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  • 退職表明とニワトリの話

    退職表明とニワトリの話

    まだ寒いよね。
    日差しは春めいているし、日は長くなってきて、これまでは仕事を終えて職場の建物を出ると暗かったのに、今では明るくて、暮れなずむ山並みを見つめている。終業は17:30で残業もなくて良いのだけれど、生活に時間をかけることを良しとする拙者なので、なんだか時間がなくて、そしてまだ寒い。

    昨年の12月に就職した拙者は、久々にフルタイム労働をして、それって8時間と思いきや昼休みを含めると9時間で、通勤を含めると10時間も仕事をせねばならない。今までは仕事の合間に洗濯したり、お料理したり、野菜を収穫したり、買い物に行ったりと、ワーク・ライフ・バランスをライフよりにしていたけど、今は大した仕事がなくても職場にスタンバイしておかなければならない。
    労働時間が長い上に、蓋を開けてみればさほど興味のない仕事だと分かり、更には新人教育が中途半端でマニュアルと現場の板挟みにあい、職場はなんとなく暗いと思っていたら人間関係に問題があることが分かり、知らぬうちに巻き込まれ、拙者はイライラを家に持ち帰り、すでに退職の意思を表明するという早わざ。
    たった3ヶ月でやめるって、見事に最近の若者ムーブなので、拙者はまだまだ若いぜ!と言い張ってやろうと思う。

    そもそもニワトリを見習って就職したのだよ。
    ヒヨコや若い雛はとにかく何でもついばんで、食えるかどうか試すのだ。食べれたら食べるし、食べれなかったら放り出す。拙者もとりあえずやってみて、駄目だったらやめちゃおうという気持ちで臨んだ。仕事をついばんでみた。
    職場に馴染むのは早いし、今まで誰も解決できなかったことを解決したり、勤務態度も真面目だけれど、空気を読んだりしないし、前のめりすぎて好機を待ったりしないし、上役だからといって媚びることもしない。こういった組織内での自分の動きを再認識したところ。
    そして向いてないと判断したので放り出す。くちばしでフンっとふっとばしてやる。

    ニワトリに関して書きたいことは多い。
    良いことだけ書くと、卵から孵したヒヨコは半年が経ち、立派なメスニワトリになり卵を生むようになった。つい3日前から。拙者は新鮮な卵を美味しく頂き、これまでより一層ニワトリを可愛く思えている。
    オスニワトリはどうなったか? 年末にいたはずの5羽のヒヨコはどうなったのか? というのは少し悲劇的なので、今日は書かないでおく。

    そんなこんなで、今の仕事は早めに辞めて、養鶏家になりたいと思っているのだよ。
    ニワトリを飼う余地のある場所はいっぱいあると思うんだよなぁ。
    例えば果樹の下とかどうだろう? ぶどうの樹の下とか空いてるよね。
    ソーラー発電所の下とかも空いてるし、河川敷とかも空いてる。
    ニワトリの餌についても、廃棄されている食品はたくさんあるし、実際うちのニワトリは調理くずやクラフトビールの麦芽粕で育てている。
    地域の未利用資源を使った循環型の養鶏がしたい。

    100万とかで山を買って、そのへんの木をすべて切り倒し、鶏小屋と自分の小屋を建てて、暮らしていけないだろうか。
    ランニングと盆踊りと執筆ができればいいや。
    あとたまに、うら若き乙女のキラキラした視線を浴びれたら、言うことなしでござる。

