こんにちは、京都伏見スイーツ人狼の主催者でもあり、Webプログラミングもできるwishigrowです。
人狼ゲーム用のWeb投票システムを作りはじめ、プログラミングが楽しくなって、かなり進化させてしまいました。
13日にバグとり会をするので、どうなっているかをまとめておきます。
きっかけ
人狼ゲームでは投票が何度も行われます。
投票方式は一斉投票や1人づつ順番にコメント付きで投票するなど選べるのですが、伏見スイーツ人狼ではピコという役職を導入して以来、一斉投票しか選択できなくなった、時間がかかりすぎるから。
私はゲームマスターを3年もやっており、人の手を数えるのにはそろそろ飽きてきた。
時間もかかるし。
なんとか短縮できる方法はないかと思って、Webシステムを使った投票を導入しようと思いました。
逆に疲れる
そして、前回の11/26伏見スイーツ人狼でいきなり使ってみた。
→最終回なのにしまらない!バグってる!ラ・フランスと人狼の会
投票システムはちゃんと動いていたのだが、バグもあった。
何よりも、初めて使うシステムなので私自身が困惑した。
アナログとデジタルのハイブリッドにすると、逆にやることが増えて疲れる。
せっかく時間をかけて作ったのに、用無しのシステムだったのです。
そのままでは悔しいしやり切った感がないので、それから2週もの間、改良を重ねたのでした。
投票システム
プレイヤーは手元のスマホで投票できます。
全員の投票が終わるとシステムがカウントしてくれ、GMディスプレイで表示。
(ちなみに、決選投票は集計が簡単なのでシステムは使わないことにした。)
プレイヤーは投票の後に、投票理由を書き込むことができます。
それをGMディスプレイで表示。
タイマー
システムが「残り人数×30秒」でタイマーを表示してくれます。
ここまでは、前回もできていました。
役職をシステム側に
さらに、役職をシステム側で管理することにしました。
まず、人数に合わせて役職を選ぶ。
すると、システム側でプレイヤーに役職を宛ててくれます。
プレイヤーは手元のスマホで役職を確認する。
初日の白通知も、仲間の人狼もスマホに送ることにしました。
最初の夜を短縮できる。
夜の処理
システムが役職を管理しているので、夜の処理も行えます。
結果の表示はシステムが行います。
役職者を起こすのと、対象を選択するには人力が必要です。
↓
勝利判定
ここまでできると、後は勝利判定だけです。
それも、できるようになったはず。
人狼の残り数をカウントしたり、護衛が残っているかもシステムがチェックします。
おまけの吊り回避コメント
ここまでで、ゲームマスターの仕事はかなり削減できています。
しかし、プレイヤー側にも何かのメリットや楽しさが欲しいなぁと考えました。
デジタルでは無機質になってしまうのを軽減しようと思って、吊り回避コメントを入力できるようにしました。
できてるシステムは以上です。
バグがなければの話ですが。
導入のメリット
このシステムを使えば、ゲームマスターの負担が軽くなる。GMシートが不要になります。
最初の役職確認が不要なので、吊られた人がGMになるという運用もできる。
あと、GM判定ミスがなくなるし、GMメタもほとんどなくなる。
当然、デメリットもあります。
1番大きいのは、オーソドックスな役職しか入れられません。
狐とか入れようと思うと、呪殺判定に勝利判定も加えて、どれだけコードを増やせばよいのやら・・・。
気軽に役職を増やせないのです。
ライブ感も少なくなりますね。
生演奏とCDのような違いが生まれるかと思います。
カードを引く瞬間が楽しいという人もいるだろう。
メリットもあるしデメリットもある。
生のGMにはできない部分を強化していくと、もっと良さが生まれると思います。
現状では間違いなく生GMの方が盛り上がるだろうなぁ。
バグねん会
13日に実際に使ってみます。
うまく行くか、非常に楽しみです。
バグっててゲームが無茶苦茶になった時には、Webプログラマーの一人勝ちってことで、ご了承願いたいと思います。
ちなみに、架空のプレイヤー登録をする際、「どんぐりころころどんぶりこ♪」と名前をつけていきまして、たしか「やっぱり」というプレイヤーまで登録した、というのが今回の裏話でーす。
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