投稿者: 石黒わらじろう

  • 畑菜レベルの日常

    畑菜レベルの日常

    特筆すべきことはない。
    少しだけ幸せなことがあって、少しだけめんどくさいことがある日々。
    わざわざブログにしたためる意義を見いだせない中で、それでも何かを捻り出す。
    日常系のマンガ、たとえばちびまる子ちゃんとか、サザエさんとか、ああいうのだって、クラスや家族の人間関係が物語の主軸になるので、普通に仕事に行って帰ってきてしまうと、なんら物語が生まれない。
    ブログに書くことが思い当たらぬ時は、もっと行動せねばなぁ、人と関わらねばなぁと思う。
    ブログのせいで、行動圧力がかかる。
    悪いことではない。

    今日のちょっとめんどくさいことー!
    メインにしていたスーパーが明日で閉店になるので、商品がなくなっていた。
    お店が拙者の都合の良い位置にあって、生鮮に力が入っていて、お値段にも品質にも満足だった。お店のサイズも好きだったし、曜日ごとに安くなるパターンなども分かっていたのにな。
    買うお店を変えないといけないのは、めんどくさいなぁ。

    薪割りに使っている斧の柄が駄目になった。
    日常的に斧を使っている人は、なかなか珍しいので、この困った感じが伝わりにくいと思うけど、薪ストーブユーザーであるから、このままでは凍えてしまうかもしれん。
    斧の金属部分はもちろん健在で、木製の柄の接続部分が欠けてしまって、交換が必要だ。
    これは、ひょいと交換部品を買えば良いものではないらしく、合うように加工せねばならないようだ。
    これはちょっとめんどくさいなぁ。

    幸せなことー!
    畑菜の辛子和えを作って、美味しいんですよ。

    こういうのが美味しいんですよ。「あっ、野菜に力がある」みたいな。
    こういうシンプルなものを美味しいと感じれる自分にも満足で、老成してきたなって誇りに思う。
    美味かったですよ、農家の木下さん。

    あとは、庭の夏みかんをジュースにして飲んだり、風呂で読書したり、小さな幸せはありますよ。
    脛に傷があるのにキズパワーパッドで平然と風呂に入れるし、夕食がちょっと豪華に見えたし、週末の予定もあるし、ゆるふわスポーツ大会は神宮丸太町が良いと判断したし、そこそこ豊かな日常で、ドラマティックさはあまりなく、特筆すべきことではない。

    まぁ、冬場はこんな感じでいっか。

    以上。

  • 1.9kmはゆるふわか? ガチか?

    1.9kmはゆるふわか? ガチか?

    ゆるふわスポーツ大会というのをやろうと思っていて、2月26日(日)に実施しようと決めた。
    楽しくなりそうなのだが、会場は検討中なので、積極的に広報できないでいる。
    競技の一つにミニ駅伝をやるので、二条城がいいかなって思ったので、とりあえず視察に行ってきた。

    電車でJR二条駅へ。片道200円なので安い。
    二条城の外周は1.9kmで、信号もアップダウンもないので、人気のランニングスポットらしい。

    西南隅櫓

    北西の位置にある二条公園は、キャッチボールをする親子などで賑わっていた。都市部の公園なので人気。
    スペースあるのでフリスビーを放り投げて遊べると思う。

    二条公園

    二条城の外周を走ってみると、とても走りやすいし、堀も塀も趣がある。さすがに正門あたりは歩行者でごちゃつくが、それ以外はずっとスムーズ。ただし北側の歩道にはまだ雪が残っており、気をつけて走った。
    実施できそう。だが、悩む。
    一周1.9kmはゆるふわになるのか?
    拙者は10kmくらいは普通に走るので、1.9kmは骨のない距離だと言えるし、わざわざどこかに出かけてまで走りたい距離ではない。
    しかし、普段運動していない人とって1.9km走るというのは、どんな感じ?
    いける? いけない?
    懸念点はもう一つあって、走行中にそこそこ孤独が押し寄せる。スタート地点とゴール地点にしか仲間がいないのは、ゆるふわ的には難点。ガチっぽくなる。沿道に応援してくれる人もいないし。
    と、視察の結果はこんな感じ。