    以上。

  • 欠乏

    欠乏

    今の環境でできる限り頑張りたいと思っているのだが、なかなかに閉塞感が漂って、ここではない何処かで新たな生活がしたいと思っている。相変わらずである。

    陽光が春めいてきた。ふと気づくとなんだか外が眩しい。2月の立春を感じているところだ。
    しかし、拙者の気持ちはというと、ズドンと沈んでいる。就職したせいで思っていたより時間がなく、時間がないせいで生活を愉しむ余裕がない。
    フルタイムの労働といえば8時間であるが、拙者は8:30~17:30の間拘束される身分になった。お昼休憩があるので9時間拘束。さらにいうと、8:30に出勤するためには、朝7時くらいから慌ただしく準備せねばならないし、始業終業の前後30分は通勤をするわけで、考えると11時間はある意味仕事時間。
    生活時間はというと、夜の10時~朝の5時30分まではしっかり寝ることにしているし、7時間30分が睡眠時間で、仕事時間と睡眠時間を24時間から引くと、5時間30分が生活時間ということになる。
    風呂の時間や料理・食事の時間を捻出すると、ほとんど時間が残っていない。
    というか、生活時間のほとんどを明日仕事に行くための準備時間かのように使ってしまうので、愉しむことができかねる。
    生活自体を愉しむことをコンセプトに生きていたのになぁ。

    また、土日祝も出勤を求められるサービス業を選んでしまったので、これまで遊んでいた会に行けなくなった。走ってからみんなでビール飲んだり、ダンスしたりという会はだいたい土日に実施されるので出席できない。
    娯楽が減った。

    手っ取り早くリラックスしたり気持ちよくなるために、食と酒に頼ることになってしまい、その安易さに辟易とする。胃腸と肝臓が悲鳴を上げる。

    仕事内容が有意義で、給与が高く、さらには未来への展望が拓けるのなら、生活面の不具合に目をつむることができるかもしれないが、そんなことは全然なくて、就職して間もない今から、次はどうしようか? と考えざる負えない。

    次はどうしようか、というのが具体的な計画として現れ、日々の小さな活動の積み重ねになるのであれば、それもありなのだが、だいたいいつもみたいに逃げ道としての夢想であるので、なんの行動力も生み出さず、何者にもなれない。

    まぁ、世の中にはもっと忙しい人がいっぱいいて、子育て中の人とかを例に上げるまでもなく、甘すぎると叱責されるだろうな。

    結局のところは、時間に余裕がないことより、夢がないんだよな。愛する人もおらず、思いやりの対象もない。
    これらが人生を空っぽにして、胃袋を限界まで満たし、脳をどうでもいい情報で満たすだけの日々に押し流してしまう。
    これを不幸と言うのだ。

    せめて夢を叶えるための準備期間であったり、人を愛するための修行期間であればよいのにな。

    などと、人生の本質的な部分に向き合うには、ちょっと心が弱すぎるので、やっぱり酒のんで満足しとくしかない。

    以上。

  • ロフトベッドを自作した。男は秘密基地を目指す

    ロフトベッドを自作した。男は秘密基地を目指す

    睡眠が大事だと言われはじめ、ポケモンスリープなどのアプリもリリースされ、大谷翔平氏は大活躍し、拙者も睡眠の質を上げたいと思っている。
    みなさまは快眠だろうか?

    拙者は古い民家を借りた当初からロフトベッドを作ろうと思っていた。
    だが、折しもウッドショックとかで木材の値段が急上昇して、それ以降も価格は下がらず、むしろ上がり調子で、やる気を削がれていたのである。
    月日は流れ、この夏に実家の店舗改装があり、多くの廃材が手に入ったので、いよいよその時がきた。

    ロフトベッドには大きく2つのメリットがある。
    1つはスペースを有効利用できること。ベッドの下に棚があれば広い収納スペースとなる。
    2つ目は少し暖かいということ。ご存知の通り温められた空気は上昇するので、天井に近いほど暖かい。
    かたやデメリットもある。
    圧迫感が生まれること、自分の上り下りが大変なこと、ちょっと危険なこと。

    拙者がロフトベットで寝たい理由は、主に温かさを動機としていて、「同じ部屋に暖かい場所があるならそこで寝るやろ、当然」と、天井の近くに寝床を近づけたいのである。
    そもそも古い民家は床に断熱材が入っていない信じがたい構造なので、寝床だけを小部屋というか、カプセルホテルのようにして、その空間だけを温めようという冬眠する動物的な作戦であった。
    だが今では、床の上に断熱材を敷いたし、薪ストーブも稼働させるので、必ずしもロフトベッドは必要ではなくなっていた。

