拙者はニワトリを飼っている。現時点では2羽。にわにはにわにわとりがいる状態である。
ニワトリ小屋を自作し、当初はイタチに侵入されないか心配であったが、すでに2ヶ月以上にわたり防御力を発揮しているので、考え方や作り方や問題点を共有したいと思う。

要件定義

ニワトリ小屋を作る目的はただ一つ! 外敵からニワトリを守るためである。イタチ、ネコ、ハクビシンなどなどニワトリを襲う野生生物は多い。こいつらが近づけない安全地帯を作れるのであれば小屋の必要度は低いけれど、奴らは話し合いのできない相手なので身を守るために必要。
その上で、できるだけ快適になるように作る。

1.外敵から守る→金網と板で覆い、地面下数センチはブロックで囲む
2.廃材があるのでそれを使うとエコノミーでエコロジー
3.広さは3羽だと1畳くらいが望ましい
4.ニワトリは止まり木で眠るので、高さも必要
5.雨よけの屋根は必要
6.風が通り抜けた方が良いが、どこかには風よけがあると良い

6羽用を想定して大きく囲むとあとあと楽かなとも考えたけれど、まずは最小限のスペックから始めることにした。
ちなみに広さの考え方だが、庭全体を安全に囲めるならば寝るためだけの小屋を作れば良いと思うのだが、うちの場合は庭や家の構造が複雑すぎるので、すぐには無理。
高さは止まり木が60cm、その上にニワトリが乗るので、90cmあれば良いかと思う。

設計

どこに作るのか? という問が重要になってくる。また、廃材を使うことを考えると作業が楽になるサイズというものがある。
うちの場合は、土地が傾斜しており、その傾斜を生かした花壇があった。そこは2方面がコンクリートに覆われており、余計なブロックを入れる必要がないと考え、そこに収まるように設計した。

4方と上面を金網と板で覆い、止まり木スペースと産卵箱を上に置くイメージ。

施工

本来であれば、胴縁くらいの粗材を買ってきて長方形に接合して、そこに金網を張ってパネルを作って組み立てる、というのが普通のやり方。
だが今回は、小売店の商品陳列用だった廃材を使ったので、箱型になってたり、板状のものが多い。ゆえに、電動丸ノコで切る作業が多く発生した。

廃材を使ったのでかなり苦労した。新しいものを買うならば色んな資材から適したものを選べるのだが、廃材は適するように加工せねばならない。これがめんどくさいし、工数を減らそうとすると頭を使わねばならず疲れてしまう。
自分はこんなに頭が悪かったかな? と思いながら作った。時間も長くかかった。

ニワトリ小屋は人が上に乗ったりしないので、重さに対する強度は必要ない。
気をつけるべきポイントは、イタチが入る隙間がないこと、アライグマに破られない強度があること。
だから、金網の施工が大事で、これを張るのはちょっと面倒くさく、タッカーで仮止めしてから、板でサンドして留める。板を良いサイズに切らねばならず手間だった。

イタチよけのブロックも埋め込む。イタチは簡単に穴を掘る。
底も金網にするという考え方もあるかと思うが、糞のことを考えると地面は土がダイレクトにあった方が良い。

完成

なんとか完成させた。

廃材のお陰で元から存在していたように馴染んでいる。古い民家に古そうなニワトリ小屋。人に見せるものではないので、これでいいのだ。

問題点

問題点としては、人が中に入れないのでメンテナンス性が悪い。中に入れる大きさにしたほうが修理や掃除が楽。
また、ニワトリの出入り口が上部にあるため、ニワトリを出したり入れたりするのに手作業が必要になる。たとえば、地面を追い立てて小屋に入れるようなことができない。でもこれはセキュリティとの兼ね合いがあるし、3羽くらいなら出し入れの苦労はあっても良いかなと思う。この際、上から手を伸ばした時にヒナがぴょんと乗ってくる喜びがある。ちなみに大きくなると、出入り口まで飛んでくるようになる。そして肩に乗ってくる。かわいい。

まとめ

買ったのは金網とステープルとビスくらい。他は廃材。
工数はかかったけどお安く済んだ。

ちなみにニワトリはこの小屋からすぐに出たがります。
もっと広い場所をウロウロツンツンしたいらしい。
だから現在は敷地を金網でぐるっと囲むことを夢見ている。

ニワトリ小屋はサイズや場所によって色んな作り方があろうかと思いますが、一例として参考になれば嬉しい。
みんなでニワトリ飼おうぜ!

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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