    結論は出さずに、そのままランニングを続ける。
    大文字に雪が積もってて珍しい景色が見れるようなので、足を向ける。
    せせらぎの堀川沿いを北上し、鬼が出そうな戻り橋から一条通を東征、厳かでジャリジャリする御所を経て、あの出町デルタに行き着く。
    白大文字が見れた。面白い。

    白大文字

    その後は、ところどころぐじょぐじょの鴨川沿岸を南下し、時折カフェなどに惹かれる二条通りを西進。
    トータルで11.4kmほど走った。
    時期的なものか、街中だからか、ランナーを多く見かけた気がする。
    みんな、大会出るのかなぁ? 頑張れー。

    ラン後は急いで銭湯へ。寒かったからな。

    小屋暮らしをしていた時は毎日銭湯だったけど、ひさしぶりになっている。
    あったかい湯に浸かって気づいたのは、体がガチガチに固まっていたということ。柔軟性がなくなっている。
    拙者は心の底からカオスなので、整いはしないけれど、広くて冷めない風呂に入るのは大事。必要。
    2週間に1回は、ランと風呂で血の巡りを良くしようと、決意したところ。

    ゆるふわスポーツ大会の会場は、ペンディングにしとく。
    もう1ヶ所検討したい。
    それは京阪の丸太町駅で、また視察に行かねばな。
    また鯉のお風呂に入りに行こうか。

    いつまでも生きれるわけじゃないし、いつまでも元気なわけじゃないので、過去最高に楽しくて、過去最高に人の役にも立てる日々を目指したいですな。

    以上。

  • 不穏な音に起こされる

    不穏な音に起こされる

    今日はスムーズに言葉が出てこないので、睡眠不足かもしれない。

    昨夜は中途覚醒してしまい、やべぇ、不眠症か、と心配になった。
    けれども、起きてしまったのは不穏な物音が聞こえてくるからだ。
    拙者は古い民家に住んでいるので、何らかの侵入者を疑う。
    なにかの落ちる音、ドスン。
    ちょうど、テーブルの上から食料の入ったトートバックが落ちるような音。
    すやすや眠っていたのに、そんな音に起こされた。

    ああ起きてしまった、不眠症かな、と思っていると、不穏な音は定期的に聞こえてくる。
    これは何の音かと考えてみると、答えにたどり着いた。

    拙者は幼少のころ地獄耳と言われた事がある。
    ひそひそ喋ってる声や、遠くの日常会話が聞こえて、それに回答すると驚かれていた。
    しかし今では聴覚過敏と称するのではないか?
    人がつけるテレビの音がうるさかったり、踊るためのクラブとかは頭が痛くなり実はストレスを抱える、それを酒で紛らわす。
    ロックバンドとかより、アイリッシュの生演奏を好むのはこれの影響かな。
    静かな場所を好むので、誰かと一緒に住むのは向いてないかも。
    でも、おばけの声が聞こえるわけじゃないので、セーフ。

    ガヤガヤした場所では、人より疲れてしまうので、気をつけねばならんな。
    いやそれって、自分が一番ガヤガヤしてるからちゃうか?
    さもありなん。

    話を戻します。
    京都には珍しく雪が積もった日。
    不穏な音の正体は、瓦屋根から金属屋根に落ちる雪の音だった。
    ドサドサ、ドサドサ聞こえてきた。
    寝る段になっても迷惑な雪だな、と思ったが、いつもと違う珍しいことだから、許してやろう。

    ゆるやかに春に向かって下さい。お願いします。

    以上です。

  • 味噌づくり、失敗と再チャレンジ

    味噌づくり、失敗と再チャレンジ

    売っているものは自分で作るよりも買ったほうが早いし安い。
    賢い人は時間を買うのだ。
    効率よく生きよう。
    失敗を外部化せよ。
    このような主張をする人たちに拙者は傾倒するのだが、実際には正反対の行動をとってしまう。
    悲しき性だ。

    昨年末に初めて味噌づくりに取り組んだ。
    味噌は基本調味料だからスーパーに行けば買える。さすがにコンビニの味噌は却下。だし入りとかは求めていない。無添加であれば大豆は国産じゃなくても良しとする。そういうレベル。
    だからわざわざ手作りしなくても良いのだけれど、母に「ヒネの大豆があるので味噌作らへんか」と言われ、興味が湧いた。
    何事も経験だ。

