「盆踊りが楽しかった!」と人は言う。
どの程度楽しかったのか? と拙者は疑問に思う。
楽しさを数値化するには、どうすれば良いか?
それを求めすぎると、修羅になる。
8月に入り、お盆までまもなくである。
お盆といえば盆踊りであり、ご先祖様やお精霊さんと一緒に踊って祈るとともに楽しむのが日本人である。
多くの人にとって盆踊りは地元の集まりであり、地元の盆踊りを失ってしまった人にとっては、ファンタジーの中の日本といったところだろう。
しかし、一部の愛好家にとって盆踊りは情報を集めて転戦するものであり、今日はあの櫓、明日はあの櫓と盆踊りを求めて彷徨う日々が続く。
そんなおかしな連中がいて、拙者もその中の一人であり、盆踊らーと呼ばれても差し支えはないが、初期に比べると、活動量は減っている。
好みの盆踊りが分かってきたのと、自分のペースが分かってきたからかと思う。
踊る阿呆は阿呆なりに、賢くなっているのかもしれない。
そんな中で、めちゃくちゃ楽しい櫓は外せないのだが、楽しい櫓とそうでもない櫓の違いはなんだろうか? と考える。
それは主観であり好みであるので、人それぞれやん、と言うべきだが、客観的に数値化できるものはないか?
例えば盆踊り会を五つ星で表すとしたら、星は何個なのか?
などと、考えなくてもよいことを前々から考えているんだよなぁ。
そして、そんなことを考えているうちに、お気に入りの盆踊り会がなくなってしまったりするんだよなぁ。
今は、伏見稲荷盆踊りと高雄盆踊りと錦林盆踊りの面影を追うばかりである。
拙者は踊りの故郷を失った悲しき盆踊らーなのだ。
と、少しメランコリックになったところで、本題に戻すが、盆踊りの楽しさを表すのに、消費カロリーを使ってみようと昨年から実験中である。
楽しいから動きたくなり、楽しいからずっと踊り続けたくなり、楽しいから動きに激しさが加わっていくはずである。
廉価版だがスマートウォッチを持っており、運動時の消費カロリーを計ってくれる。
去年は、踊ってるときに何らかの接触があり計測が止まってしまうことが多々あったので、なかなか良いデータが取れなかったのだが、今年は頑張っている。
ちなみに6・7月の盆踊り消費カロリーは下記である。
1位 郡上おどりin京都(6/7) 1808kcal
2位 高島おどり(7/20) 1658kcal
3位 佐久奈度神社御手洗祭(7/31) 1096kcal
4位 阿波おどり練習会 (7/26) 251kcal
暫定1位は郡上おどりである。確かに楽しかったし、踊り尽くした。
高島おどりは2位で惜しけど、曲の転換の時にちょっと間が空くので郡上おどりに比べると運動量が減るのかもしれない。
このように、消費カロリーを計測し、ランキングにしてしまうと、実は大変なことになってしまう。
盆踊りに手を抜けなくなる。
手心が加わると、公平性に欠けるので、すべての時間を全力で踊らねばならない。
上手く踊ろうとか、人の見本になれるように頑張ろうとか、そういうことは微塵も考えず、ただただ消費カロリーの最高値を叩き出すべく全力で踊るのだ。
これすなわち、盆踊りの修羅である。
さらなる消費カロリーを叩き出せる盆踊り会はどこだろうか?
江州音頭フェスティバルか?萱野神社か?
乞うご期待!
消費カロリーを気にして盆踊りの修羅になった。
楽しさはどこへいってしまったのか?
戦いのその先に見いだせることに期待しよう。
以上。

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