長男の卒園式があった。
長男は0歳児から6年間も保育園にお世話になった。
「愛情をもって育ててくださり、ありがとうございました。」
長男に関わってくれた保育者に伝えたいのはそれだけだ。
でもなぜか、涙が出てくる。
保育者が子どもたちに何を残せるのか。
きっと子どもたちはあれもこれも忘れてしまう。
長男は適温のミルクを飲ませてもらったことも、オムツを替えてもらったことも、もう忘れていることだろう。
形にならないものだらけで、何を残せたか、何もわからない。
しかし、注がれた愛はどこかに必ず残っていて、いつか子どもたちは大人になり、誰かに愛を注ぐ日がくる。
保育者が子どもたちにどれだけ愛を注いでも、目に見えるものではなく、誰かに誇ることもできないが、与えた愛は受け継がれ、誰かを幸せにすることだろう。
「愛情をもって育ててくださり、ありがとうございました。」
感謝が溢れて涙になります。
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