    とにかくやってみたのだが失敗した。ちゃんと教わらず、ちゃんと調べもしなかった。

    床にぶちまけた図

    おそらく味噌にならないクラッシュ大豆とこうじと塩のブレンド品が、冷蔵庫の横に置いてある。たぶん6kgくらいあるんだろうな。
    もったいないなぁ……。
    味噌づくりを甘く見ていたようだ。

    甘く見るという性質は、良い面もある。
    行動へのハードルが下がる。何でもやってみようと思える。
    悪い面は失敗するというところだ。

    過去にも甘く見て失敗したよなぁ。
    自転車旅行を甘く見てた。意気揚々と旅立ったのに2泊で戻ってきた。
    イベントの幹事を甘く見てた。インターン先の会社で周年記念イベントの幹事に立候補したけれど、グダグダだった。
    去年は足の靭帯を甘く見てた。さっさと医者に行ってギブスしてもらえば良かった。
    まぁ、結婚を甘く見るのはしょうがないよなー。甘く見るからこそ結婚できるのだ(苦笑)

    味噌の失敗の様子を画像付きであからさまにしても良いのだが、今となっては失敗の原因は明白で、大豆の煮方が足りなかった。もっとヤワヤワに煮るべきだった。
    母曰く「親指と小指で潰れるくらい」だそうだ。

    失敗のままでは終わらせられなくて、年初に再チャレンジを挑んだ。
    今度は上手く味噌になってくれそうだ。
    (6ヶ月寝かせるので、まだ結果は出ていない)

    自転車旅行は悔しさとともに北海道まで行ったし、3ヶ月間旅を続けた事もあった。
    イベントの幹事は今やプロ級。
    靭帯は治り、体をもっと動かしたいと思うようになった。
    失敗は成長の糧になっている。
    だから甘く見るのは悪かぁないと思うんだよな。

    今は小説家になることを甘く見てて、
    トライアスロンを甘く見てて、
    盆踊り会の開催を甘く見てて、
    にわとり飼うことを甘く見てるんです。

    ええよ、ええよ、失敗してまえ。
    悔しさとともに、再チャレンジしよし。

    情熱に、情熱に、お値段つけられない。
    keep trying.

    以上。


  • 残雪の道をカブで走って横転し、死んだと思った。

    残雪の道をカブで走って横転し、死んだと思った。

    残雪の道路をバイクで走ってはいけない。とても危ない。
    そんなの承知しておるが、拙者は駆り出された。

    最強寒波で京都は大混乱に陥って、電車が止まったり、帰宅難民が発生したり、車の渋滞や立ち往生、水道管の凍結など、多くの都人が困ったことだろう。
    拙者はそれらを横目に見て、悠々としていた筈だったのだ。たいへんでおじゃるな、と。
    仕事は休みになったし、ニマニマとお散歩に出かけたくらいである。
    さらにはその様子をブログにまで書いた。
    しかし仕上げた直後、母上から電話がかかった。

    うちの母上は電話口で慌てふためいた口調で、
    「どうしても銀行口座にお金を振り込んでほしい、午後3時までに!」
    と、振り込め詐欺みたいなことを言い出し、時間を確認すると午後2時55分である。
    「あと5分しかないやないか!」
    拙者は荒い口調で返答した。

    うちの母上には勘弁してほしい。パニクった状態でコミュニケーションをとるのやめてほしい。
    めちゃめちゃ緊急事態だ、これをクリアしないと死人が出る、とばかりの切迫感でわめくのだ。
    ミュージカル俳優にでもなったら良かったんちゃうか。

    「不渡りが出てしまう」
    という、ミナミの帝王的な言葉に、緊迫感が増してしまって、普段は悠々としている拙者にもあたふたスイッチが入ってしまった。

    急いでコンビニのATMに行ったが、振込に関する操作方法がよく分からない。あたふたしてる間に撤収。
    郵便局なら近いと思い立ち、急ぎ向かい、ATMの順番を1人だけ待ち、自分の通帳から母の口座へと振り込んだ。

