まれた少年と家族と友達の物語。

    こんな風に、拙者はミランダにまつわる一人遊びを密かに密かに実行して、ついぞ実際に「ミランダ」と声をかけそうになりつつも、それを制してきた。

    だけれど、いつの間にかミランダはいなくなってしまった。
    奇抜な髪色の女性をもはや見かけない。
    流行が終わってしまったんだなぁ。
    無常感あるなぁ。

    などと言っておるが、町でミランダを見かけなくなると同時に、ミランダの存在感も拙者の中で消えていったんだよな。
    こちらもこちらで薄情である。

    先日、出町柳に何かをしに行った際、ああ、あれは調理師試験の帰りだったかな、久しぶりに奇抜な髪色の女性を目撃した。
    後ろ姿だけだった。
    スタイルがすごく良かった。
    外国人ぽかったので、彼女こそ本物のミランダだったのかもしれない。
    京都一魑魅魍魎が巣食う出町デルタに行けば、またミランダに会えるかもしれないな。
    その時こそ、「ミランダ」と声をかけてみよう。
    いよいよ、一人遊びを脱する時だ。

    というわけで、ハッピーエンドだね

    以上。

  • そして、盆踊りの修羅になる

    そして、盆踊りの修羅になる

    「盆踊りが楽しかった!」と人は言う。
    どの程度楽しかったのか? と拙者は疑問に思う。
    楽しさを数値化するには、どうすれば良いか?
    それを求めすぎると、修羅になる。

    8月に入り、お盆までまもなくである。
    お盆といえば盆踊りであり、ご先祖様やお精霊さんと一緒に踊って祈るとともに楽しむのが日本人である。
    多くの人にとって盆踊りは地元の集まりであり、地元の盆踊りを失ってしまった人にとっては、ファンタジーの中の日本といったところだろう。
    しかし、一部の愛好家にとって盆踊りは情報を集めて転戦するものであり、今日はあの櫓、明日はあの櫓と盆踊りを求めて彷徨う日々が続く。
    そんなおかしな連中がいて、拙者もその中の一人であり、盆踊らーと呼ばれても差し支えはないが、初期に比べると、活動量は減っている。
    好みの盆踊りが分かってきたのと、自分のペースが分かってきたからかと思う。
    踊る阿呆は阿呆なりに、賢くなっているのかもしれない。

    そんな中で、めちゃくちゃ楽しい櫓は外せないのだが、楽しい櫓とそうでもない櫓の違いはなんだろうか? と考える。
    それは主観であり好みであるので、人それぞれやん、と言うべきだが、客観的に数値化できるものはないか?
    例えば盆踊り会を五つ星で表すとしたら、星は何個なのか?

    などと、考えなくてもよいことを前々から考えているんだよなぁ。
    そして、そんなことを考えているうちに、お気に入りの盆踊り会がなくなってしまったりするんだよなぁ。
    今は、伏見稲荷盆踊りと高雄盆踊りと錦林盆踊りの面影を追うばかりである。
    拙者は踊りの故郷を失った悲しき盆踊らーなのだ。

    と、少しメランコリックになったところで、本題に戻すが、盆踊りの楽しさを表すのに、消費カロリーを使ってみようと昨年から実験中である。
    楽しいから動きたくなり、楽しいからずっと踊り続けたくなり、楽しいから動きに激しさが加わっていくはずである。
    廉価版だがスマートウォッチを持っており、運動時の消費カロリーを計ってくれる。
    去年は、踊ってるときに何らかの接触があり計測が止まってしまうことが多々あったので、なかなか良いデータが取れなかったのだが、今年は頑張っている。
    ちなみに6・7月の盆踊り消費カロリーは下記である。
    1位 郡上おどりin京都(6/7) 1808kcal  
    2位 高島おどり(7/20) 1658kcal
    3位 佐久奈度神社御手洗祭(7/31) 1096kcal
    4位 阿波おどり練習会 (7/26) 251kcal

    暫定1位は郡上おどりである。確かに楽しかったし、踊り尽くした。
    高島おどりは2位で惜しけど、曲の転換の時にちょっと間が空くので郡上おどりに比べると運動量が減るのかもしれない。

    このように、消費カロリーを計測し、ランキングにしてしまうと、実は大変なことになってしまう。
    盆踊りに手を抜けなくなる。
    手心が加わると、公平性に欠けるので、すべての時間を全力で踊らねばならない。
    上手く踊ろうとか、人の見本になれるように頑張ろうとか、そういうことは微塵も考えず、ただただ消費カロリーの最高値を叩き出すべく全力で踊るのだ。
    これすなわち、盆踊りの修羅である。

    さらなる消費カロリーを叩き出せる盆踊り会はどこだろうか?
    江州音頭フェスティバルか?萱野神社か?
    乞うご期待!

    消費カロリーを気にして盆踊りの修羅になった。
    楽しさはどこへいってしまったのか?
    戦いのその先に見いだせることに期待しよう。

    以上。