    記録的猛暑だった2023年にも秋がやってきて、古民家は冷え込んで、拙者は風邪を引いた。布団が寒いからだなと考え、木材はあるし、DIYの技術もあるし、ついにロフトベッド制作を決意した。

    作り方を細かくは記さない。
    廃材を使ったし、もともとあった棚の上に増設したような形だし、誰の参考にもならないからだ。
    ポイントとしては、のちのちにマットレスを買うことを考えて、200cm×100cm以上の箱体を作ること。底面は通気するのが望ましいこと。あまりに天井に近すぎると匍匐前進で行動せねばならぬので、そこそこの高さであるべきなこと。
    また、自分ひとりだけが使うので、65kgの荷重に耐えられれば良い。

    廃材を使うので、新材をお店で買ってくるのと比べ、切るという作業が多くなるのだが、不用品は減るし、使えるものは増えるし、まさに一挙両得。
    短く切りすぎたり、失敗もあったけれど、なんとか上に乗れるようになった。
    作ったベッドの上に銀マットと布団を敷いて一夜を明かしてみたところ、想定通り暖かい。
    腰が痛くなったのだが、ちょっと修正して、改善できるところがDIYの良いところである。
    まだマットレスはないのだが、お店に行って固さを試してから買おうと思う。

    部屋から運び出せない工作物が視界を覆い、なかなか荘厳である。
    自分自身の手で使えるものが作れたので、とてもHappyな気分である。万能感、自尊心アゲアゲ。

    さて、ロフトベットに上がって部屋を見下ろすと、なんとなく秘密基地にいるような気になる。
    基本的に拙者が何かを作ると、秘密基地みたいになる。
    これは、だいたい木材で作ることや、化粧板などを貼らずにワイルドなままで満足するのが原因なのだが、そもそも男ってのは秘密基地に住みたいのではなかろうか?
    男はこうだ、などと言うと最近では「主語がデカい」と怒られるので、あくまでも自分の範囲にとどめるべきだ。
    ただ実例を上げると、自宅の屋上に常にテントを張って、たまにそこで寝ているという男性がいる。
    また、拙者が小屋を作ってそこで暮らしていた時、男性からの評価が上がったのを実感していた。
    なので、男性が家を作ったりリフォームしたりする時、秘密基地を目指してしまうのかな? という仮説。
    女性はやはり、子育てに適した巣作りをしたがるのかな?
    女性を家に招きたい男性は、そのあたりを頑張るのかな?
    という仮説。

    とにかく拙者がDIYすると、どんどん秘密基地っぽくなる、というのが結論。
    そして、女性にはウケないので、涙がポロン。
    今日もロフトベッドに上がり、枕を濡らすのである。

    以上。

  • 自信を持つ方法、あるいは

    自信を持つ方法、あるいは

    拙者はくよくよと生きることを自分のキャラにしてきたが、この頃は自分に自信を持っている。
    それってつまりは井の中の蛙ってことなんやけど、たいてい自信を持っている人は井の中の蛙だってことに気づいた。
    自信を持ちたいのであれば井の中の蛙になれば良い。

    拙者の社会的ステータスを見ると、自信を持てるはずもない。
    収入はないし、独身でパートナーもなく、SNSのフォロワー数も少なく、とびきりのイケメンでもなく、小説家になりたかったけどぜんぜんなれず、金が無いので落ちてるドングリを拾って食べ、あまりお金のいらない盆踊りやランニングを楽しんでいる。
    くよくよ、くよくよ。

    しかし、最近では謎の自信を持っている。
    これっていうのはおそらく、社会への関心が低下しているのと、評価されることへの興味も同じく下がっていることに起因すると思う。
    拙者が今注目しているのは自分の健康と生活だけである。たまに仲間や友達のいる所属コミュニティには関心を払うのだけど、「自分の生活が第一」という野党だったら絶対に票が集まらないであろうキャッチフレーズな生き方になっている。