    時刻を見ると午後3時を7分ほど過ぎていた。
    ミッションは失敗したが、もうできることはない。
    母に振込を報告し、完了。

    と、思っていたのに、10分くらい経つと、また母から電話。
    「入金が確認できないらしいので、大手筋にある銀行に直接行ってほしい」
    またミュージカル俳優ばりの悲壮感で言ってくる。
    拙者は聞き返す。
    「何時までに?」
    どうせイマスグという答えだろうとは分かっていたので、その回答に「クソが!」と思いながら通話を切った。

    みんな、クソが!ってなると思う。
    雪で道路が荒れている。大手筋の当該銀行までは、徒歩で30分、電車では20分かと思うが動いてるか不明、となれば、バイクを選択するしかなくなる。
    スーパーカブの足つきの良さなら、2輪2足走行でなんとかなると信じて、防寒具を着込んで、急いで家を出る。
    カブにも雪が降り積もり、シートとキャリアとハンドルの雪を払い除ける。
    寒いながらもエンジンはすぐにかかって、いざ出発。
    そして、その60秒後には転倒していた。

    拙者には雪道を走るライディングテクニックはなかったし、そもそも乗らないという判断力にも欠けていた。
    速度も速すぎたし、前輪ブレーキかけたのも馬鹿だったし、こういう焦っているときには日常の悪い癖が出るもので、普段の乗車態度がダメだったのだと思う。
    おそらく100kgくらいあるカブは左側に横転し、拙者の左足を下敷きにし、拙者は道路に伏し、カラカラとタイヤの回る音がした。

    「あー、クソ、死んだ」
    と、思ったので、死んではいない。
    右足も左足も痛みがあるので死んではいない。
    運良く後続車はおらず、左足を引きずり出し、カブの車体を立て直し、跨がり、再び走り出した。
    とにかく銀行へ行かねばならぬのだ。痛がるのはその後だ。後悔するのもその後だ。

    こうして、二輪二足で気をつけて走り、銀行にたどり着き、秘密の扉から入ったのだけど、窓口の人が言うには、
    「先ほどお振込みが確認できました」

    無駄足かーい!

    トボトボ。
    拙者は大手筋商店街を歪な足取りで進む。傍らにはスーパーカブ。
    通行人とすれ違う。
    こんな雪の日に二輪車に乗るなんてアホやなぁと思われたことだろうな。

    思うところとしては、
    感情的な状態でコミュニケーションとるのやめようぜ、と全社会に向かって言いたい。

    まぁ、母がパニクるのも、拙者がアホなのも、〇〇銀行のシステムが遅いのも、雪が溶けないのも、全体的にはしょうがない。
    だから、臆病に、気をつけて生きてても、こんな感じでトラブルに巻き込まれてしまうので、「攻めた生き方をせよ」と捉えることにする。
    神サマが突っついてきてるんだな、「守ってても痛いぜ」って。
    両足の痛みと雪道への恐怖を忘れず、攻めに変えていくぞ、と思っておる。
    打って出る、その痛みを引き受ける。
    思いついたことは神託だと捉えて、実行に移す所存でござる。

    雪の道を二輪車で走るのはやめておきましょう。
    軽症で済んで、感謝。

    以上。

  • 雪のおかげで旅行気分

    雪のおかげで旅行気分

    昨夜降った雪が、朝になっても健在で、窓から見える世界が輝いていた。
    仕事は休みになるのではないかと思いつつ朝食を食べて、よい時間になったので確認すると、案の定オフだった。

    拙者はたいへん貧乏なので、家にいると部屋を温めるコストがかかる。
    だから渋々、散歩に出かけることにした。
    というのは、ちょっと悲壮感を出し過ぎだな。
    雪の日に外に出ようと思えるほどに、心が元気。

    京都伏見に雪が積もるのは久々で、いつもはすぐ溶けたり、溶けない日はめちゃめちゃ荒れたりする。晴れているのに雪があり、お散歩日和だ。街が輝きに満ちていて、ニマニマしながら歩いた。
    笑顔で歩いていたら変質者だと思われがちだが、大丈夫。今日は人が歩いていないし、車も通ってない。本当に静かで、自分の足音ばかりが聞こえてくる。
    ジャリジャリ、キュッキュッ。

