現在U市の観光活性化のお手伝いをしていますが、情報発信のための意見交換会があって色々とキーポイントが出てきたので、共有します。
地元のプレイヤーがやる気を出して一丸となる
事例① 阿蘇ゆるっと博
地元の人を○○コンシェルジュとして、地域の楽しみ方や自分たちの暮らしを観光客に伝え、もてなしている。
事例② 自由市場かげろう座
江戸時代の宿場町の町並みを活かした手作り市(フリーマーケット)とライブイベント。
双方とも、色んな人を巻き込んで成功しているようだ。
ここでの課題は、「地元のプレイヤーのやる気を出すにはどうすればいいか?」だろう。
意見交換会では結論が出てこなかったのだが、私見を述べると、「出番を用意すること」だと考える。
コアな魅力を訴える
事例 竹田城の雲海
以前から城マニアには知られた存在だったが、雲海の写真が広まり大ブレイク。
「地域内のコアな魅力は何なのか?」を見つけることが必要ですが、それはやはり、地元の人がよく知っているのではないでしょうか。
ヴィジュアルも大事だということが言えそうですね。
ターゲットを絞る
情報発信をするにあたっては、対象となる世代によって、欲しがる情報も、見る媒体も全く違います。
一点集中の広報の方が効果的なようです。
では、「どうやってターゲットを絞るべきか?」が課題になりますが、現在のコアなファンを想定するところから始めるべきかと考えます。
SNSで拡散させる
アニメの聖地巡礼で爆発的に集客する場合がある(鷲宮神社など)。
SNS対策は重要度を増している。
どうすればそれが可能かというと、下記の段階における戦略が必要。
注意→興味→知る(検索)→行ってみる→シェアしたい→盛り上げたい
昔、AIDMAという販売における消費者心理の段階を学んだことがあるが、それと似ている。
最近では、AISASやSIPSというのも提唱されているようだ。
ストーリーも必要だし、アイコンとなるゆるキャラ、萌えキャラ、写真スポットなどを効果的につかうべきだとのこと。
以上4点がキーポイントでした。
これまでの仕事でもこの4点は課題に上り、考えてきたことなので、観光まちづくりだけではなく、他の業界にも応用ができると思います。
日常的にも使ってみてください、、ってそれは無理かな。
募集中のイベントはありません