    「自分の生活が第一」な拙者の生活っぷりを多くの人は評価せず、また羨ましがらないであろうけれど、群を抜いている。
    毎日玄米を精米して炊きたてのご飯を食べている。毎日煮干し(頭と腹を取る)で出汁をひいた味噌汁を飲んでいる。自分で採集したドクダミを干してお茶にして飲んでいる。ぬか床を管理しぬか漬けを食べている。小さく畑を維持している。自作の柚子胡椒を汁物に入れると美味しい。ニワトリを育てている。米ぬかぼかしを作る。薪ストーブで暖を取る。食べれるドングリを研究している。勝手に庭に生えてきたニラのような草を天津飯にいれて調理している。
    こんな風に、生活者としてのレベルが異常に高い。
    そして不思議なことに上記が自信の源になっている。

    自分の生活にしか興味のなくなった男が生活者としてレベルを上げることに満足して生きる。まさに井の中の蛙なのである。
    これは、金儲けに興味のある人が金儲けして自信を持つのも、異性に興味のある人が異性と性交渉をして自信を持つのも、結局は井の中の蛙で、家族の幸せが第一という人も、ゲームに夢中になるのも、だいたい井の中。
    自信を持つってのはこういうことだな。

    言いたいことは3つある。
    自信を持っている人は魅力的に映るらしいけど、しょせんは井の中の蛙だということ。
    自信のない人は興味・関心の範囲が広いわけで、それって悪いことじゃないよなってこと。
    生活に自信を持つと毎日そこに戻れるので、気持ちが安定しやすいってこと。

    自信があるのもないのも、両方に良い面がある。

    だが、歳を重ねると、新しいことにチャレンジせず、興味・関心も失い、しょぼい自信を頼りに生きるようになるのかもしれんな。
    生活者としての自信はただの老化なのかも……。

    まだまだチャレンジしよう。
    くよくよしよう。

    以上

  • 自給自足に興味はないが、ごみゼロを目指すと似てくる

    自給自足に興味はないが、ごみゼロを目指すと似てくる

    別に自給自足の生活をしたいわけじゃないのだが、サスティナブルやごみゼロを考えると、自給自足に近くなる。

    拙者は自給自足の生活を目指しているわけではない。
    なんにでもその道のプロはいるもので、自分で作るよりも高品質で納得のいく価格のものを売ってくれるなら買えばいいと思っている。
    また、市場にたくさんあるものを自分で作るよりも、ちょっとしかないものを作った方が良いということも分かる。
    たとえば野菜とかって安いと思う。野菜づくりは時間がかかるしちゃんと育たない場合もあるし、農家さんに感謝し売ってもらえば良いのだ。

    しかし、サスティナブルやごみゼロの観点で見ると話が変わってくる。
    拙者は生ゴミを出したくないので、庭の土に埋めている。あるいはコンポストで堆肥化する人もいるだろう。
    土や堆肥が手元にあるなら、じゃあ野菜も育てたほうが合理的だな、という志向になるのだ。
    だいたい多くの野菜はポリ袋に入れられて売られているので、そのポリ袋が不要で邪魔なのである。
    昔ながらの八百屋さんは今でも籠盛りで売られているが、スーパーにしても直売所にしても商品がポリ袋に包まれている。これはバーコードとレジのせいかと思うのだが、とにかくいらん。
    あるいは、ニワトリを飼うと糞が出てくるので、その糞を有効利用するために野菜を育てようという志向にもなる。

    サスティナブルの視点でいくと、暖房にも化石燃料を使いたくない。流石に調理やお風呂はガスや電気を使っているのだが、暖房は薪ストーブを使いたい。これは趣味でもあるのだが、エネルギーの自給自足ということになる。
    そもそも、家で燃やせるものを燃えるゴミに出して、灯油をわざわざ買うのって馬鹿げてないかい? まぁ、置き場所の効率性を考えると馬鹿げてはいないのだが、もし近くに燃やせる木々が豊富なのであれば、どこかの産油国から運ばれたエネルギーを使うよりも断然正しい。