    伏見稲荷に行くことも考えたが、それはベタなので、伏見桃山城に向かった。
    雪化粧のお城を想像していたが、そこまでではなかった。

    伏見桃山城

    拙者が小学校の頃は、スケートリンクがあったくらいだから、こんなのは普通の景色だったんだよな。
    30年ほど前の話。

    近所なのに、いつもとは違う景色に囲まれて、旅に来た気分。
    3時間は遠くに行かないと見られないような景色。
    得だな。

    杉並木

    旅情の漂う高台。

    明治天皇陵

    神々しい陵墓。

    昭憲皇太后陵

    心地よいばかりではなく、耳がジンジンしだして、フードを被ったりもした。
    でも、だいたいニマニマしていた。

    たとえば可愛い彼女がいたら、二人で雪を踏みしめて、キュッキュッと鳴らして、なるほどこれが足音のオーケストラか、なんて思ったりするかもしれないが、たぶん彼女はそもそも「寒いから出かけたくない」と散歩について来ないだろうし、これらはすべて妄想の話なので、とにもかくにも独りでOK。

    道端に人がうずくまっているとおもったら、

    こういうのもニマニマできる。

    1時間以上のお散歩から帰ってきて、こういう時は酒だろうと思って、庭に出た。

    雪見酒

    キンキンに冷えた日本酒は、雪みたいな味がした。
    ちなみに自宅での独り酒を戒律で禁じているが、庭は自宅の範囲に入れてないのでセーフ。
    普段は電車や車の音などでうるさいのだが、雪のお陰でしーんとしてて、空を見上げると鳶が羽を広げていたりして、豊かな時間だ。

    雪で困った方もいるかもしれが、拙者は満喫できました。
    1日くらいならこんな日があってもいい。

    体が元気で良かった。
    ありがたし。

    以上です

  • 二人で閉じ込められるなら雪も良いのだが

    二人で閉じ込められるなら雪も良いのだが

    10年に1度の最強寒波がやってきて、京都にも雪が降った。
    風が強いなぁと思って、17時頃に家の外に出ると雪景色だった。
    この時間にこの雪は交通が危ないなぁと思っていたら、長らく近くの道が渋滞し、エンジンを吹かす音がブォンブォン、タイヤが地面を滑る音がキュルキュルと、賑やかだった。

    皆さん、事故なく帰れましたかね?
    明日は大丈夫かな?

    拙者はいつもとは違う状況に少し興奮気味ですが、この興奮の捌け口は特になくて、ブログに向き合っている。
    今までなら興奮を治めるために赤ワインを飲んでいたところだが、戒律で禁じているので口が寂しい。
    雪の降る日に一人きりで、寂しい。

    人生で1度ぐらいは、女性と一緒に雪山に閉じ込められて、焚き火を燃やして一夜を明かしたいし、それって裸で抱き合ったりするのだろうか。あるいは寝たら死ぬぞ、みたいになって、思い出話を一晩中語るのだろうか。
    しかし、拙者は雪山などには行かないし、今日も出歩かず、早めに風呂に入って、ぬくぬくと夕飯を食べた。
    きっと雪山に閉じ込められることは一生涯ないし、つまらぬ人生だと言える。

    過去を振り返っても、体育倉庫に女子と二人きりとか、ロッカーに二人で隠れるとか、クローゼットとか、記憶になくて、1度や2度は経験したかったものだ。
    マンガばかり読んでいたからダメなんだろうな。

    ホントさぁ、青春時代に、世間的にはちょっと悪いことをしでかして、夜空の下を女の子と一緒に逃げた思い出とか、欲しいよねぇ。ドキドキしたかったなぁ。
    普段は降らぬ雪のせいで、人生への後悔に苛まれてきた。

    こういった後悔への対処法は、チャレンジしかなくて、望む未来を描いておれば、後悔してる暇はなくなる。
    夢を諦めても良いので、さっさと次の夢を見ればいい。
    加齢によってできないことは増えていくけれど、それでも最後まで何かをやりたい気持ちは持てるはずだ。

    今の拙者は「京都ゆるふわスポーツ大会」を実施しようと思っとるんじゃが、上手くいくかなぁ、プレイヤーは集まるかなぁ、みんな楽しんでくれるかなぁ。
    雪山に閉じ込めれれるより、こっちのほうがやりたい。

    以上。