    上記の通り、サスティナブルやごみゼロを考えると、自給自足に近づいていくのである。
    これは社会が未熟だからだ。
    自分の理想を追うと、自立した生活を目指さねばならない。
    ほどほどに人と関わりながら生きていきたいのにな。

    都市型の生活は生態系が壊れているんだよ。
    昨日、金原ひとみさんのワンオペ育児の寄稿文(母の仮面が苦しいあなたへ 「自分」は今もそこにいる)を拝読したのだが、子育てがしんどいってことは人間の生態系が壊れてるよなって思った。
    仕事、生活、価値観など、都市型の生活は人間として生きるには環境が壊れている。
    ニワトリが駆け回り、子どもたちも駆け回れるような環境でしか、人は本来生きていけないんじゃないのかい?

    都会に憧れた人や、ずっと都市に住んでる人はこういうことに気づけないんだろうな。
    拙者は自分で作った小屋で暮らし、今も古い民家を借りて、庭のある暮らしを体験し、畑にしたり、ニワトリを飼うなどして、やっと時間を取り戻せた。そして人間の生育環境の壊れっぷりに気づけた。

    都市に生きる多くの人は、生きる自信がない。
    だから知名度があるなにかに行列を作ったりするのだ。
    共感を求めて消費し、自尊心を求めて消費する。
    空っぽやな。

    こんな感じで、生態系が壊れているぞと警笛を鳴らしつつ、サスティナブルやごみゼロを目指して頑張って生きていく。

    ちなみに娯楽は自給自足が一番楽しいよね。

    以上。

  • なぜニワトリを飼うと夢が拡がるのか?

    なぜニワトリを飼うと夢が拡がるのか?

    みんなにも夢が拡がるモノとか道具とか生き物とか場所とかがあろうかと思う。
    拙者の場合はスーパーカブ110を買った時、「めちゃめちゃキャンプ行けそう!」と道の先を空想しながら乗ったものだ。
    あるいは親族名義の荒れた土地にもトキメキを覚え、いかに開拓しようか、あるいはワイルドなまま残そうかと、楽しく木々を切り倒し、小屋を作った。
    誰にもそういうものがあるはずで、PCとか楽器とかカメラとか自分のお店とかで夢が拡がる人もいるだろう。
    いまの拙者にとってそれはニワトリである。

    ニワトリは他の家畜・ペットに比べて夢が拡がりやすいのではなかろうか?
    たとえば犬を考えてみると、家に来て、散歩に連れて行って、大きくなっていく、という感じで、関係を深めて思い出を積み上げるには最適だが、さほど夢は拡がらない。ネコも同じだ。
    だがニワトリは違う。
    それをいくつか紹介したい。

    卵を産んでくれる

    なんと言っても卵を産んでくれ、それを食べると経済的である。これは他のペット・家畜にないメリットだ。
    犬が子犬を産んだとして、それを食べるわけにはいかないだろう。
    豚が子豚を産んだとして、それを食べるのはありかもしれないが、かなりハードルが高そうだし、家庭の範疇には収まりきらないと思う。
    でも、ニワトリの卵は食べられる。
    しかも産みたての卵はほんのり温かくて美味しいらしい。

    ちなみに孵化してから5ヶ月ほどの日数が必要らしい。
    どんな味なのだろうか?
    虫をたくさん食べているのでちょっと臭いのかもしれん。

    飼育数を増やせる

    ニワトリは沢山飼うことが可能だ。
    他のペットは飼育数を増やすとエサ代ばかりかかるが、ニワトリは卵を産んでくれるので、エサ代を相殺できるはずである。
    また、1坪ほどの庭があれば6羽くらい飼える。7坪の庭があれば40羽くらい飼えるかもしれない。
    40羽のニワトリがいれば、おそらく毎日30個くらい卵が手に入る。
    天津飯とだし巻きと茶碗蒸しとプリンとシュークリームなどなど作り放題である。

    犬40匹、豚40頭を想像してみて欲しい。なかなか制御しきれるものではない。
    ニワトリにおいても40羽は難しいのかもしれない。
    しかし、想像しうる範囲である。

    小屋を手作りできる

    ニワトリ小屋を手作りするのは楽しい。
    外敵の侵入に対する強度を持たねばならないが、重さに対する強度は必要ないため気楽に作れる。
    考えてみて欲しい。犬小屋はただの雨よけだし、猫小屋はほとんど存在しない。豚小屋や牛小屋を手作りするのは難しいし、牡蠣小屋はちょっと美味しそうだ。
    とにかく手作りするならニワトリ小屋の規模が最適なのである。

    庭に出て、「ここにニワトリ小屋を作れそうだなぁ」を想像するのはとても愉快である。

    繁殖できるかもしれない

    ニワトリをつがいで飼えば、有精卵を産んでくれ、その卵を温めればヒヨコが孵るかもしれない。あるいは親鳥が卵を温めてヒナを孵すかもかもしれない。
    そこには親子の物語が展開されるのである。それを間近で見れるのである。
    とても夢のある世界だ。
    ヒヨコから育てたニワトリが親になる時を見れるのだろうか。
    その際にはどんな鳴き声を発するのだろうか。

    色んな種類がいる

    ニワトリには色んな種類がいる。
    白い卵を産むのはホワイトレグホン。赤い卵はだいたいボリスブラウン。烏骨鶏も有名だ。
    他にもアローカナ、プリマスロック、名古屋コーチン、岡崎おうはん、チャボなど種類豊富。

    色んな種類を集めてみたくはなるものだ。

    卵料理

    卵料理のバリエーションは豊富である。
    目玉焼き、だし巻き、天津飯、オムレツ、オムライス、茶碗蒸し。
    また、プリン、カヌレをはじめとしたスイーツも作れる。
    美味しそうだ。
    いくらでも産んでくれ。

    養鶏業を営めるかもしれない

    ニワトリの飼育に慣れて、品質の良い卵を産んでくれたなら、その規模を大きくして養鶏所を営めるかもしれない。
    昨今はAIが取り沙汰されており、今の仕事は数年後に食えなくなるかもしれない。
    その時に養鶏所をスタートさせるスキルを持っておくのは心強い。
    養鶏もAIが運営する時代になるのかもしれないが、それでもニワトリの本能を知っておくのは必要である。

    きれいな水が流れる広大な農場が欲しいな。


    実際のところは……

    夢が拡がる前に、実際のところはどうなのかと言うと、
    ・眺めてると平和な気持ちになる
    ・懐くのでかわいい
    ・庭がきれいになる

    デメリットとしては、
    ・外敵に襲われないかビクビクせねばならない
    ・オスがうるさくすると飼えなくなる

    というところ。

    今後も色々あると思うけど、とにかく40羽を放し飼いできるようになるといいなぁ。
    そのうち数羽はウズラにするかもしれません。

    以上。

  • ニワトリ小屋の作り方、3羽用を廃材で自作

    ニワトリ小屋の作り方、3羽用を廃材で自作

    拙者はニワトリを飼っている。現時点では2羽。にわにはにわにわとりがいる状態である。
    ニワトリ小屋を自作し、当初はイタチに侵入されないか心配であったが、すでに2ヶ月以上にわたり防御力を発揮しているので、考え方や作り方や問題点を共有したいと思う。

    要件定義

    ニワトリ小屋を作る目的はただ一つ! 外敵からニワトリを守るためである。イタチ、ネコ、ハクビシンなどなどニワトリを襲う野生生物は多い。こいつらが近づけない安全地帯を作れるのであれば小屋の必要度は低いけれど、奴らは話し合いのできない相手なので身を守るために必要。
    その上で、できるだけ快適になるように作る。

    1.外敵から守る→金網と板で覆い、地面下数センチはブロックで囲む
    2.廃材があるのでそれを使うとエコノミーでエコロジー
    3.広さは3羽だと1畳くらいが望ましい
    4.ニワトリは止まり木で眠るので、高さも必要
    5.雨よけの屋根は必要
    6.風が通り抜けた方が良いが、どこかには風よけがあると良い

    6羽用を想定して大きく囲むとあとあと楽かなとも考えたけれど、まずは最小限のスペックから始めることにした。
    ちなみに広さの考え方だが、庭全体を安全に囲めるならば寝るためだけの小屋を作れば良いと思うのだが、うちの場合は庭や家の構造が複雑すぎるので、すぐには無理。
    高さは止まり木が60cm、その上にニワトリが乗るので、90cmあれば良いかと思う。

    設計

    どこに作るのか? という問が重要になってくる。また、廃材を使うことを考えると作業が楽になるサイズというものがある。
    うちの場合は、土地が傾斜しており、その傾斜を生かした花壇があった。そこは2方面がコンクリートに覆われており、余計なブロックを入れる必要がないと考え、そこに収まるように設計した。

    4方と上面を金網と板で覆い、止まり木スペースと産卵箱を上に置くイメージ。

    施工

    本来であれば、胴縁くらいの粗材を買ってきて長方形に接合して、そこに金網を張ってパネルを作って組み立てる、というのが普通のやり方。
    だが今回は、小売店の商品陳列用だった廃材を使ったので、箱型になってたり、板状のものが多い。ゆえに、電動丸ノコで切る作業が多く発生した。

    廃材を使ったのでかなり苦労した。新しいものを買うならば色んな資材から適したものを選べるのだが、廃材は適するように加工せねばならない。これがめんどくさいし、工数を減らそうとすると頭を使わねばならず疲れてしまう。
    自分はこんなに頭が悪かったかな? と思いながら作った。時間も長くかかった。

    ニワトリ小屋は人が上に乗ったりしないので、重さに対する強度は必要ない。
    気をつけるべきポイントは、イタチが入る隙間がないこと、アライグマに破られない強度があること。
    だから、金網の施工が大事で、これを張るのはちょっと面倒くさく、タッカーで仮止めしてから、板でサンドして留める。板を良いサイズに切らねばならず手間だった。

    イタチよけのブロックも埋め込む。イタチは簡単に穴を掘る。
    底も金網にするという考え方もあるかと思うが、糞のことを考えると地面は土がダイレクトにあった方が良い。

    完成

    なんとか完成させた。

    廃材のお陰で元から存在していたように馴染んでいる。古い民家に古そうなニワトリ小屋。人に見せるものではないので、これでいいのだ。

    問題点

    問題点としては、人が中に入れないのでメンテナンス性が悪い。中に入れる大きさにしたほうが修理や掃除が楽。
    また、ニワトリの出入り口が上部にあるため、ニワトリを出したり入れたりするのに手作業が必要になる。たとえば、地面を追い立てて小屋に入れるようなことができない。でもこれはセキュリティとの兼ね合いがあるし、3羽くらいなら出し入れの苦労はあっても良いかなと思う。この際、上から手を伸ばした時にヒナがぴょんと乗ってくる喜びがある。ちなみに大きくなると、出入り口まで飛んでくるようになる。そして肩に乗ってくる。かわいい。

    まとめ

    買ったのは金網とステープルとビスくらい。他は廃材。
    工数はかかったけどお安く済んだ。

    ちなみにニワトリはこの小屋からすぐに出たがります。
    もっと広い場所をウロウロツンツンしたいらしい。
    だから現在は敷地を金網でぐるっと囲むことを夢見ている。

    ニワトリ小屋はサイズや場所によって色んな作り方があろうかと思いますが、一例として参考になれば嬉しい。
    みんなでニワトリ飼おうぜ!

    以上。